印刷ブログ
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午前中は仕事、午後から夜まではセミナーに懇親会

土曜日は午前中に乾きの悪い大型のシルクスクリーン印刷の白べたをやった。土日と乾かせばいくら零下の作業場でも、月曜の朝までには乾いているはずである。本来であれば電話のならない日曜日中にもう1色進めたいところではあるが、さすがに母親も日曜だけは休ませてほしいという感じであるし、私も何かしらいろいろとやることがあるので、よほどの急ぎがない限りは日曜日は休むようにしている。

土曜の午後は地元長岡市で行われたJICA主催の国際理解教育のセミナーに教員の方のエルサルバドル研修発表会に参加してきた。私は教員でも何でもない身分ではあるが、国際教育には大いに興味があり、またそのような現場を活性化させることは今は大変重要な時期にきていると肌で感じている。シルク印刷やパッド印刷の仕事をしているとどうしても内向き、国内向けの仕事だけになってしまいがちではあるので、貿易の仕事で視野を広めるようにしている。東南アジアにでかけることがあるので、その都度途上国の方々から元気をもらっていると言いたい。日本は先進国のように見えるが、外から見ると後進しているかのように見えてしまう。頑張っている方は頑張っているし企業もそうではあるが、国全体として見ると後進としか見えない。

そのままセミナーが終わり、先生方との懇親会に行き、いろいろな話が出たが、私もまだまだ未熟であると感じさせられた。現場の先生方は新しい手法で教育を変えたいらしいが、上や雰囲気がそうさせないという意見が殆どすべての先生方より出た話には驚いた。現場は悪くない、現場はなんとかしようと努力しているにもかかわらず、おかみがそれを許さないという体制には絶望してしまう。

千葉からわざわざ来られた先生がいらしたので、新幹線の時間までほんの30分ではあったが、近くの居酒屋にご招待し、おいしいお酒に自慢のつまみを一緒に食べた。これで長岡という町の印象が残ったというくらいのつまみを注文したが、如何思われたかはわからない。

日曜はのんびりと起きて、版の位置合わせや午後から娘が今年からお世話になる森の幼稚園へ暖炉用に使える木の切れ端を持参したり、以前頼まれた外国のコインを届けようと思う。
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