印刷ブログ
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シルクスクリーン印刷とカラー分解

土日曜日は久しぶりにのんびりと過ごしたような気がする。里帰り中の妻子には申し訳ないが日曜日の午前中はのんびりと起きて、ほぼ何もせずにお昼までを過ごした。

日曜の午後からは大ロットの工場通函の蓋を1000枚程一人でやり、そのままお彼岸のお参りをして、近くによく通っている西谷鉱泉があるので、そこでの湯治を楽しんだ。夏が終わり急に寒くなったので湯治も長く入ることができ、田んぼの蛙の声やまだ鈴虫の鳴き声が聞こえる場所で、1時間ほど湯治ができた。気分的にもかなり楽になり、帰路にはスーパーでアジが安かったので、焼き魚ように買って家で食べた。

土曜の午後は以前から依頼されていたクリヤファイルのカラー分解の試し刷りを行った。1度目はきれいにでなかったが、色を変えて再度やってみたら見本とほぼ同じものが再現できた。あとは顧客に見せてOKをもらえば100枚刷って完成となる。自分なりにきれいにできたと思うので、たぶん問題なく了承してくれるであろうと期待して、本日の午後にお届けしようかと思う。

今週が終われば9月が終わり、本格的な秋がやってくる。あっという間の時間の経過で驚きではあるが、それだけ充実している日々を送っているのだと思う。今週もどんな仕事がやってくるのか楽しみではあるが、忙しいところに仕事がやってくれば1週間などあっという間にすぎるのであろう。

時間が許すようであれば今週末は妻子に会いに神奈川まで行きたいのだが、新幹線の割引切符を取るには遅いので車かバスで行くことになる。長時間の移動なのでちょっと体が心配だが、それでも1日でも良いので娘と遊んであげたい。
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色の認識の違い

先日は以前出したクリヤファイルの見積もりが決まったと取引先の1社がデータと見本を持参してきた。

黒1色ということで、こちらでも相手が印刷関連の仕事をしている方なので実際のデータを見ないで見積もりを出したのだが、これが黒1色ではできないデザインであった。カラー分解をして、白、グレー、黒をうまくのせることにより再現できるような絵柄だったので、同じ見積もりではできない。網点を活用し何とか1色で再現するにも見本と現実が異なるので、あまりお勧めはできない絵柄ではある。

たまにこういった色の認識の違いが出てくることがあるが、なかなか説明が難しいこともあるし、こちらとしても憶測で見積もりを出してしまった事に問題を感じてしまう。カラーコピーやインクジェットでの1色という想像をシルクスクリーン印刷の1色にあてはめると、どうしてもズレが生じてしまう。すべてがマニュアルのアナログ技術ではあるので、なかなか簡単に機械が行うカラー印刷を再現できないが、無理ではない。

カラー分解をしたデータを見せて3色であればできる、という事を本日伝えなければいけないが、どこまで予算がでるのかが焦点になるであろう。

難しい印刷の1つにはなるが、カラー分解で印刷したあとにできるものはいつも面白い物になっているのである意味楽しみだ

春が来た 

日曜日は久しぶりの快晴、そして春がようやくやってきたような気分だったので、家族で川口町方面に行った。そのまえに地元の悠久山公園で桜を見ようかとよってみたが、まだつぼみの状態であった。来週には3分咲きくらいにはなるのではなかろうか、と思う。

越後川口付近で昼食をとり、そのまま十日町まで足を運んだ。そこで直売店や温泉等の施設を見て、ひなたぼっこをしながら娘が遊ぶのを見ていた。晴れた日曜を外で過ごすのはやはり気持ちが良い、人間自然に帰るとホットするのであろう。

土曜日はカラー分解でのシルク印刷の納期があったので、午前~午後は仕事をやっていた。カラー分解というのはいつも驚かされる技法であり、たったの3色を印刷するだけで添付のような仕上がりの色ができあがる。