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米袋にシルク印刷

この時期になるとポツポツとやってくる、米袋。収穫は終わって袋詰めをしているのであろうと思う、今年もあとわずかになっている。2023年はどうなるのであろうかと思うが、新しい時代に変化してほしいと思う。コロナ禍で回りは”以前のように戻りたい”と言っているが、指摘には”新しい時代に移行したい”と思う。

 

いままでやっていた無駄なことを一気にやめて、新しい時代で新しい仕事に生活をするチャンスだとは思っている

米袋に印刷

枚数は200枚程、今の時期なので恐らくメーカーでは間に合わなかったのであろう。皆が欲しい時期になればどこも繁忙期となる、あらかじめ時期がわかっていれば早めに依頼すればよいが、一気に需要が重なれば間に合わない。印刷といっても成形済みの袋は1つ1つ手刷りで刷らなければいけない。印刷=インクジェットがあたりまえの世の中ではなかなか説明してもわかってもられない、シルク印刷という存在を知っている人の方が恐らく少数派であろうと感じる

 

それだけニッチでもあり、マニアックかな?!

米袋3合にシルク印刷

新潟県だからかもしれないが米袋へのシルク印刷が毎年ある、しかし、、、新潟県だからコシヒカリブランドに乗りかかり販促を怠っているともいえるかもしれない。

それに気づいた農家は直販で自分のコメを売ろうとしているが、やはりデザインも大事だ。いきなり大ロットもできないし、ましてや丹念に育てた特徴のあるコメは大量に栽培ができない。市販でホームセンターに売っているような袋では差別化ができない。

クラフト風の白い紙で3合入る袋にシルク印刷、表と裏の合計3色。文字列も細かい、1つ1つ板を入れて印刷しなければならないので手間暇もかかる、表と裏の3色なので時間もかかる、こういった場合はインクを調整し通常の紙専用のインクではなくSG740を使う。乾きが悪い反面版の目詰まりが無いので作業を止めないで進めることができる。そうでもしなければ300メッシュの細かい文字列が多いので10枚くらい刷っては版を洗浄しなければならないので効率がわるくいつまでも終わらない。

米袋への印刷は小ロットが理想だ、50枚でも100枚でも、お気軽にお問い合わせください
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3合の米袋に3色

通常米袋だと10kgや5kgとそれなりの大きさの袋にシルク印刷をすることになる。弊社でも何度か5~10kgへの印刷を行った。ロット数が少ないとメーカー側でうけてくれないのであろう。弊社で行った枚数は100枚前後が殆どだった

今回は3合の米袋というかなり小さい、それも1晩焚けばおわるような量の小さな米袋への印刷依頼があった。表が2色、そして裏が1色、表の色はユニークで金と薄い水色、かけあわせが綺麗にできている。

ひとまずサンプル刷、問題がなければ量産となるが文字が小さいので洗浄を繰り返してやることになるであろう

米袋への印刷、小ロットで多色で可能です。お問い合わせください

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