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金属のボールペンにパッド印刷

本数は2本、記念品らしい。このような小ロットの場合は本数で単価は出さずに、ポジ・製版代すべて1式で出す。

 

インキはSG740と硬化剤、80度で2時間ほど焼き付ける、このくらいやれば密着はOKだ。120度までやればよいが、どうもパーツが一部樹脂のような感じで変形が怖い。無理は禁物だ

 

そういえば長岡の花火大会が終わった、3日は途中雨が降ったが、たいしたことは無く、そのまま続行。無事終わった、これで夏がおわったような感じになる、あとはお盆だが私的にはお盆はあまり関係がない。

ブリキ缶に回転スクリーン印刷

直径15㎝くらいあるであろうか、これまでで一番大きい円柱形の製品。ブリキ缶にほぼ全面ベタ、その上に白をのせる難題だ。とりあえず終わったが、完成度は90%くらいだと思う、これは難しいので完ぺきを求められたらできないと断るしかない。私的には100%にしたいが、流石に無理だ。

 

量産に向けてある程度改良できるとコツをつかんだので、量産はもっとよくなるであろうと思う。土曜は現場印刷で大きなコンプレッサーの板30枚にシルク印刷、お客さんの作業員に教えながら刷った、途中で交代して刷ってもらったが刷るのは問題は無さそうだ、あとはインク返だ。これはやればできるようになる。

 

日曜は買い物をしたり食事をつくったり、発送したりと、なんだかんだ雑用をこなした。今週からは急ぎの案件がきそうで、忙しくなるが充実しそうだ

サーモスのタンブラーに回転スクリーン印刷

合計で800本程、1色なので問題は無いが、問題はテーパーだ。本来はテーパーがあるタンブラーは専用の回転スクリーン印刷機械で刷らなければいけない。今回はどうなるかと5~10本程試作、面積的にも問題なく通常の回転スクリーン印刷でできたので、そのまま量産

 

素材はステンレス、SG740と硬化剤だと簡単だが密着がいまいちだ、なので1000番インキと硬化剤で刷る。NGを出してもふき取れるが1000番インキは強いので少しあとがのこる。あまりNGを出さないように慎重に、、、と、できそうな写真にトライしてもらった。問題なくできそうなので、そのまま任せることに。

 

私はもっと大変な大きなチェアにシルク印刷をやることに、NGは許されない。その他NGが出せないPET素材の案件もある。今月はあと少しだが気が抜けない週になりそうだ

 

ちなみに画像のTHERMOSはメーカーで印刷済みだ。このくらいなら楽勝だがwww

アルミの筐体にシルク印刷

高さのあるアルミの成形物、こちらに黒1色でシルク印刷。個数は100個程、データが無いのでCADデータをもらい、そこからAIに加工。

 

高さはあるが、しっかりとした成形物なので位置合わせも楽だった。あとはヌキ文字なので希釈をあまりせずに硬化剤を入れて刷って120℃くらいで焼き付ければ問題は無い。今週のどこかしらで仕上げ、祝日明けにでも梱包して発送予定だ。

 

アルミ風のケースにシルク印刷

素材は明記されていないが、恐らくアルミのような塗装済みのケース、こちらにシルク印刷。デザインは4種類ほど、小ロットで行う。クライアントよりインキがはがれてほしくない、という要望があったので、SG740でよいのだがそこはあえて1690Nインキで150℃焼き付け。聞いた話によれば以前は別の業者でやっていたらしいがインキがボロボロ剝げたらしい。

 

1690Nで焼き付ければ剥がれる事は無い、もちろん鋭利な刃物で削れば落ちるが、、、素材破壊にもなるのでこれはインキのせいではない。

 

焼き付けは皆が帰った17時以降に行う、ほんのわずかだが熱が漏れるのですこしばかり場内が暑くなる。夜はだれもいないので問題はないし、エアコンも全て消してあるので電力消費も気にしないで電気釜を使える

ブリスターに詰める作業も行う

とある塗装済み金属製品に印刷し、熱乾燥、検品、そしてブリスター梱包まで一括で弊社で行っている。以前は印刷してそれを1つ1つOPP袋に入れ、到着後に先方で開封しブリスター詰め~ではあったが、このOPP袋梱包作業がかなり手間がかかる。ということですべて弊社で完結できないか?ということで一度担当者が来社し、検品の詳細を伝授してもらった。もちろん数年前なのでコロナ感染症以前の事ではあったが、今は移動も制限されている

 

GW中にもコツコツと仕上げてもらい、GW明けからはフル稼働すれば十分間に合う。今日から業務開始~という方も多いと思うが、弊社は今日からすぐにフル稼働できる体制になっている。休みの間に休まず、そして逆に休みでない時に休めば小さな工場でも稼働率をUpできる

数珠かけの台座にシルク印刷

最初はパッド印刷を予定していたが、台座がネジで固定されているので、シルク印刷できることがわかった。パッド印刷でもできるのだが、お釈迦様がちょうど印刷面にくるので、パッドがあたってしまい、ジグ作成を工夫するなどいろいろと大変なことがわかった

 

であれば、ネジを外して戻す作業をやったほうが圧倒的に早いので、50個のネジをすべて外してシルク印刷で刷った。刷る時間はほんの30分もかからない、ネジを外す・戻す作業の方が時間がかかった

 

インキはSG740、硬化剤を入れた。80度で焼き付け、密着は全く問題は無い

黒に黒でシルク印刷

塗装済みのアルミ風のケース、色落ちしてほしくないとのことなので、ここは1690Nインキに硬化剤を注入し、150度焼き付けする。これでまずほぼ落ちないであろう(もちろんカッター等の鋭利な刃物で削れば落ちるが、、、)

 

黒いケースに細かいデザインと文字で黒1色、ケースの表面はザラザラしているのでインキが入りにくい。強く刷れば潰れる、弱ければ擦れる。。。というやっかいものだが、コツさえつかめば綺麗にできる。弊社ではこういう場合は3回の重ね刷りを行い、1回目2回目3回目のスキージ圧を変えている。もちろん手刷りなので手の感覚だ。

 

半自動機も2台あるが、私的にはやはり手刷りの感覚が一番良い

塗装済みのアルミケースにパッド印刷

ライブ系の商品でコロナの影響でとまっていたが、最近動き始めた。しかしこれからの新しい時代でどう変わるのか、誰も予測はできない。1つだけわかるのは過去には戻れないことだ。

 

合計で250個程、涼しい夕方から始め夜には終わり、そのまま120度で硬化させる。80度と120度での密着が全く違うことを経験している。120度であればほぼ完ぺきだ

アルマイト処理されたアルミへシルク印刷

アルマイト処理されたアルミへシルク印刷、アルマイト処理はそこまでわからないが、地元のアルミ加工会社の社長様に以前依頼を受けた際は、アルマイト処理をしているのであまり高い熱をかけてほしくない、ということで60~80℃くらいが理想だということを覚えていた。

 

今回の案件は昨年地元長岡市で廃業したシルク印刷会社様のお客様だ、版はないらしい。。。そのまま引き取ってもらえれば使用できたが、ポジも版も何もないので、データから再度製版を行い、印刷。 個数は80個程、今夜焼き付けて来週早々には納品できるであろう

 

 

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