印刷ブログ
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木製のハンガーにパッド印刷

ハンガーにプリント、印刷面が凹んでいるのでスクリーン印刷だと滲んでしまう、ということでパッド印刷でプリントすればOKだ。 130個程、指定DICでのプリント。卒業時期になるとこういうハンガーが多くなるのが毎年恒例のパターンだ

 

2月は動きが鈍いかと思えばそうでもない、数が多い案件が続いているので終わるまで納品書がかけない、よって売上の数値が低いがその分3月が多くなるであろうと思われる

パッド印刷を始めて10年ほど

父親の他界により自然と引き継いだこのスクリーン印刷事業、当初はスクリーン印刷だけで平面のみだった。それでは世の中の需要を掴めないと感じて、私がやり始めたころにはパッド印刷を導入した。

 

それも専用の機械を買うのではなく(そんな資金も無かったくらいどん底に近かった)、如何にして小ロットの需要を掴めるかというところだった。半自動機のパッド印刷機械はそこら中にあふれていたが、それでは小ロットができない。製版代にセットが大変で100個以下の小ロットには不向きだ。私が中学生だった頃に半自動機のパッド印刷機械があったのを覚えていたが、とても小ロットには向かない。

 

探すに探してたどり着いたのが東京足立区の安心堂さんだった、手動式のパッド印刷機があり、すぐに見に行って購入を決めた。手動なので玩具だろうと思う方もいるが、プロ並みの仕事ができる。自分で何もしなければたんなる道具で終わるが、それを創意工夫で改造すれば半自動機のパッド印刷機械より使い勝手が良い。なによりも導入費用が低いのがありがたかった。

 

あれから10年も経過しているが、製版もほぼ100%1回でできる、昔は3回4回と製版をやり直して樹脂版を無駄にしたが、今はほとんど無駄にせずに製版ができるまでコツをつかんだ。パッド印刷の製版は高い、しかし自分でできればこれがとんでもない安価でできてしまう。

 

ハンガーにパッド印刷

ハンガーにパッド印刷、印刷部分が凹んでいるのでスクリーン印刷では難しい、やったことはあるがやはり滲みやすい。ちょうど2案件あるので、連続でパッド印刷を行う。

 

製版がうまくいかなかったので、やり直しをしたが、版の在庫が残り2個とギリギリだった。なんとか綺麗に製版できたので、そのまま量産開始。先ほどオンラインで注文したので今週中には届くであろう。20版程在庫すればいつでも製版ができる。

 

パッド印刷をやり始めてもう10年経過するが、製版も印刷もだいぶ成長したと思う。昔は製版すら綺麗にできなかったが、今はほぼ100発100中でいける、プリントもコツをつかんだので、問題は無い。濃淡だったり濃さ等もあるが、これもほぼ解決できるまでに成長した。始めた時とくらべれば随分楽になった、また新しい事にチャレンジしようと思う

 

紙コップにパッド印刷

専用ジグがあればやりやすい、しかしなかなか設備投資をしてくれない。1回使って捨てるので安く~と理解はできるが、パッド印刷をする方にとってはそれなりに工夫をしているので安さを追求されても無理が出る

 

メーカーで形になるまえに大量に作成すればよいが、そこまでいらない数量の場合は成形品に刷る。多少工夫しているが、もう少し調整すれば量産化できるかもしれない

電動歯ブラシにパッド印刷

今週はパッド印刷が忙しい、一瞬の隙もないくらいにパッド印刷が連続している、ある程度できる範囲で進めて、その合間に小ロットのパッド印刷を入れる

 

今週はなんとなく寒さが厳しい、こういう時こそ仕事に集中しようと思う

異形ライターにパッド印刷

パッド印刷そのものは問題は無いが、問題は印刷する位置出しだ。円錐形でライターのボタンの下にプリントなので、なかなか難しい。PP製品等を使ってある程度の位置決めができるジグを作成して量産する。コンマ㎜単位はいわれないので、こういった簡易ジグで問題は無い。

 

個数は500個程、今日の午前中で終わるかな、という感じだ。

ハンガーにパッド印刷

木製のハンガー、中心部が湾曲しているのでスクリーン印刷ではやりにくい、という場合はパッド印刷が活躍する

 

本数は100本程、色はゴールド。この製品にはSG740に硬化剤を入れるが、SG740と金粉は相性が悪い、そこへ硬化剤を入れるので益々相性が悪くなる。ゲル化が早いのでスピード勝負だ。1時間ほどで終了

 

今日は祝日だが荷受け等があるので、午前と午後は小ロットをやったり、来週の準備をしたりなどをすることになる

東京に滞在

月曜の夕方から火曜の夜まで、東京に滞在した。理由はお世話になった方の法要に出席する為で、最後の最後まで見届けたかった。形ある人間から白骨になるまでの最後を見届けさせてもらった。最初はどうすればよいかわからないほどだったが、最後にはあちらの世界に旅立ったと思えば、安心して見送ることができた

 

かれこれ小ロットのパッド印刷をもとめてからのお付き合いでもあり、いろいろな事を学ばせてもらった。私にとってはお師匠さんにもあたる存在で、人生を変えるきっかけにもなったと思う。私もまだまだ生きるつもりではいるが、いつかあちらの世界にいったときはお師匠さんを見つけて、二人でお酒を酌み交わそうと思う。

 

今日は小ロットや急ぎ案件などをこなして、午後は晴れなのでパッド印刷の製版をしようと思う。

紙コップにプリント

問い合わせが多い内容、しかし使い捨て紙コップは激安で安さが勝負のような製品。単価はわからないが恐らく数円か10円レベルの製品だとは思う。1回使って捨てられるわけだから、安くなっていると思う。そこへ紙コップ以上の印刷代金がかかると案件はまず決まらない。

 

機械で大量生産したものと人間が1つ1つ刷るもので差がでるのは仕方がない、だが世の中はそれをあまり理解していない。ということでできる成形物ではあるが、まず決まったことが無い

 

そもそも1回で捨てるような世の中を変えたい、このままでは地球環境の悪化がとまらない

 

孫の手にパッド印刷

小さな孫の手?の持ち手にパッド印刷、素材がなんだかわからないが、SG740と硬化剤でそこそこ密着している。 小ロットで200本程、あとは包装して納品だ。こういった小技は午後からくるスタッフに任せている 今週も暑い、今年は異常だ。

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