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名札の名入れが続く

新年度の新社員か入れ替えであろうか、今週は名札印刷の依頼が続いた。例年あることではあるが、新年や年度明けになると名札の印刷が多い。

そのまま表刷りで名入れする名札もあれば、裏刷りをして最後に白や銀でベタうちをする印刷もある。逆刷りとなるとなかなかピンとこないかもしれないが、文字を反転させ、透明なプラスチックの裏側から逆に印刷、ひっくり返すと普通に見えるようにするのが逆刷りである。これは名札で良く使われているが、バスや電車の車内ステッカーの場合も使っている。

今はほとんどインクジェットで出すであろう車内ステッカーではあるが、色数や枚数によってはシルク印刷でやったほうがはるかに安い場合がある。~5枚程度でカラーあればインクジェットの方が圧倒的な安さになるが、4色以下で10枚を超える場合は弊社にもちこむ方が多い。100枚を超える場合はシルク印刷の出番で、圧倒的なコストパフォーマンスが謳えるが、昔からのシルク印刷は版代が高い、ということでなかなか周知されていない。

技術の革新により製版に使うフィルムの出力も今は家庭用インクジェットプリンターで簡単にできてしまう。フィルムのシートの調達、インクジェットの出力の設定さえ間違わなければいとも簡単にフィルムが出力できてしまう。それも外注に出す10回分で20mロールのフィルム素材が買えるくらいなので、そこそこのプリンターを買って自社内でやればなんとでもなるし、すぐにフィルムができ、製版にとりかかることができるので、納期短縮にもなる。

まだまだ自社内でできることはたくさんあるとは思うが、来週東京で行われる先端印刷見本市に1日だけ出かける予定があるので、そちらで何か新しい技術を見てこようと思う