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アルミ 鉄素材に印刷

最近は減っているがメーカーの機械の面板に印刷する仕事がたまにやってくる。こちらの計測器メーカーさんは地元新潟に会社を構えており、少量生産なので必然的にmade in Japanになってくる。大量生産するほどのニーズがある商品でもなく、必要な人だけが買ういわばニッチな商品である。

何度か拝見させてもらい、自宅でも使用しているので理解できるのだが、そこらへんのスーパーや家電店で売るような商品ではないのは確かである。物によっては南極や北極の観測地点で使われる計測器もあるとの事で、世界的に進出している零細企業の代表例とも言えよう

昔からその会社の計測器の面板に印刷を行っているが、こちらは鉄であったりアルミであったりと、インキの密着が悪い素材が多い。しかし適切なインキと硬化剤、焼き付けを行えば問題は無い。いままではセイコーアドバンス社の1000インキを使用していたが、SG740の方が相性が良いのではないか?と思い、1台試験印刷をしてみた。

特に問題もなさそうなので、これからはSG740に切り替えようと思っている。以前は1000が主流ではあったが、最近の印刷実績からしてアルミ、ステンレス系はSG740に硬化剤を入れればガッチリと密着することが実証できている

今日も引き続き2000枚のクリヤファイル名入れがあるが、今週中には終わらせたい。クリヤファイル専門業者に頼む価格よりは安くできてしまうのがシルク印刷の強みでもあろう。(フルカラーは専門業者に任せた方が良いかもしれないが、1-3色程度であればシルク印刷の方が圧倒的に安くできる)
snow

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