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上京に小ロット4色パッド印刷

週末は上京した。金曜日にはビックサイトで先端印刷技術見本市があり、特に行かなければならないというショーではないが、インキメーカーのセイコーアドバンスや帝国インキ、みのグループや十条ケミカル社が出展しているので、何か新しいものがあるのかとふらっとでかけてみた。夕方からは貿易事業で取引のある東南アジアの会社の担当者が東京にきているので、面会予定でもありプラス週末を妻子と過ごすこともあり、ちょうど良い機会なので上京となった。

見本市では特にこれといったものを見つけることはなかったが、いろいろなものへしっかりと印刷されている企業様が多く、自分にとっては良い刺激となった。まだまだ弊社の印刷のレベルを上げることができるであろうし、現状に満足してしまえば何の技術革新もなく、市場に取り残されてしまうであろう。常に何か新しい印刷に挑戦ということで、一昨年はパッド印刷にを再開、昨年は曲面印刷となった。今年はいったい何をやろうか、とまだ決まってはいないが、何か新しいことを始める気合いだけは十分である。もしかすると印刷とは関係ないことを始めるかもしれないが、それでも主体はシルクスクリーン印刷にパッド印刷となる。

個人的にはもっともっとパッド印刷を広めたいので、そちらの営業にパッド印刷ができる手法をあみだすことになると思う。4色刷りでカラーのパッド印刷をやろうかと思うが、そこまで需要がなさそうなのが現状かと感じているが、価格次第では求めているお客さんも多々いるのではないかと思う。どうしても自動での4色パッド印刷となれば小ロットに対応していないし、対応したとしてもとんでもない金額になるとは思う。そこをなんとか小ロットで、しかも4色刷りが凹凸のある物体にできれば市場が広まるとは思う。何かしら依頼があれば治具を作成し、それなりにとりかかるのではあるが、やはり予算オーバーとなることが多く、しかも小ロットでそんなパッド印刷はやらないであろう、という先入観から今のところはそのような依頼がない。時間をみつけて何かしら試作してみれば説得力が出るであろうから、今年は挑戦してみようと思う