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パッド印刷でミリ単位の調整と2色刷り

昨晩はその日に依頼があったパッド印刷での試験印刷を行った。今日の午後までには欲しいということで、私も今週はバタバタと仕事が重なっているので、夜のうちに仕上げようと思い、作業にとりかかった。

あらかじめ製版はすぐにできるので夕方のうちに製版を行い、子供を寝かしつけてから作業にとりかかった。1つめは水玉模様の白1色をプルタブオープナーに印刷するので、それ程難しくはなかったが、2つめは同じ素材に2色印刷となった。花火の模様を2色でいれなければならないが、被印刷体のプルタブオープナーが小さい物なので、なかなか位置合わせが難しい。1つの花火ともう1つの花火の間隔が1㎜もないような物であり、さらに失敗しても拭くことができない素材なので慎重にやらなければならない。

試作印刷としては上手くできたと思うが、これが本番となった場合はもう少し治具を改良しなければならないと思った。実際決まるか決まらないかはわからない案件だが、決まったとなれば千個単位で出るものになると思うので、治具作成に知恵と時間をかけることになる。

こういった難しい仕事になればなるほど面白くなってなかなか止まらなくなるのが私の悪い癖かもしれない。もっときれいにそして完璧にと求めてしまうが、止まりどころが無くなってしまうので、昨晩は納得いった段階でひとまず終わりにしておいた。

今日クライアントに見せる事になるであろうが、どういった結果になるかが楽しみではある

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