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レザーケースにシルク印刷

ちょっと柔らかい、だがジグさえ作れば問題は無い、インクはSG410に硬化剤でOKだ。個数は100個程なので弊社の得意な小ロット。今週は忙しかった、来週もフル稼働だ! お仕事があることがありがたい、しかしあまり集中してしまうとさすがにパンクしてしまう。。

 

大きなコンテナの出張印刷相談もあった、これは大変だがやりがいがある

レザーにシルク印刷

合皮か本革かわからない製品、とりあえずテストとのことだったのでテストしてみたが、密着不良だった。そもそもテープ剝離を試したら革そのものが破壊(素材破壊)されているので、そもそも密着してみ意味がない製品となる。

 

本来の使用用途でここまで故意に剥離を試みるのは業界でのテスト時くらいで、普段はそのようなことはしない。ノベルティ目的という意味では十分合格レベルだとは思う

合皮のファイルにシルク印刷

合皮でできているファイル、表面が多少ザラザラしているのですんなりとは印刷ができない。文字列も細く離れているデザインなので、下と上で別々にする。当初はそのようなデザインではなかったが、途中で変更、見積もりとは合わないがまぁもうやるしかない。

 

細いデザインの方は10枚刷っては版を洗浄した、太い方は全く問題なく連続で50枚刷り、白を濃く出すために2回刷り。上のデザインは細いので2回刷りするとズレが懸念であったので1回刷りで終わらせた。比較すれば多少濃淡があるが、見た目殆どわからない。プロが見てわかるレベルであろう

合皮のスリッパにシルク印刷

スリッパにシルク印刷は可能だ、しかしスリッパそのものをフラットにしてあげるジグが必要になる、弊社にはそれがあるので印刷は可能だ。しかしもう少し簡単にできないかと試行錯誤も考えている。

 

いつまでも同じやり方ではなく、毎回工夫して効率をUpするのが仕事だ

合皮のスゥエード面にシルク印刷

合皮、それもスゥエード側で毛羽立ちがすごい、毛羽立ちをいったんならすように手で調整をして連続印刷

 

インキはSG410、硬化剤を入れればばっちりだ。これがシューズになるらしい、どういう完成品なのか、、わからないが、定期的にリピートでやってくる。

 

合皮へのシルク印刷、可能です。

スリッパにシルク印刷

よくあるホテルなどのビニール製のスリッパ、あまり進んでやろうとは思わないが、ここ最近頻繁にくるようになったので弊社にあった専用ジグを少し改造し、作業性をUPした。

 

とは言っても手作りのジグではあるが、、、80足分、1時間ちょっとで完了。だいぶ慣れてきた、ビニールだが合皮にも見える、SG740でも良いがSG410の方が密着性とスリッパでは刷りやすいインキだと思い、最近はSG410を使用している。もちろん硬化剤はいれないで完全密着だ

 

合成皮革のパスケースにシルク印刷

合成皮革製のパスケース、おそらく 名刺かネームカードを入れる感じだ。

 

合成皮革なのでSG410インキ、細かいデータに抜きのロゴ。力加減でつぶれるロゴだ、白インキなのでコンクを使用、濃く出るよう120メッシュを使用、つぶれを考えれば150メッシュでもよかったような。。。

 

手刷りの力加減を操作し、ロゴがつぶれないように全数仕上げる・ほぼ問題はなかった、プロの目からすれば気になる個体が数枚あったが、普通にみればわからないレベル。こちらも急ぎ。師走の時期に1週間以内の納期だ

 

 

金曜に全数仕上げあとは梱包。今週はタイトな納期が多い、毎晩夜まで仕事だがあと数週間、頑張る!

合皮のスリッパにシルク印刷は

合皮のスリッパにシルク印刷、印刷面を平らにすればできるので問題は無い。あらかじめジグと位置出しを行い、スタッフに説明し印刷をしてもらう。NGは0個、完璧に仕上がった。コツとジグさせしっかりとやれば、だれでもできる。

 

しかし問題は乾燥だ。。。今回は200足、ドライラックに平らなシートをしき、ラックを5-6段おろして、その隙間に縦に入れて乾燥させる。こうすれば、週明けまでほったらかしで自然乾燥、そして場所をとらない。ちょっとした工夫とアイディアで作業場を効率よく利用できる

 

2層でフワフワしているベビーカーの背もたれに

スクリーン印刷、、とは思ってもいなかった。画像を見た感じではキャンプ用のチェアのように多少は硬いポリエステルかと思い、私も子供を連れていた時に使用したベビーカーを想定していたが、到着してびっくり、、、クッションのようなフワフワ素材で中が空洞で2層になっていた。

 

これはまずい、、、と思ったが、もうやるしかない。なんとか試行錯誤をし、できる範囲でやりとげた。さすがに100%完ぺきには仕上がっていないが、プロの目からみての判断なので、納期と想定していた素材状態と異なることからもう間に合わない、できる限りのことを行った。こちらで事情を説明し納品することになるが、恐らく大丈夫だと思う。細かい事を言ってしまえばきりがないが、見た目は問題は無い。

 

こういうことはよくあるが、通常判断とプロ判断では異なる、もちろん手抜きをしたいわけでもなく、極力綺麗に仕上げたいが、できる範囲を超えていた。これで今週の難題がなんとか終わった、あとは急ぎの案件をもう2つ仕上げ、水曜日は終日上京することになる。GWはどうなるのか、まだわからないが、東京での商談で5月からのスケジュールがおおよそ決まるかもしれない

PU合成皮革へスクリーン印刷

合成皮革素材への小ロット10個印刷、SG410でもスーパーナイロンでも密着する表面なので、ちょうどあったスーパーナイロンのメジュームに銀粉を入れ印刷

 

来週やろうかと思っていたが、どうしても気になるので、昨晩仕上げた。のんびり乾燥させ、週明けには発送、それでも納期1週間前となるので十分間に合う。

 

こういう小ロットが弊社の得意分野だ、それがどんどんできる職人を育てなければならない。3月がもうすぐ終わる、月日の経過が早く感じてしまう

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