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楽に落版

楽に落版をしたい、以前は剥離液をスポンジに染み込ませて1つ1つ擦っていた。しかし夏場は汗がでるし、かなりの重労働だ。

 

6年ほど前に出かけたアメリカの見本市でみつけた、浸水式のタンクで落版。これだ、と思い価格をみたが、容積が大きいので輸送コストが大きい。日本の代理店もあるが在庫するような製品ではないので、あきらめることにした。しかし類似品はあるであろうと探して、ホームセンターにあった床置きのPEのバットを買った。たしか3000円程だ。

 

PEなので剥離液を入れても溶けない、PPがベストだがなかった。いまは剥離液をPEのバットに入れて、版を浸すだけ。表5分、裏5分浸して最後にスポンジでこすればほとんど落版できる。細かい部分は再度剥離液で擦るが、随分と楽になった。

バキュームの修理

製版時に真空にするバキューム装置がある、ゴムとガラスでバキューム吸引して真空にするとアルミ枠とポジが動かなくなる。

 

このゴムが厄介だ、弊社の製版機は大型で前回ゴムだけ調達して10万円を超えた。さすがにこの経費は痛い、しかしまた切れてしまった、なんとか修正しようとゴムに密着するテープを見つけた。これで修正して、なんとか完了。この先10年はもってほしい

シルク印刷で目詰まりをさらに無くす

PPTインク等は目詰まり激しい、でもどうすれば改善できるか。 ナカノケミカルさんよりお勧めされたカバーコート剤を使ってみた

 

いままで4回で目詰まりした案件が倍の8回でも目詰まりしない、自分で手刷りで吸っても滑りが違うくらい感じる。これを機械で刷っていれば感じないであろう、やはり手刷りの感覚は大事だ

スクリーン印刷の限界に挑戦

380メッシュでスクリーン印刷、なかなかやらない高メッシュだ、しかし今回は1個なのでなんとでもなる、。もう1つ450メッシュをもっているが、それが活躍する案件がまだない。UV印刷用の紗張りだが、やりかたによってはスクリーン印刷でも問題は無い

スキージたて

正式名称はわからないが、手刷りの際にスキージを寝かせる・たてる道具がある。これはアメリカの見本市で見つけて、絶対に欲しいと思いメーカーに問い合わせて購入した。直接購入でもよかったが、その場では売っていないとのことだった。

 

しかしこれがあると無いで雲泥の差となる。スキージをどこかに置いたときにインクが飛び散ったり手に着いたり、これがあれば多少は飛び散ったりするが、でもすくなくなる。なんといってもスピードが速くなるので生産性がUpする。

 

気になる方は個別にメッセージください。どこで購入したかシェアできます。というか自作でもできるようなパーツかな

赤 アメリカンレッド、ファイヤーレッド、ルビーレッド

色指定がある場合はどうするか? DICに合わせるならば特色調合を行う、もちろん無償ではなく多少の手間賃を頂戴する。人間の感覚と確認で、長い時は数時間もかかる場合がある。刷ってすぐにわからないので、乾燥させて何度か調合を重ねる。完成品はOKだが、そこまでの手間がかかる

 

黒や白という場合は缶から取り出した1発の色で刷る。問題はそれ以外の場合で黄色、赤、緑、青~等だ。原色でもかなり違う場合もあれば、赤の場合は3種類も原色で存在する。アメリカンレッド、ファイヤーレッド、ルビーレッドの3種類。どれも全部違う。。。

 

今回はクライアント様に1発の赤を刷って写真で送付。写真と現物、光の当たり具合、モニターなどでも違うがそこまでシビアではないらしいので、1発の原色の赤で量産を開始する

意外と使うTシャツ台

何年か前にポンチョ(レインコート)にシルク印刷する為に買った1色専用のTシャツ印刷台。シャツはほとんど刷らないので使わないかなと思えば、意外とトートバッグやバッグ類、カットクロス等、使用頻度が高くなってきている。贅沢を言えばもう1台あれば助かるが、毎日使うほどの頻度ではないので、スケジュール調整しながら稼働させている

 

今迄バッグ類は中に板をいれていたが、Tシャツ台で刷った方が早いし綺麗、そして重ね刷りができるので白の場合は濃く再現ができる。今日から寒波らしいが、慣れているので特に問題なく稼働することになるであろう

ポリカ製品のクラックを解決する

100%約束はできないが、新しい溶剤でポリカ製品のクラック防止を検証中だ。先週はT-980 のリターダーを使って300個程刷ったがクラックはゼロ。今回はメーカー推奨のT-952で刷ってみてどういった結果になるかを検証する。どちらも0であればT-952の方がお得だ。

 

いままでさんざん悩まされてきたが、これで解決すれば歩留まりが少なくなり、生産性もUpする

テープの端だけが粘着無し スクリーン印刷用の専用テープ

アメリカで見つけたテープ、日本では廃番になったらしいが理由がわからない。感覚としては時短・生産性Upよりはコストを重視したのであろうと思う。私的には逆で生産性Upできて時間の手間暇を削減できるのであれば、多少割高でも構わないという考えだ

 

構造は簡単で、OPPテープの端1㎝くらいが粘着が無く、剥がすのは早い。そして幸いにも上手に使えば再生できるので、ある程度は繰り返し使える。梱包には不向きだが、スクリーン版の目止めなどには十分活用できると思っている。

 

業界向けではあるが、もし気になる方はプロモーション価格にてお試しでご提供しますので、個別にメールください。 円安だからアメリカからの仕入れは割高でした(汗)

小さなアングル枠の版

突起がある成形物などには通常の版が使えない。写真のようなアングル枠という版を使って刷る。こちらの製版も少しコツがいるので、普通のやり方とは異なる。バキュームで製版をする際にきちんとポジが密着するように版の内側にタオルやスポンジなどを入れなければならない

 

今日明日は少し難しい成形物への印刷が待ち構えているが、2日もみっちりかければ終わるであろう

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