印刷ブログ
BLOG

123

ぷにゅぷにゅしている製品にシルク印刷

中身がゼリー状の液体になっている製品の表面にシルク印刷、中身が液状なのでそのまま刷れば滲んでしまう、パッド印刷ならばできるかもしれないが、あるコツさえ知っていればスクリーン印刷で問題なく刷れる。 素材はPVCなのでSG740インク又はACTであれば密着する

 

今回はテスト依頼だったので、3個程テストしたが、1つも滲まずに綺麗に刷れた。これでまたできる案件が増えてしまったが、問題解決をしていると楽しい

 

今日は終日都内に滞在するが、午前中は所用で大事な案件となる。午後は取引先に顔を出して夕方の新幹線で新潟に戻ることになっている

PVCの透明バッグにシルク印刷

水泳とか温泉でつかうような透明のビニールバッグ、印刷は問題は無いが製品が硬い。軟質ビニールバッグなので冬場は硬くてすれない、夏場は比較的柔らかいのでまぁまぁ刷れるがそれでもすんなりとは刷れない、まさに印刷職人泣かせの素材である

 

いままでいろいろと苦労していたが、とある方法でやってみるとほとんど滲まない、滲んだとしてもプロ目線でわかるレベルでほとんど気づかないくらい綺麗に刷れるようになった。右手と左手を同時に使う方法だが、なかなか難しい。でも慣れたものだ。そういえば昨日は長岡花火の初日だった、私は毎年見ないでいいので、製版したりメール返信したりで夜を過ごした

ポリ塩化ビニルにシルク印刷

ポリ塩化ビニル製品、PVCなのでACTでもSG740でもどちらでもOKだ。今回は刷りやすさを重視する為にSG740,念のため密着テストで問題は無い。

 

ただPVC素材はガタガタしているので刷りにくい、ある程度のコツが必要だ、昨晩は現場印刷があり戻りが22時頃だった、今日も引き続きあるが、あまり遅くならないように引き上げようと思う

大型のビニールシートにシルク印刷

かなりの大型で長さは3mちかい、幅も1m、しかし印刷範囲は60㎝くらいの文字列だ。日曜の午前に開始して、午後には終わるくらいの小ロット。しかしセットや位置出しに時間がかかる、刷るのはほんの5分程度。大量に刷るほどの需要もないので、週末が適している。

 

さて、今週は年度末の最後だ、ほぼ急ぎの案件は終わってあと数件おわれば4月にやれば間に合う。今週は時間との勝負になりそうだ

PVC素材のカバーにシルク印刷

PVC素材、ACTというインキで密着する。数量は60個程の小ロット、こういうロットが得意で好きだ。PVCは軟質と硬質があり、軟質は刷りやすいが硬質はいったん柔らかくするために窯であっためてからすぐに刷らなければならない。

 

なんだか昨日は梅雨のような陽気だった、梅雨時期は製版も印刷も嫌な時期だが、毎年やってくるので仕方がない。気候変動かなにかで梅雨がなくなってほしいが、そうなれば農作物に影響が出るのであろう

PVC製のジャケットにシルク印刷

海で着るようなPVC製のジャケット、こちらの3か所に別柄でシルク印刷。なかなか取り回しが難しい商品で背中は大きなデザインが入る、PVC素材にはSG740でも良いが、やはりACTというインキが一番密着する。このACTは刷りにくいインキだ、揮発が早い分すぐに目詰まりしてしまう

 

先日は猛暑で35℃前後、工場内はエアコンをつけているがそれでも暑いので、目詰まりが早い。今回は3枚だったので1枚1枚版を洗浄して仕上げた、連続印刷をするならば冬場が良いかもしれない。

 

今週は木金が祝日になるらしいのであと2日のみとなるが、仕事があれば木金も稼働しようと思う。そこまで仕事があれば幸いだが、どうなるかはわからない

PCVのビニール腕章にシルク印刷

ビニールの腕章、選挙で使うらしい。片面で2色、枚数が多いがなんとかなる、PVC素材にはACTというインキ、これが使いにくいインキだが、幸いにも弊社に在庫があるので使用。

 

2日程かけて2色を仕上げる、重なりがあるデザインなのですぐには刷れないが、ACTは揮発が早いので乾燥も早い。その分扱いにくいインキでもある

PVC生地にシルク印刷テスト

PVC生地、本当はACTインキが良いが、今回はゴールドの色指定。ACTインキと金粉は相性が悪く化学反応が出るので刷れない。

 

SG410と硬化剤でやってみたら意外と密着したので、SG410を使用。それでも使いにくいインキではあるが、ACTと金粉よりはましだ。今回は少々かわったハイブリッドな金と銀の試作。どうなるか楽しみだ

ビニールの腕章にシルク印刷 2色

随分とやっていなかったが、珍しくビニールの腕章にシルク印刷依頼がやってきた。2種類で2色、重なりがあるデザインではあるが、それほど難易度は高くはない。

 

合計で60枚程、赤は同じ版なのでまず赤を仕上げて、その間黒の位置合わせなどを行い、祝日ではあったが夕方には仕上がった。ビニールなのでSG740でも良いが、ちょうどビニール用のインキのACTが在庫であったのでACTで印刷。もちろん剥離テストを行い、目詰まりしないようにT-980で希釈。

 

祝日もフル稼働していたので、曜日の感覚はあるし、少しでも前に進めたので今週予定していた案件よりも多く刷れそうだ。そこへ急ぎのメールが入っていたが、問題なく対応できる

PVC製のスマートエチケットセットにシルク印刷

PVC製品、かなり柔らかい。写真では判断できないが、指で押すと凹む。そして2層になっている、、、これはやっかいだが、写真をみただけでは気づかない。最終的に製品が到着して気づくこともある。しかしもう戻れない、、

 

どうすればできるかを考える、それなりの工夫をすればできるであろうが、はたしてうまくいくのか。やり直しもできない素材だ、こういう案件が多い。そしてみなやりたがらない、、、失敗は成功の元ではあるが、NG分を社員に請求はできない、会社のロスとして商品と時間の両方をカバーするしかない。それも数年やればできるようになると思う、毎回同じミスをしているということは成長が無いことだが、そういうこともない。ひとそれぞれ誤差はあるが、1歩1歩前に進んでいる

123