印刷ブログ
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POE ポリエチレンの傘生地にシルク印刷

POE ポリエチレン、インキは弊社に在庫であるものを使用、かれこれもう何年もやっているので慣れたものだ。時々生地の撥水加工が強すぎて印刷できない場合があるが、それを除去する方法を先月に考え付いたので、これからは印刷ができる。

 

GW前あたりから傘への印刷はパッタリ止まっていたが、ここ最近またすこし動き始めた気がする。以前のようにはならないと思うが、案外日傘をさしていると適度な距離を保てるので、今言われているソーシャルディスタンスの2mを保てるであろう。それで日傘が注目されるか否かはわからない

 

今週は天気が良い、気持ちが良くて今までのコロナ騒動を忘れるくらいだ

扇形に刷る シルク印刷

成形物の状態によっては、刷り方を少し変える。今回は特殊なもので大きさもあり、障害物もある。まっすぐ刷ってはあまり綺麗に出ない、ビニール風の素材の成形物なので印刷面のビニールの空気が出るようにわざと扇形に刷る

 

それで解決ができる、綺麗にすれる。半自動機ではできない、手刷りでのコツが沢山ある。1つ1つ成形物を確認し、データの方向なども関係する。横から見れば単に刷っているだけに見えるが、実は奥が深い?!

 

ビニール傘の内側にスクリーン印刷

ビニール傘の表面への印刷はよく手掛けているが、内側にはあまり行っていない。しかし弊社では何年も前から地元十日町の児童傘の内側に印刷をしている。

 

昔は一人が傘をおさえ、もう一人が印刷をした重労働であったが、今は治具を作り、一人でも印刷ができるようになり、効率化している。合計で40本程、一人で最初から最後まで仕上がった。

 

裏面には版のアルミ枠が骨にあたらないように工夫しなければならないが、これも創意工夫次第で問題なくできる。

 

ビニール傘の内側への印刷、お問い合わせください。