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カレンダーの時期

先日は頼んでおいたカレンダーが届いた。印刷会社といっても弊社はシルクスクリーンの平面印刷、曲面印刷にパッド印刷という普通とは変わった特殊印刷を手掛ける会社となるので、紙媒体のオフセット印刷のようなものは全くと言ってよいほどできないし、苦手ではある。

普通は印刷=紙という想像をされる方が殆どではあるが、弊社の場合は形ある物への印刷が殆どで、それらはプラスチックから始まり、木、鉄、アルミ、小物入れ、ボールペン、ボール、その他とにかく何でもといって良いほど例をあげればきりがなくなってしまう。

作製したカレンダーは今では珍しい日めくりタイプで、年末のあいさつまわりように作成しているものである。今年は12月がバタバタするとわかっているので、早めに配ろうと思い、早速今日からカレンダーを渡しておくことになる。日めくりカレンダーがなかなか無いので珍しがって毎年期待されているお客さんもいるようで、先代の変わった性格をそのまま子供として引き継いでしまったかのように思える。私も普通は大嫌いで、必ず人とは変わった、異なることをやらなければ人生もったいない、という感覚に陥る場合が多い。

そのおかしな性格がプラスとなり、うまい具合に自営業を営んでいけてるのかもしれない。人まねだけしていればいずれは価格競争というものに引きずり込まれてしまい、資金力のない弊社のような零細企業はあっという間にやられてしまう。人が嫌がる仕事ややろうとしない仕事を手間暇かけてやることにより、仕事が続いていくのではないかと思う。

11月もあと2週となり、師走なんぞあっという間に過ぎるであろうという感じがしてきた