印刷ブログ
BLOG

...45678...

デニムマルシェバッグにシルク印刷 1色

今回は黄色、青い生地に黄色なので難しい、どちらかといえば白の方がやりやすい。黄色をそのまま刷っても沈んでしまい、青と黄色を混ぜたような色になる。指定DICがあるので、試行錯誤を行い、硬いインキで5回重ねるとほぼ同じ色になった。

 

5回重ねる場合はズレが出ないよう、刷り加減、力、スピードを5回ともすべて同一にしなければならない。もちろん人間なので感覚だ、、、それはもう説明はできない。1回と5回で色が違う、やはり5回重ねたほうが綺麗だ。

 

とにかくエコバッグ類が続く

7/1からのレジ袋有料化に伴い、エコバッグ関連が続いている。いつもの取引先の方より、近くのお店より、パン屋さんより、様々だ。私は随分と前からエコバッグを使うか、袋にいれないでそのまま持参する時が多いので、ここ数年はレジ袋をもらった記憶が無い。

写真は布製のコットンマルシェバッグという随分と大きなバッグだが、いろいろ沢山はいりそうだ

 

ドイツに5年ほど住んでいたが、レジ袋は50円程だった、なので皆自前の袋を持参するのがあたりまえであった。7/1からいったいいくらになるのかはわからないが、2-3円レベルであれば軽い気持ちで買ってしまう人は多いと思われる。思い切った価格にしなければ環境保護は進まないであろう

エプロンに小ロットシルク印刷

エプロン3枚、白1色でシルク印刷。白が濃く出るように120メッシュで、ロゴや文字も細かくないので120か150と迷ったが、120でいけそうなので。

 

3枚なのであえて希釈はせずに固いまま印刷、あとは自然乾燥。連続印刷の場合は希釈をするか、2回3回重ね刷りしたりいろいろと調整する。今回はヌキデータがあったので重ねるとつぶれる恐れがあったので1回刷り。それでも120メッシュなので白は濃く出ている

 

巾着袋に白でシルク印刷

白を再現する場合、インクジェットでもできるらしいが、白を出せるインクジェットは高いらしい。再現できたとしても薄いのでどうしてもシルク印刷になることが多い。簡単に言ってしまえば、インクジェットでも濃くできるが、その分顔料を多くいれる、つまり粉の容量を多くするのでノズルが詰まるからできない、という事だと思う。

 

シルク印刷の場合、通常の白でも濃いが、それよりも濃い高濃度白やコンクホワイトという濃い白が存在する。それを更に重ねて数回刷ればもう白100%に限りなく近い。今回の巾着袋のデータは太いデータだったので重ねて刷っても問題は無い、2回刷りで濃く出たので2回刷りで100枚を仕上げた。

 

中に固い板を入れ、セットして効率よく30分で100枚を仕上げる。コロナウィルスの影響で世の中が変化すると思うが、私的にはもう1日8時間労働は不要だと思う。時給制、月給制をやめてしまい、個々人の能力で差がでる能力給や出来高給にかえてみてはどうであろうか。頑張りたい人は頑張ればよい、そうでなく食べれればよい、という人はそれで良いと思う。急げ、綺麗に、効率よく、早く~と言い続けた事で世の中が疲弊してきた、そしてストレス社会、鬱等様々な社会現象が出ていると思う。これを機に変わることにしよう

ご朱印帳に3色シルク印刷

ご朱印帳というものがある、表裏に合計3色、300冊。 布地?だがインキは希釈をせずに固いままでSG740. なんといっても刷りやすい、密着は問題は無い。本当はSG410を使いたかったが、金、銀粉との相性を考えるとSG740の方がまだ良い

 

布で沈むと思ったので150メッシュで製版、再現性はよい。あとは希釈をするとつぶれやすいので、故意に希釈をせずに固いまま刷る。十分乾燥させたいので、急がずに仕上げ。今週中には全て終わり、納品ができるであろうと思うが、この緊急事態宣言で世の中がどうなるのかわからない。

 

もう踏ん張るしかないというところまできている。

縮緬風の布地にシルク印刷

数珠入れ?か何かだと思うが、お寺様で使うような感じのふくさ袋。こちらの内側に金でシルク印刷

 

数量は40個程、急ぎらしい、、のでこれまた日曜に仕上げた。先週は土日と稼働し、月~火曜はのんびりとすることにした。こういう風に時間をずらせば作業場の有効活用にもなるし、ましてや今はコロナウィルスの影響があるので免疫力を高めるためにも無理をせずに休むべきだ

キャンバストートにシルク印刷

キャンバス風のトートにシルク印刷、細かいデータがあるのでメッシュは150のバイアス。インキは故意に固めのインキを使用してスキージの強さを手加減で調整する

 

200枚程だったが、ほぼNG無しで仕上がった。今週納品だ。それにしても世の中のコロナウィルスの反応が大げさに思えて仕方がない。なんだか世の終わりのように思えるが、注意していれば良いだけだと思ってしまう。。。

不織布スリッパにシルク印刷

校正出しが終わった案件、今週から量産が始まったが足数が多い。校正時とは別に同じ120メッシュの版をTシャツ刷り台で使える用に再度製版。

 

このほうが刷りやすいし作業も早い、それよりは1つ1つOP袋に梱包されているのでそちらの出し入れ、、の方が時間がかかってしまう(汗) 開梱梱包は専門のスタッフに任せて、私はせっせと刷り続ける。3月中の納期でコロナウィルスの影響もあるのでフル稼働ではない感じではある。電話がなる回数が明らかに減っているが、それでもメールも電話も続いている。

 

先がどうなるかわからないので悩んでも仕方がない、とりあえずできることをどんどん仕上げていこうと思う。来週早々には製版機のゴムが切れているのを修繕しようと思っている。こういう時にこそチャンスで交換する

折曲がったケースにシルク印刷

折曲がった布製のケースの内側にシルク印刷、高さがあるので調整ができる印刷台を使用。初回印刷は行ったが、、、指示書が曖昧で印刷の位置が異なるということでやり直しになった。手書きのFAXが送付されてきて、位置を電話で確認、刷って納品したが違うという。。。手書きで分かりにくい、電話で説明されてもわからない場合がある。こういうときに原寸と成形物そのものの指示書があればロスを防げるが、皆がITに対応しているわけではない。

 

私的にはFAXはもう時代遅れだと感じる、メールのPDFかAIを使えなければ版下作製もすべてスキャンからトレースと時間も費用もかかる。こういった細かいことではあるが、ある意味働き方改革だと思うし、ITを使いこなせるようにならなければ作業効率もUPしない。幸い私はある程度使えるが、それを全員に使えるようにとも言えない。AIの操作はOTJで覚えた、習ってもいない。Google検索でどうすればよいかを調べながら覚える、そのうちGoogleが世界を牛耳るかもしれない(笑)

 

しかし弊社の刷りは手刷りでアナログだ、デジタルとアナログが混合する毎日、どちらが良いかとも断言はできないが、どちらも使いこなせれば鬼に金棒だと感じる

 

 

乾燥ラックがフルに

昨晩は21時まで仕事を行った、やりかけの案件があったので最後まで終わらせてしまいたかったが、乾燥ラックがすべて埋まってしまい、これ以上できない、ということでStopした。ここまでラックが埋まることは珍しく、忙しいという証になるとは思う。

 

残りは今日の朝に行えば1時間ほどで終わる、その後はほかの案件や和紙のカレンダーの用意をしたり、金曜は晴れマークがでているので、夕方は乳剤を塗布して製版の用意をしようと思う。夜は小ロットのファイルに1つ1つ個別の名入れをしたり、パッド印刷の用意をしたりと、細々な準備もある。

 

日曜は出張印刷になっているので、その為に1日をあけ、天気次第では会社のバンのタイヤ交換をしようと思っている。来週でも間に合うとは思うが、時間ができるうちに終わらせてしまったほうが良いとどんどん進めたほうがいい。晴れの日のタイヤ交換と雪が降り始めてからでは手先の寒さが違う

...45678...