印刷ブログ
BLOG

いろいろな印刷物

人がやりたくない印刷、小ロットな印刷、どこも断るような印刷、テスト段階で予算がない印刷、等々を率先してうけるようにしている。

難しい場合は時間がかかる、できるかできないかわからない。それでも工夫してやってみる、シルクスクリーンやパッド印刷でできないようなカラー分解や予算があまりにもなさすぎる案件は別として、できない事は無いという考えてやっている。

そんな事が続くがたまにやっていてよかったと思うメールやお礼が届くときがある。そんな時はとてもうれしい、やっていてよかったと思わされる時がある。それが毎日になればなんとうれしいことであろう、私の目標は難しい印刷や他社が断るような案件を引き受け、お礼の言葉を毎日もらえるような日々にしたい。請求書の額は後回し、それは自然とついてくると思ってはいる

市販のファイルに印刷

市販のコクヨファイルの表紙と背表紙に印刷、となった。墨1色、枚数は小ロットでは無く大ロット(とは言っても100~程度です)

表紙はそれほど難しくは無いが、背表紙の部分はメーカーのロゴや線等があらかじめ印刷されているのでそれをうまく避けて印刷しなければならない。背表紙は比較的幅が狭い場合が多いので神経を使う事になる

ロット数が少なければ手書きやシールで良いのかもしれない、使う枚数が多ければ直接印刷してもシール対応してもあまり値段が変わらないとなれば、それっぽく見える(専用につくったかのようなファイル)直接印刷の方が見栄えが良いであろう

市販のコクヨファイルへの印刷、お問い合わせくださいfile

久しぶりにのんびりした3連休

なかなか仕事の忙しさが増さないのでこれは逆にチャンスだと思い、3連休はのんびりと子供と家族で過ごした。途中少しだけ仕事をしたが、それでもいつものような忙しさが無い。逆に忙しさが無いと心配になるのだが、こればかりはどうしようもないのである意味開き直って3連休を満喫させてもらった

今週の後半には急ぎの難しい回転印刷の案件が来る、当初の搬入予定よりも大幅に遅れているので仕上がりまで1週間も無い。そこへほぼ全面の通常では難しい回転印刷があるのでこれまた気を引き締めなければならないであろう。一応試印刷はしてはあるが、1回で終わらせることができない工程とわかったので必要になれば3工程でやるしかない。なんとか少ない工程で終わらせたいとは思うが果たしてうまく行くであろうか

ガラス瓶に曲面印刷(回転印刷)

添付は試作、それも誰かに頼まれたわけではなく自ら考え、そして来週から地元の酒蔵をまわって営業しようと思った。

そもそものきっかけは地元長岡市は全国でも有数の酒蔵がある地域、日本一と言っても良い場所である。しかしながら日本酒の出荷量(消費量)は年々右肩下がり、増える傾向も無くどこの酒蔵も苦戦しているのではないか、と思った。店頭に並ぶ日本酒はどれもラベルが貼ってあり、下手をすればどれがなんだかわからないくらいのラベルと銘柄の数である。

特に外国人からすればラベルすら読めない、全く差別化がされていない。中身が美味しい、といっても呑まなければわからない。買う時に全て試飲できるわけでも無い、ならば見た目で差別化をはかるしかない、と思い日本酒の瓶に直接印刷すれば良いのでは?と思いやってみた

ロットも30本からできる(もちろん10本でも構わないが、セットアップ等を考えるとやはり30本くらいが最低ロットとして決めたい数値ではある)、果たして地元の酒蔵がどう反応するのか、ある意味楽しみな営業活動でもある

写真は試作、使用済みの4合瓶をもらってきてラベルを剥がし、3色(金、銀、白)で前面に印刷をしてみた。

インクはセイコーアドバンスの1000、硬化剤を入れてあるので高温焼き付けが必要であるが、今回は自然乾燥させてみる。フロストの瓶であれば自然乾燥でも問題なく密着することが確認できている

bottles

ひらめきを実行する

なかなか思うような仕事量が続かない、自営なので仕事がなければそれだけで来月の事が気になったりするが、悩んでもいられない。

いろいろな事を考えながら地元の産業、商業、工業で何か必要とされている印刷物ややりたくてもできていない印刷案件があるのかもしれない、と考えていたら1つ良いアイディアが浮かんだ。

これも実際にその業界の方が求めている印刷の手法とロット数かはわからないが、ロット数としては30本よりできる、と宣伝したい。その分在庫リスクも少なければ差別化することもできる。あとはその30本の印刷代を高いと思うか差別化としての必要経費だと考える事ができるか、それはその経営者様の判断になるであろう。

ひとまず宣伝用のサンプルは無料でかき集めた、製版も治具もできた。あとは印刷をしてそれを1つ1つ地元の有名な某産業である会社に配って説明をすることにしようと決めた。

法人の封筒に印刷

弊社ではよく印刷する案件だが、法人用の角2封筒に社名を入れる印刷がある。

メーカーで入れる場合は恐らくロット数が1万?とかになるのであろう、そこまで多くの封筒を在庫できる中小企業などなかなかいないと思う。せいぜい300枚~500枚、それでも多いという所が殆どだと思う。

封筒の最低購入枚数が100枚(ダンボール1個)らしいので、100枚からの名入れが多い。墨1色、社名を入れて完成、再版ものであれば1時間もかからない。

印刷するときに紙がフワフワするので少しだけ”コツ”があるが、それさえクリアすれば印刷は簡単だ

封筒に社名印刷そして小ロット、弊社の得意分野です。

kakuni

薄い和紙に書道風な印刷

地元長岡市のある有名な著名人の方、それも江戸以前の方らしく、その当時の書物があったらしい。

それを復元するということで、シルクスクリーンでの印刷となったが、筆(書道)風に薄い感じの墨色を再現してほしいということになった。通常ならば黒1色でOKではあるが、こういった場合は無色のインキ(メジュームという)に黒を少し混ぜるとその雰囲気が出る事になる

今回はデータスキャンから版下作製になったので、データスキャンは知り合いのところにお願いしてやってもらった。

washi-ryokan

アルミ複合板に印刷

デラニウム、と呼ばれることもあるが、アルミ複合板(プラスチックを薄いアルミで挟んだ感じのような板)に印刷が多々ある。耐久性も良く比較的安価なので使用される場合が多いが、特に外で使われる事が多いらしい

インクにも硬化剤を入れ、そう簡単には落ち無いように印刷はしている。数年前から地元バス会社のバス停をこれで印刷しているが、その前までは普通の塩ビ板だったらしい。バス停が倒れればそれで割れたらしいが、今はちょっと倒れても曲がるかビクともしなくなっている。(その分バス停の発注が減っているとは思うが、費用削減するために弊社では相手方の事を重要視して素材を選ぶようにしている。これもインサルティング 印刷+コンサルティングの造語 の一部だと思っている)

バス停も1枚から、小ロットではあるが印刷は可能です

アルミ複合板に印刷、お問い合わせください

bus

涼しくなってきた

印刷の大敵、高湿度の時期が過ぎ去りだいぶ涼しくなってきた。朝や夜も半袖ではもう寒く感じてしまう程気温が落ち着いている。

高湿度だと乳剤や湿気の多さで紙の場合は難しい。かといって寒ければ静電気が発生し、パッド印刷には不敵な環境となる。印刷物の乾燥も遅いし、落版等の水作業は辛い。

春夏秋冬、四季があるので日本は良いとは思う。いつの時期も精一杯生きてゆかなければならない。

今週もどのような週になるか、ある意味楽しみではある

塩ビ プラスチック加工と印刷

塩ビ板(俗にいうプラスチック)を加工し印刷する依頼があった。

弊社の電動のこぎりは古い、しかしまだまだ現役で使える、が、怖い。。。。そう1分間に何万回転もする鋭い刃を前にプラスチックの板を切らなければならない。

大きな板であれば怖くは無い、しかし小さい名札サイズの場合(今回は20x70㎜を20枚)となると刃と指先の距離が1cmくらいになる。少しでも何かがあれば指が無くなる。。。。あまりやりたくはない加工ではあるが、気を付けてやるしかない

カットした後の板にゴールド1色で印刷、小ロットの典型的な数値で20枚1セット。

加工は得意ではありませんが、一応できます。バリも出ますがなるべく出さないように、そして仕上げもします。精密に綺麗な板をご希望の方は弊社外注先のプロがカット、バフ加工もできますが、割高となります。ご予算に合わせて手配できます。

もちろん印刷は弊社の大得意、小ロットでもお受けできます

kasaku