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あっという間の週末とJGAS

土曜日はJGAS見本市に参加する為に朝一で東京へ出た、ついたのが8時過ぎだったので少し余裕があり東京駅をうろうろして、一番安価なバスで会場となるビックサイトへ向かった。バスでなければゆりかもめ交通となり、運賃もバスの2倍ほどの値段になる。なぜこんなに高いのかはわからないが、日本の交通システムの値段の高さは他の先進国と比較しても割高だといつも感じてしまう。

JGASはホールの隅から隅まで2回程見て回ったが、結論としては弊社の仕事にはまったく関係の無い見本市になっていると感じた。ほとんどの企業がデジタル機器の展示やそれ関連の資材展示で、シルクスクリーンやパッド印刷には無関係な物ばかりであった。デジタル化社会だと思うのは間違いではないが、全てがデジタルで解決できるわけでもない。アナログ的な手刷りがまだまだ活躍する場面があるのだが、そのような印刷に対しての資材を展示するような展示会は無いであろうと言っても良い。

あとは工夫をして試行錯誤で解決する世界であるので、次回のJGASの視察はしないことにした。

今日はJGAS

土曜日は終日東京の予定になっている、2年ほど前にお客さんから聞いたJGASという2年に一度のだかの印刷見本市があるというので、一度は行ってみようと計画していた。朝から回れば午後までにはすべての興味があるブースを見る事ができるであろう

シルクスクリーンやパッド印刷には無関係でデジタル関連ばかりかもしれないが、一度行ってみればわかると思うので、今回参加することにした。弊社はすべてアナログの手刷りなので最新機器などとは縁が無いが、それでも最新の印刷業界の動向を見るだけでも違うと思う。

そのまま夕方には秋葉原周辺で打ち合わせを兼ねた会食を入れ、最終の新幹線で新潟に戻る予定だ。

日曜日は子守もあるが、朝又は夜には仕事をすすめようと思っている。来週もいろんな案件があるので、できるだけやれることはやることにしている

ポリプロピレンに密着するインキ (続き)

昨晩は一昨日から密着試験を行っている中国製のPP ポリプロピレン素材の物につくインキの試験を続けた。

一昨日の密着では不十分と判断(かなりの強さではあるが爪でこすると取れた)したので、今度は様々な方法でやってみた。一応黒なので幸い数種類のインキの在庫があるので、これはいけるであろうコンビネーションを4種類試してみた。

中国製の素材にはかなり悩まされる。通常のシルクスクリーン印刷やパッド印刷屋さんではまず受けないかもしれない。それもそのはず、剥離試験だけでかなりの時間がかかりロット数が20数個と極端に少ないからである。弊社は自営業なのでそこらへんは気にならない(気にしてはいるが、好奇心がいつも勝ってしまう 笑)ので、コツコツと試験をした。

今朝の結果では意外ともいえるコンビネーションのインキと硬化剤が剥離試験に成功している。100%とは言えないがこの頑固な素材にここまで密着すれば合格、と言っても良いであろう。それでもダメであれば高価なUV印刷か特殊な印刷に高いお金を払うしかないが、そのような案件でもなさそうである。

インキメーカーに問い合わせればそれにあったインクを紹介してくれるのかもしれないが、今回の場合はそれでも密着はしない結果なので、独自の試行錯誤で解決できた。あとは治具をつくり、印刷すれば納品できる段階まできているので来週中に仕上げようと思う

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PP ポリプロピレン

PP ポリプロピレン素材への印刷は悩まされる。先週も中国製のPPの容器が届いた、昨晩インキを4種類ほどつけてみて密着試験を行った。

日本製であれば原材料の表記をほぼ信用できるが、中国製ともなれば何がつかわれているかがわからない。一応今朝の剥離試験では某メーカーのインキの密着が確認できたが、それでもまだ納得がいかないので、今夜別の硬化剤を入れて再度試し刷りをしてみようと思う。

それで確認ができればあとは治具作成をして印刷するだけで終わる。ロットも20個程なので調子がでれば1時間くらいでおわるかもしれない。

名札作成

名札の作成がちょこちょこある、正直インクジェットでシールに出力して貼りつけるか、カッテングシートでやれば格安でできるわけではあるが、やはり直接素材に刷りたい、という方もいらっしゃる。

そんなときは版代は無視して材料費とピンをいれて1個あたりいくら、という単価でだしている。当然1つ1つ名前がことなるので1つ1つ位置合わせをして刷らなければならない。手間がかかるが、やはり仕上がりはシールとは異なる。

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秋の収穫 米袋が必要な時期

10月になった、秋らしくなり涼しい夜で快適に眠ることができる。昨晩は少し遅くまで晩酌をした。

昨日は体を使うような印刷が多く、少し筋肉痛になっているが、今日寝れば明日には回復しているであろう。秋らしく米袋の名入れが多く入っているが、白1色なので調子さえ出てしまえば今週中には終わらせることができるであろう。

小さ目の袋は折り目があるので、そこの部分だけ慎重にやらなければならないが、大きな袋は昨日で終わった。寸法が大きい分大変で単価が高くなるかと思えば、大きい方がやりやすい。逆に小さな袋の方が折り目にあたらないように治具をいれてあげなければいけないので、その分手間暇がかかる

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