印刷ブログ
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金の印刷がとれないように

シルクスクリーン印刷又はパッド印刷で金を再現するには、金色を買うのではなく、メジュームという透明インキと金粉を混ぜて色を作ることになる。

金粉を沢山入れれば金色が強く目立つが、インキが密着しない。金粉が少なければ密着は良いが金の色が弱い。ちょうど良い感じに配合するのが意外と難しい。

今回はエフセル素材という物に金色を印刷したいという案件であったが、これまた金の粉が強く擦ると取れる。普通の方であれば気にはならないが、メーカーなので絶対に取れてほしくないらしい。

いろいろ試してみたが、ベストは金を印刷した上にメジュームを載せればまったく問題ない、という結果になった。

gold

変わった印刷

ブログ写真にのせれるような変わった印刷がいまのところない、一般に印刷=紙という認識があるので、弊社で行う印刷は全て変わっているとは言えるのだが、流れ作業的な印刷、リピートの物はあまり変わっていると感じない。

これも変人なのであろうか、変わった難しい印刷になればなるほど、ワクワクしてしまう(笑)

今月もあと二日、来月がどんな感じになるか楽しみではある

月末

気づけば月末になっている、、、今月何をやったのかは思い出さなければならないが、それでも時間があっという間に経過したので、忙しかったのかもしれない。後半は流れの印刷が主体になっているので比較的楽ではあるが、来月からどうなるのか、いつも先が見えない。

いつかは自分の市場と商品を持って世界に挑戦したい

そろそろストーブが欲しい時期だ

すっかり肌寒くなってきている、そろそろストーブが欲しい時期となれば、製版が楽になる時期でもある。湿度が低いので乳剤の落ちも無く、製版ができるが乾燥に時間がかかる。夏であれば製版のあとに水で現像し、太陽に1分もあてれば乾燥・後露光ができるが、冬場はそうもいかない。

水現像も冷たいし、落版も大変だ。今年は時間のある時を見つけて薄手のビニールシートで作業場を保温効果がでるように自作で仕切りをつけてみた。夏場は保冷という感じで効果がでていたので、恐らく冬場の保温効果も出るに違いない。

それなりのビニール仕切りを注文するととんでもない価格になるが、0.8㎜程のビニールシートをロールで4-5本かって、あとは木材を自分で加工し、そこから吊るすように作ってみた。これで十分だし、経費の節約もできる。

いろいろな部分でDIY(自作)をすることにより、節約にもなり尚且つ印刷にも役にたっている

久しぶりにのんびり

日曜日なので比較的のんびりしようと思えば、、、朝から仕事をしている(笑)

印刷というわけではないが、月末に備えて今できることをうやったり、雨漏りを直したり、落版したり、、、と。

月末には支払いもある、新潟県は珍しく?受取人が振込手数料を払う習慣があるので、少額の請求書であっても相手負担にすればわざわざ現金を用意する必要はない。しかし、そうなると”人の金”だからという考えになり、私は嫌いだ。他人の金だから無駄にすればよい、まるで税金を湯水のように使う政府のように見えてしまう。

他人のお金だからこそ大切に使わなければならない、という考えでなければビジネスの良きパートナーなどできないであろう。経理処理だけをする社員の方であればそんなことは考えないで相手負担で手数料を差し引いてくるが、零細企業の経営者ともなれば1円でも経費削減を心がける(その分呑み代を減らせば?と妻に言われるが、、)

細かい現金を用意するのも大変であるが、人様のお金なので大切に、そしてお世話になっているので手数料など差し引かずにいくら忙しくとも少額であれば支払いを現金で届けるよう心掛けている

出張印刷だった

昨晩は取引先の倉庫へでかけて、大きなコンテナーの側面2か所に名入れ印刷を行った

いつもは搬入いただいたのだが、今回はパレット6枚程になる数量で、トラックで持参するにはあまりにも多く、弊社にも入りきらないと判断したので、夕方の仕事を終えて夜作業するということで向かった。

先方の倉庫は大きいので、一度に30-40個を並べて横から順に1つ1つ印刷。その間プライマー処理を行い、インキの密着は確実となっている。

2時間程かかるかと思えば2時間もかからずに終わり、早めの帰宅ができたので昨日はちょっとばかり晩酌を行った。今日もまだ仕事があるので、どこにもでかけずに仕事をしようと思う

新品の紗張りは気持ちが良い

計測機器の面板に印刷するために、新品の紗張りに乳剤を塗った

やはり新品の紗張りに乳剤を塗るとムラが一切出ないので、気持ちが良い。紗張りが古くなると乳剤の塗布もムラが出たりするので、印刷する物によっては気を付けなければならない。それでも細かいものでなければたいていは再利用の紗張りで問題なく印刷することができる。

毎回新品の紗張りで印刷できれば洗浄や落版の必要はないが、そこまで版代をとれるような時代でも無い。大昔は版代で取れたのかもしれないが、今は版代すらなかなか請求するのが難しい、又は安くなっている時代である。

今週は少し落ち着いたと思えば仕事が続きだしたのでありがたい。明日は現場刷り作業で夜は取引先の倉庫へ行くことになるであろう

sha

急げ急げ

急ぎの案件があった、事前に可能な納期をお知らせして段取りを組む、、、が急な納期変更。できる範囲とできない範囲がある。素材によってはすぐに乾燥というわけにもいかない、治具が必要な場合もある。

いろいろと事情があるのだが、他の案件をすっ飛ばして急ぎでできる場合もあればできない事もある。いろいろと事前に相談いただければなんとかなるのだが、急な場合は100%対応できるとも言えない。

シルクスクリーンやパッド印刷の原理を理解いただくのも大変なのだが、ボタン1つで印刷できるようなものではないので、ある程度の工程があることを理解いただければスムーズにいくと思うが、そもそもシルクスクリーン印刷やパッド印刷をご存知の方が極端に少ないのが現実であろう

現場で印刷 現場刷り

大きなプラスチック製のコンテナに名入れをすることになったが、素材を弊社に入れる場所も無い、さらに横持ちとなればそれなりの送料もかかる。

幸い発注業者が市内なので、こちらから出かけて先方の倉庫で印刷することになった。そうすれば横持ちの経費もかからず、こちらも作業スペースの心配もない。事前に1つサンプルでもらい、インキの密着試験も終わっている。あとは製版を行い、印刷前にプライマー処理をかけて印刷すれば問題ないというところまで段取りができた

あとは日程を調整して出張して印刷すれば完了となる

pura

今度はMade in メキシコ

ボールペン10本程の名入れを行った、通常は中国製か日本製だが、今回はめずらしくゼブラの安いペンでメキシコ製だった。

良く見るとこれが、、、また印刷屋泣かせの素材であり、再生プラスチック75%利用となっている。どんな再生材料かわからない。

ひとまずプラスチック用のインキを試してみたが見事に剥がれた。そこでいつものコンビでSG740と硬化剤を混ぜて今朝剥離試験、問題なし。

一安心の朝である

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