印刷ブログ
BLOG

...23456

ポリエチレンのレインコートにシルク印刷

ダイソーで販売されていた100円のPE製の雨がっぱにシルク印刷でテストをしてみた。

1年前程に印刷ができますか?という問い合わせとテストでNGという結果が出た。その時は工夫をしらなかったのでNGだったが、試行錯誤をすれば印刷はできる。

今回のダイソーのレインコートはかなり皺しわになっているので、そのしわ伸ばし作業が一番大変だった。もしこういった案件が出るようになれば専用のバキューム台を自作して皺を簡単に伸ばせるように工夫しなければ印刷ができない。これは考える時間さえあれば解決できると思っている。

1つだけ既存の版を使いダイソーのレインコートにサンプル印刷、そのサンプルを持参して本日に弊社のスタッフが取引先を訪問している。どういう結果になるかは来週の楽しみではあるが、もし決まれば専用治具の作成に試行錯誤することになるであろうと思う

PEの袋にシルク印刷

PEポリエチレンの袋にシルク印刷のテストがあった、PEはそれ用のインキを使えばそこそこ密着する、完全密着は期待はできないが通常使用では問題が無いレベルだと思っている。

数週間前にPETのボトルに2色で印刷をした方より、PEの袋にも印刷ができるか?という事で、試しにデータをもらい、テスト印刷。

若干の懸念は残るものの、データを調整して刷りやすくすれば問題はなさそうだ。とりあえずのテープ剥離も問題なく合格しているが、実際の本番はプライマー下処理を少々行った方が確実かもしれない

PEの袋へのシルク印刷、小ロット可能です
PE-bag

ポリエチレンには下処理を

なぜだか知らないがここのところ、PE ポリエチレン素材への印刷が多い。未処理PEに密着するインキはあるのだが、100%完ぺきではない。どちらかといえばPPに似ている感じで、100%の密着ではなく、素材の上に無理やりインキをかぶせているかのような感じでもある。

プライマー処理を行えばある程度は密着性が向上するが、それでも完ぺきにはならない。これはインキメーカーもそう言っているくらいなので、あとは完ぺきに密着するインキを独自開発でもしなければならない

1つ研究課題として世の中にある某素材に下処理をせずにインキを密着できないかと個人的に開発をしたい案件があるのだが、化学が得意ではないので、研究機関に協力をいただき、実験、開発しなければならない。しかしこれができれば世界特許にもなると思っているので、あきらめたくはない。

今日は午前中に新潟市の潜在顧客のところにゆき、弊社が何ができるかをお見せするチャンスをもらったので、できる限りの事をお話ししたり見せたりしようと思っている。

今日も天気がよさそうだ、午後からは依頼されている製版を行い、天日干しすれば後露光効果が出て綺麗になると思っている。だんだんと寒くなってきた、冬の到来シーズンだと感じる

PEの米袋にシルク印刷

PE ポリエチレン製の米袋にシルク印刷、依頼者は新潟県よりはるか遠いところで、どうやって弊社を見つけたのかはよくわからないが、米どころのシルク印刷屋なのでもっと地元でPRしなければならないと思う。

5kgと10kgで各100枚、そのまま印刷すると密着が悪いので印刷部分だけ下処理を行い、そのまま印刷。とりあえず10kgだけを仕上げ、5kgは水曜に仕上げれば連休中に発送でき、週末には依頼者に到着する。

10月末には発売を開始したかったらしいが、PE袋の手配違いで遅れた、到着後に早急に製版を行い、すぐに印刷。こういったスピード納期にもある程度は対応できるように私自身が余裕をもたなければならない。

これから先師走、忙しくなってくれればよいのだが今の時代は先が見えない。
PE-kome

ポリエチレンの柔らかいドリンクボトルに回転シルク印刷

写真のような押すと凹むPE素材のドリンクボトルがある、よくスポーツサイクリングで使用されているものだ。

通常こちらのボトルには専用のブロー印刷機を使わなければ印刷ができない。柔らかいのでスキージで印刷しようとすると印圧に負け、ボトルがすぐに凹むからだ。

ブロー印刷機は相当な金額になると思うので国内でも所有している印刷会社は少ないだろうと思う、あったとしても小ロットなど対応するほどの機械ではなく、1000本以上くらいになるとは思う。

弊社はこういったボトルにも100個でも200個でも小ロットで印刷ができる技術を持っている。あらかじめメーカーの方で下処理がされているのでインキはSG740と硬化剤で密着するのだが、たまに下処理されていない場合があり別のインキで無理やり密着させたことがある。

技術というよりはコツと工夫でなんとか印刷するのだが、個体によっては微妙な凹みもあるので、100本中2~3本は凹みでインキが出ない個体がある。それでもほとんどがOKになるようなコツを見つけてあるので、なんとかなる。

他社ができない強みを持つ事は大事だと思うが、その技術を身につけるまでいろいろな工夫に苦労をした。それが今生きている
PE-bottle

ポリエチレンのダーツの羽根に

ダーツの羽根に印刷ができないか、という問い合わせがあった。素材はPE ポリエチレンなので密着するインキをとりあえす手で少しだけ付着させたらテープ剥離もせず、爪ひっかきに関してはPEのインクはあまり強くないが合格ラインだと思う結果が出た。

もう少し密着度を増す~ ということであれば下処理を行えば問題は無いとは思う。残りの問題は印刷位置に他の羽根がかかるのでそれが邪魔をしてしまう。よけるようにして版を特別に作成するか、又は版をそのままのせても柔軟性のある素材なので一度曲がってもすぐに元通りになる感じなので、治具を工夫すればそのまま印刷ができるような感じでもある。

聞くところによると毎月決まった量が出るらしいので流れの案件になるかもしれない。1つ1つ印刷していては間に合わないとは思うので、一度に何個か印刷をできるようにしなければならない成形物だとは思うが、なかなかやっかいな形なのでそれも難しいかもしれない。1つ1つ差し込んで印刷を素早くできるような治具を作ればなんとかなるとは思っているが、これは実験に試行錯誤を重ねなければならない。

とりあえず近日中にでも先方から送付されたデータを製版して、テストをしてみようと思っている。これができるようになればまた変わった素材に印刷ができる経験にもなるので楽しみではある
darts

ポリエチレンのチャック付袋にシルク印刷

透明な市販のポリエチレン袋、チャックがついているタイプにシルク印刷を行った。

ポリエチレンに密着するインキは把握しているので、何も問題はない。今まで何度もやっているので、ある意味得意ではある。

データをもらい製版、そしてすぐに印刷を開始。事前準備をしてあったので500枚ほどではあるが到着した翌日にはすべて仕上がった。

無地の袋よりはブランド名や社名がはいっていると一段と雰囲気がよくなり、たんなる透明の袋でもなんだか高級感が出るような気がする。それもデザイン次第かもしれない。

ポリエチレン製の袋にシルク印刷、小ロットでもお問い合わせください
poriechiren

ビニール傘4面へのシルク印刷

ビニール傘へのシルク印刷はいつもやっているので手馴れてはいるが、4面に印刷してほしい、というのは初めてだった。

1面や2面が単純に4面になるだけなので、工程が増えるだけだと甘くみていたが、これがかなり時間がかかる。

本数が多いが、幸いにも先方がお盆休みに11日から入るので、それまでに納品ができなければ盆明けでよい、という連絡をもらった。のんびりするわけではないが、予定よりも時間がかかると気づいたので一安心。

今のペースでゆけば、来週の半ばには仕上がるペースで印刷ができている、今週は長岡花火があったせいか少しリラックスしてしまったが、お盆前とお盆明けに欲しいという印刷が何件かあるので、お盆休みはゆっくりはできなさろうだ。

1-2日くらいはどこかに出かけて、あとは仕事をする通常の平日と同じになる感じになっている。ということで、お盆休みは関係なく、8/14-16も稼働することになりそうだ。 お盆中の急ぎの案件、問題なく対応できそうです(笑)
asset

大きな70cmビニール傘にシルク印刷

ビニール傘へのシルク印刷はいつも手掛けているのでそこそこ慣れてはいるが、印刷面積が大きくなるとそれが難しい。

骨の部分と上に行けばいくほど狭まる印刷面積だが、下とは異なる面積になる。平面のシルク印刷になるが、その受け台とインキの希釈やスキージの返しを上手に行わなければ綺麗に印刷ができない。

先週末に70cmの大きなビニール傘に最大で印刷をしてほしいという依頼でやってきたが、難しくなるとは想像していた。実際にこの湿度や天気もあってか、印刷条件としてはあまりよくない。

明日か明後日からは晴れ模様になるとの予報なので、それまで印刷をいったんstopすることにした。雨の湿度が高い日に無理やりやっても恐らく作業効率が悪いという判断になるからだ。

一応水曜中にもう一度やってみて、それでもスムーズにいかなければ晴れ間を待つことにして、そこから一気に仕上げようと思う。来週はまた別のビニール傘で、8面中4面に印刷をされたい案件なので、そちらに集中することになる。これはお盆前までに仕上げる数量だが、インキの色もないので今日注文をしておいた。

そろそろビニール傘がいらなくなる季節ではあるが、日本では1年中必要なアイテムだとは思う。名入れ印刷をするかしないかで、インパクトも異なれば、PRにもなるのが名入れ傘だと思う
kasa-for-blog-july

ポリエチレンのビニール傘

市販でどこでもみかけるようなポリエチレン製のビニール傘がある、こういった傘はもう消耗品といってよいほどの値段で販売され、いろんなところで利用されていると思う。

昔は傘が壊れれば修理をして大事につかったが、100均が出てきて高度経済成長が終わったあたりからだんだんと使い捨ての時代になってきた。個人的には使い捨てがあまり好きではなく、物は大事に使いたいと思うが、世の中の流れがこうなってしまっているのでどうにもならないのかもしれない。

ポリエチレン製なのでインキは特殊なインキを使用、下処理までせずにきっちりと密着はする。あとはビニール傘の表面のしわを取り印刷する。少しでもしわが残っていると流れになるので注意しなければならない

昨日は60本のビニール傘にピンク色で印刷、印刷面積が大きいのでなかなか難しい、結局まる1日かかって60本が終わった計算になるが途中乾燥もしたりしたので、1日以下で終わったとは思う

市販のビニール傘、小ロット20本でも30本でも、印刷可能です。お気軽にお問い合わせください

...23456