印刷ブログ
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密着しないインキを使う

通常であればありえない話ではあるが、インキが密着してしまうとNGな案件もある。昔懐かしいスクラッチくじだ。

銀色の部分を爪かコインで削ると下地の当たり・ハズレがわかるようにしなければならないので、インキが密着してしまうとNGだ。

スクラッチくじ用のインキがあるが、これは使用方法が少々異なる。紙素材であればそのまま使用すると染み込んでしまうのでNGとなるので、あらかじめニス引きをしておかなければならない。またはクリヤーのインキでスクラッチ部分に印刷を行い、その上に銀をのせればOKだ。

銀の濃度も薄いと透けてしまうので、それなりの濃さを要求される。今回はPP貼りされているカードの上に銀のスクラッチを印刷テストとなったが、問題なく爪やコインではがれる強度の弱さだったので私的には問題ないと思っている。今日にでもサンプルを発送し確認してもらえば、あとは量産するだけだ。

枚数も数百枚程度なので手刷りのシルク印刷でできる小ロットのスクラッチくじ印刷となる。100枚でも50枚でも、小ロットのスクラッチくじは問題なくできる
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5月が終わった

時の経過が早すぎる、気づけばもう5月末だった。仕事をやっているので曜日や日をあまり気にせず、とにかく納期とできるかできないかの印刷との奮闘が続いているので、今日が何曜日だとかは気にならなくなっている。

土曜でも日曜でも難しい印刷を抱えているとその治具や印刷方法の工夫を常に考えていなければならないので、落ち着かない。難しい印刷を引き受けなければいいのだが、それでは技術向上にならない。

今ある軟式テニスボールへの回転シルク印刷もそこそこ回転治具が出来上がったが、テストで100%の納得がいかない。これは難題だと思うが、もう後戻りはできないので、いろんな試行錯誤をして仕上げることになる。そういう感じで毎回なんとか仕上がっているので、今回もそうなるとは思うが、こればかりは終わってみなければわからない

6月は梅雨の時期だ、印刷にも製版にも嫌な時期になるが、これが終われば生ビールがおいしい夏がやってくる。しかし今の耳の状態ではアルコールは医者から禁止されているので、早く完治しておいしい生ビールを飲もうと思う。

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