印刷ブログ
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印刷と輸出事業

普通であればシルク印刷業と貿易業は全く関係なさそうな事業であるが、それを私はこなしている。前職の関係もあり、いろんなところから貿易の案件が入ってくるので、できる限りの対応をしている感じだ。

よく考えてみると大ロットの印刷案件に関してはオフショア印刷してしまう方法もあるし(印刷の品質管理だけには注意せねばならない)、素材だけを探して直輸入し、それに名入れするという方法もある。物によっては印刷では全く儲からない場合は原材料を直輸入し、その利幅で儲けを稼ぐこともできるであろう。ボールペン名入れ等代表的な案件で、ボールペン専門に印刷している会社さんは材料費でもうけているであろう。ボールペン名入れもパッド印刷でやらなければならないので、多少の粗利はでるとは思うが、名入れ依頼の多い印刷物はどうしても値崩れしやすい。

弊社でもボールペン名入れはできるが基本的にすべての材料は持ち込みを原則としており、材料のソーシングは行わない。仮に行うとしても直送してもらうか、材料費だけを前金で頂かなければ単に資金繰りを圧迫するだけで、材料費に掛けることもできないので、無意味な仕事になる。昔は材料費に掛けることができたであろうが、今はネットで価格がどこでも誰でも調べることができるので、材料は持ち込んでもらった方がビジネスとしてはありがたい

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