印刷ブログ
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涼しくなってきた

気温がだいぶ落ち着き、涼しくなってきている。印刷にとってはやりやすい時期が到来だ、ともすれば気づいたころには冬がやってくるであろう。四季のある日本では避けられない変化ではあるが、ある意味地球温暖化が影響しているような天候が続いていると感じる。

 

夏が40℃近くになるようなことは私が子供のころにはなかった、学校にもエアコンすらなかったが、それでも快適に過ごせた。今やエアコンがなければ夏場の授業など成り立たないであろうと感じる。冬はさすがに灯油ストーブがあったが、夏場は窓を全開で鳥が教室にはいってくるようなことすらあったのを記憶している

 

今週は急ぎの連続でなかなか段取りが難しいが、なんとか調整し無理をして仕上げる方向で動いている。無事すべて終わらせることができるようにと気合をいれることにしている

猛暑中の仕事は

先週の猛暑、新潟県でもフェーン現象で2日ほど40℃近くになった、遅乾剤を入れても午後からは仕事にならなかったので印刷はあきらめ、夜の涼しい時間帯に切り替えた。

 

ちょうど倉庫のシャッターの地面に隙間があったので、暑いときに速乾性のある仕事といえばセメント工事だ。DIYでセメントをこね、100均のへらで素人ながらも平行に出す。そこまで綺麗ではないが、外注する費用を考えればとりあえず冬場の間の隙間風を防げればというレベルには仕上がった。暑かったのですぐに固まり、仕事としてはやりやすかった。

 

もう少々手直しをしたいところだが、これはまた週末の空き時間をみてやろうと思っている。暑ければ暑いなりの仕事を選択する、柔軟性が必要だ

お盆最終日

お盆最終日の週末、金曜の夜までにある程度を終わらせ、土曜は早朝から長野県に向かった。仕事とは関係ないことは極力しないように心掛けている貧乏性なのでどうにもならないが、将来の別事業のために自然栽培農業を行っている場所に向かった

ほんの1泊ではあったが、途中首都圏に勤めていた際にお世話になった方のところに立ち寄り、その後安曇野に向かい、農家民宿に泊まった。ここは自然栽培を手掛けている場所で、出てくる夕食も化学肥料や調味料を一切使わないこだわりであって、こういうトレンドが20年後にやってくると感じているからだ

 

新潟県にいながら農業を営まないのはいかがなものかと思い、農業を副業で始めると決めている。今年は遅いが、来年から本格的な作付けを行い、始めることになっている。山古志地域という村で畑を借りた。

 

お盆開けの納期の案件は全て終わっている、あとは今日から1つ1つ仕上げることになる。幸いにも猛暑が去った模様だ、少しはやりやすくなってきているかもしれない

お墓参りとお盆期間中

昨晩はお盆ということで、夜遅くにお墓参りにでかけた。私が行く時間は遅いので、誰もおらず、夜23時ころの墓場は少々暗くいかがなものかと思ったが、ご先祖様に近況報告、そしてここまで続いている代々の家屋に商号(今は無き私の祖父が昭和30年代に法人化しているらしい)が今どうなり、どんな事業を営んでいるかを報告してきた

 

祖父の時代は理髪業だったらしい、その記憶もほとんどないが、うっすらと昔の写真から今の家屋の前に理髪店があったのが見える。その後これまた亡き父親がシルクスクリーン印刷の事業を立ち上げた、何の経験もなくやり始めたらしいが、子供のころから補助の手伝いで取り手をやっていたので、その記憶は鮮明に残っている。当時は昭和後期、まだインクジェットが存在しない時代ではあったので、シールでもなんでも手刷りの時代だった。その面影が残っている材料などもあるが、今は必要とされていない。

 

8年前に父親が癌で急死し、何も考えることなく即断即決でこの事業を継ぐと決めた。当時私は欧州ドイツに滞在しており、悲報を受けたのが海外ではあった。死に目に会うことは無く、帰国したら翌日が葬儀で喪主も務めた。 以前の職場の引継ぎを半年かけて行い、6か月の間は日本2週間、欧州2週間と、ほぼ毎月往復で渡航した。まだ体力があったのでできたのであろう、相当な移動距離ではあったが、なんとかやりぬけた。

 

ほぼ畳む予定だったシルクスクリーン事業をなんとかできないかといろいろと模索し、凹凸のある成形物に印刷ができるパッド印刷、そして回転スクリーン印刷も始めた。もちろん機械を入れるほどの資金力があるわけでもなく、アナログの手刷りでの開始だ。できることはなんでもチャレンジし、なんとかいろいろとできるようになってきたが、今でも日々研究と勉強、そして応用の連続だ。

 

お盆期間中は世の中がとまるので、絶好の印刷日和だと思って仕事をしているが、さすがに今日の天候は印刷には向かない。細かい文字列などの案件は午後にはやらず、比較的目詰まりが無い低メッシュの太いデータの印刷を手掛ける。今日も明日も仕事をするが、さすがにここまで暑いと生産性が悪い。せっかくのお盆稼働が気温でやられてしまっている。

ここへきて急ぎが

急ぎの案件、ではなく急ぎの見積もり依頼だ。それもお盆明けに資材搬入し、数日で仕上げなければならないとの事。データもお盆明けに確定し、材料もお盆明け。

 

かなり無理があるが、よくあることだ。。。インクジェットの普及で印刷は全て差し込めば出てくるという認識の方が多いと感じる。ポジを出し、製版をしてセットをし、調色をして印刷をする、などと思われる方がどんどん減っている業界だ。これは仕方がないとは思うが、人の手で1つ1つ仕上げる地道な作業なので急ぎにも限界がある。あまりにも無理な場合は無理が出るというようにしているが、ここのところどんどん増えているような無理な依頼が多くなってきている。

 

見積もりだけであればなんとかすぐには出せるが、成形物の場合は現物をみなければわからない、そしてデータも重要。開梱梱包も複雑な場合は人手をつかわなければいけないので内職代もかかってしまう。すべての状況がわかって初めて見積もりが出せるのがスクリーン印刷だ。紙印刷とは全くことなる

 

明日はお盆前の最終日だが、土曜も日曜も仕事をする予定でいる。先週一足先に夏休みを2日ほどもらったので、お盆は仕事だ。ちょうど台風がやってくるとの事、まさに絶好の仕事日和だ

クラウド化でバック業務を削減

今年の初めころから徐々にクラウド化を進めている、スタッフのタイムカードはタッチパネルの打刻性。だいぶ慣れてきた、100%とは言えないが押し忘れと機能の1つを除けばほぼ完ぺきに使用できている

 

そろそろ(いまさら?)かもだが、手書きだった納品書や請求書もいづれやってくる消費増税に備えてクラウド化を導入し、試験段階で始めた。まだ数日だけだが、なぜ今まで利用しなかったかのように生産性が確実にUpしている。事務員を雇うような作業もクラウドですべてほぼ終わり、人手を増やす必要がない。ほぼ自動化までまだまだ時間がかかるであろうが、今までの事務作業を半減、いやそれ以上に削減できると感じている。

 

これで本業の印刷の仕事にもっと集中できると確信を持てたが、逆にいままで20日や末日に時間がかかっていた事務処理がすくなくなる分、早めに帰宅して早く寝れるとも思っている。どちらを選択するかといえば、、、やはり貧乏性の私は前者のもっと技術の仕事を、だろう(笑)

 

今週も一山超えそうだが、まだまだ気が抜けない。しかし事務作業を減らせることがわかってきたので、気が楽になってきた

 

ご紹介までに、使用しているクラウドはこちら、もし興味があればトライアル使用もあるので使ってみてはいかがでしょうか?

https://biz.moneyforward.com/

語り合い

昨晩は夜の仕事を途中で切り上げ、地元の異業界ではあるが、とある経営者の方と酒を酌み交わし、将来やビジョンなどを語り合った。今日本がおかれている現状、今後、ビジョンなど共通する部分が多い。話がはずみ気づけば午前様になっていて今朝は目覚めが遅かった

 

今日明日と修羅場になる案件があるが、なんとか仕上げることができると思っている。あとは土日の天気次第で土日の仕事を予定したり、少し休んだり、いろいろと動くことになる予感がしている

地震が多い

昨晩の夕飯を食べているときに関東地方での地震速報がはいった、幸いそれほど強い地震ではなかったが、朝もあったそうだ。新潟県では先週に地震があり、今度は関東地方だ。取引先から地震のリスク回避のアンケートのようなものが届いたが、いつやってくるかわからない天災なのでどう答えようもない。ただ生きるだけだ。

 

幸い家屋が倒壊しなければ弊社はアナログ技術ですぐに印刷を開始できる、が、そのまえに物流が止まればどうにもならない。電気が止まってもなんとでもなる、食べ物もこれから始める農業でなんとか食べて行ける自信があるので、言葉は重なるが地震に対して何がきても生きて行く自信はある

 

今週は数件ほど急ぎがあり、2件はなんとかなるが、1件はジグ作成から試行錯誤まですべて一人でやらなければならない難題だ。それも納期が短い、受けなければよかったと後悔してしまうほどだが、いつも最後にはなんとかなっている。無理をすればできるという変な自信があるのもこれまた私の困った性格だ。

 

週末は子供と出かけた、少子高齢化の社会ではあるが親になって初めて子供のありがたみと自分のことが理解できると感じている。これから先ますます少子高齢化が進むであろう、今よりも厳しい時代がやってくると思っている、そんな時代にたくましく同じことをせずに人と違うことをすることで生きてゆけると強く思う。同じことをすれば競争にさらされるだけだ、違うことをすれば競争にならない、その代わり想像力、忍耐、そして精神力、最後はサバイバル力だ。子供がどう成長するかわからない、しかしなんだか癒される。

地震があったが弊社は問題なかった

昨晩は早めに仕事を切り上げ、22時には工場を出た。途中同級生の経営する焼き鳥屋に立ち寄り、1杯やろうかと思い1杯目を飲んだところでなにか音が鳴り響いた。

 

地震速報だった、山形県沖らしい、近いといえば近いし遠いといえば遠い、新潟県は縦横に長い県で私のいる長岡市からだと80kmほど離れている。地震速報の1分後くらいに揺れがやってきた、体感ではあるが震度3くらいかなぁ、と思いネットのニュースをみたら5弱と出ていた。おそらく地盤により異なるのであろうが、私がいる長岡市の中心部はおそらく3か4程度だ。

 

余震があるかと思い早く引き上げるお客さんもいたが、私は続けて飲みネットで無事を投稿して、帰路についた。途中居酒屋等もあったが、みな何事もなかったように飲み続けていた。町も車が行き来していて普段となにもかわりない風景でもあった。

 

一応帰路の途中で工場にたちより、何も問題がないことを確認し、そのまま寝ることにした。余震が気になり寝つきが悪いかと思えば、逆に目が覚めずギリギリまでねてしまった。

 

地震だと様々な支障が出る世の中だが、弊社には仮にライフラインが止まっても仕事が止まらない知恵がある。印刷はほぼ手刷りなので、動力を必要としない。仮に電気が止まったとしても手刷りだから刷れる。唯一バキューム台がつかえなくなってしまうが、スプレーノリで代替できる。電気がつかなければ明るい倉庫に移動し、刷ればよい。製版ができなくなると思われるが、製版も日光さえ出ていれば太陽の光で製版ができる知恵があるので心配ない。人間さえ無事であればライフラインがどうなろうと印刷ができる。

 

普段通りの営業開始だ、ご心配いただいたかたに感謝申し上げます。長岡市は問題なく平常通りです。

ピンホール

写真は先週の中国の知り合いのマンションのエレベーターボタン。

 

ちょうど弊社でも裏刷りで似たような拡散印刷をする案件があり、ピンホールに気を使っている。もちろん作業はクリーンルーム内、チリ埃が0とは言えないが、そもそもそこまでの高性能のクリーンルームは無いし、そこまで要求される場合は相当な初期投資になり、おそらく生きている間に回収できない金額だ

 

それでも知恵を絞ればかなりチリ、埃を除去できる。中国のエレベーターのボタンだったが、職業病で気になった、しかしおそらく私だけであろう。。。

 

なんだか梅雨が始まりジメジメになってきた、製版がやりにくい。夜に乳剤を塗布して朝製版をするが、朝に湿気を飛ばしてあげなければ製版ができない時期だ。これも時期的なもので工夫をしなければ製版のスピードが落ちる。乾燥しているときは乳剤を塗布してほったらかしでもよいが、梅雨時期は乳剤が水分を吸収してしまうので、それを飛ばしてあげなければならない。

 

朝にきて乾燥していると思いそのまま製版をすれば間違いなく崩れる。

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