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箔押しとシルク印刷のゴールド

左が箔押し、右がシルク印刷。箔押しはテカテカする、シルク印刷は半艶でテカテカしない。金属用のインキを使えば少しは光沢がでるが、それでも箔押しみたいにはならない。

 

今回は急ぎ、どうもメーカーでNGを出したらしく、やり直しに時間が無いので弊社で急遽シルク印刷。クロス張りなのでSG410で刷った、正直どのインキでもよいであろうが、粘度の高いインキの方が沈まない。昨晩に刷って、そのまま自然乾燥。3/10納期だが、十分間に合う。合計で40冊ほど

 

今週も急ぎが多い、年度末という習慣をやめてはどうか、、と感じてしまう(汗)

青金と赤金の違い

シルク印刷で金は刷れるが、光沢があまりない。光沢のあるインキを使っても箔押しのようなギラギラにはならない。ちょうど青金(DIC620)と赤金(DIC619)の違いが見たい~という方がいたので、ベタで隣り合わせで印刷。

 

右が青金(DIC620)、左が赤金(DIC619)だ。まぜればこの中間の金色になる。配合率を調整すれば無限大に金色の調合ができるが、基本は青金(DIC620)と赤金(DIC619)のどちらかを選んでもらうことになる。

 

スクリーン印刷でハンガー印刷 

ハンガーは真ん中が凹んでいる、平といえば平ではあるが、通常はパッド印刷のほうが望ましい。しかし面積が大きいとそれも困難な場合があるし、小ロットであればスクリーン印刷で刷ってしまうほうがコストが安い。

 

少し刷り方にコツがいるが、慣れれば問題は無い。まっすぐに刷らないで故意に角度をつけて三角方向にする。慣れ、工夫でなんとでもなることを覚えた。今週はなんだかバタバタしている、月末だからかもしれないが、1つ1つコツコツと仕上げれば終わる案件だ。土日もフル稼働を予定している。

デニムトートポケット部分の真ん中にシルク印刷

デニムトート、よくある製品だがポケット部分の中心は難しい。なにせ縫製がバラバラだ、、、曲がっている個体もあればそうでないものも混在。海外、パキスタンで製造されている。そこまで精度を求めていないであろう。しかし曲がると印刷が悪く見える。

 

横の縫製はもうどうにもならないが縦方向はガイドを作成して目視で印刷。横もある程度工夫すればできるが、かなり大変だ。これはもうどうにもならない、ほぼほぼセンターに印刷、あとは梱包して納品。祝日ではあったが、3案件程仕上げることができたので幸いだった

スリッパにシルク印刷

スリッパに印刷は問題は無い、しかし不織布で毛羽立っていると難易度が高いが、工夫をすればシルク印刷で刷れる。メッシュは150、インキはOP22、あとは一工夫と刷る瞬間のコツだ。

 

以前1000足単位で刷ってコツを見つけたので、今はもう慣れたものだ。今回は300足、今週中にはしあがり、梱包となる。今週から少しずつ動き始めてきているが、多少なりとも緊急事態宣言の影響はあるのかもしれない。

白を印刷するのはフライパンに油を敷くような感じ

大型のベニヤ板への多色シルク印刷、ベニヤ板は茶色、白を刷らないで刷るとやはり色負けしてしまう。白が出る部分は殆ど無いが、やはり白の上に色を重ねると発色が異なる

 

白を刷らずに色を重ねていくと、料理で言えばフライパンに油を敷かずに調理をするような感じだ。白インキがもったいないという理由で引かないと仕上がりが悪い。そのくらい白という色は重要だ。

 

大型なので夏にやると大汗をかいてしまう、出荷はまだまだ先だが、いまのうちに進める事で体力消耗を最小限にできる

急ぎの木札だが版が無い

急ぎの木札印刷、見本はあるらしいが版が無い。データもない

 

半年くらい前にコロナということでいかに移動をせずに自社内で完結できるか~ということで、スキャナーを購入した。早速見本をスキャンにかけ、そのままトレース、製版~刷りだしで完了。15時にはスキャンして、17時半には200枚刷り終わった。

 

移動せず、人との接触をさけることができ、かつ経費削減にもなっている。生産性がUpしているのを感じる

PVC生地にシルク印刷テスト

PVC生地、本当はACTインキが良いが、今回はゴールドの色指定。ACTインキと金粉は相性が悪く化学反応が出るので刷れない。

 

SG410と硬化剤でやってみたら意外と密着したので、SG410を使用。それでも使いにくいインキではあるが、ACTと金粉よりはましだ。今回は少々かわったハイブリッドな金と銀の試作。どうなるか楽しみだ

淵ギリギリまでシルク印刷

ガラスの成形物にシルク印刷、ベタで1色。淵ギリギリまでの印刷なので専用のジグが必要だ。こういうジグを作成してくれるStaffが弊社にはいる。もちろん私もできるが、得意な人にやってもらうと早い。

 

人気が無い朝にすって、塵・埃をさける。しかし完全100%にはならない、もう一度日曜の夜にでもチャレンジしようかな

ドライラックを使わないで乾燥

お寺様の木札、通常2色だ。1色目の印鑑はだいたい小さいので、ドライラックには乗せずに、積み上げる。そうすれば翌日にそのまま黒をすってドライラックに乗せて乾燥できる。

 

如何にして移動する距離と手間を削減するか、これでスピードが一気にUpする。つまり生産性向上だ。2種類の印鑑、300枚だが1時間で終わった。こういう創意工夫が大事だ

 

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