印刷ブログ
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お皿のような成形物にパッド印刷

湾曲しているお皿のようなもの、こちらの裏面にパッド印刷。50個ほど、セットが完了すれば早いが、湾曲しているのでデータ調整が難しい。5%ほど湾曲させ試し刷り、平行になっていないので再度製版。なんとかそこそこ平行になったが、今度は受け皿の部分にパッドがあたってしまうので、位置出しのジグを調整し、工夫をする。

こういう成形物は難しいが、工夫をすれば印刷はできる。土曜に終わらせ、自然乾燥、今日梱包すれば納品できる

明日は即位の日で祝日にはなるが、稼働することにしている。世間の企業はどのような動きになるのか、観察してみたい。

成形物にパッド印刷

フラットでない成形物が連続する、これはもうすぐにはできない。ジグ、製版もブリッジをかけたり試行錯誤が続く、そういうときに限り急ぎとなる。恐らくではあるが発注側としてはどうやって印刷をしているかわからないことが多いのであろう、無理もない、すべてインクジェットのように機械に入れれば印刷が終わる、という風に思われている方が大半だ。

 

パッド印刷は機械に入らない成形物を人間の手で1つ1つ仕上げる、時間がかかってしまうがあとは慣れだ。慣れているので比較的早いほうだとは思うが、それでも連続で来てしまうと天手古舞になってしまう、、、何件かあまりにも短納期過ぎる無理な案件は伸ばしてほしいと依頼をかけたが、それでも期日が決まっているらしく無理をすることになる。今日も明日も夜中までだが、幸いにも天気が良い。日光でも浴びてビタミン補給をすれば大丈夫かな(笑)

アイスピッチャー7個にパッド印刷

印刷は問題は無いが、ジグ作成にAS樹脂なのでやり直しができない、かなり緊張するが、夜静まり返った場内で仕上げる。ピッチャーは7個、その他アイスをいれる大きなバケツのようなものは5個。

 

位置出しを透明シールをはって行い、何度かテストをし、いざ本番。やり直しができない素材なので1発勝負だ、それも短納期なのでなおさら緊張する。100%完璧に出来上がった、、とはいえないが、再現性はできていると思う。なかなか難しいパッド印刷、まだまだ修行しなければいけないと思っている。

 

今日は地元長岡市のビジネスマッチングイベントでほぼ終日でかけてしまうが、昼休みの時間と朝にすこしでも作業を行い、夕方から夜にかけて引き続き案件をすすめることになる。今週の山場の難題はひとまず終わった、あとは時間と体力勝負となる

ラメが付着している製品

ラメというキラキラ光る粉のようなものがある、それが付着しているシリコン?製品らしき、反対側のステンレスにパッド印刷。

 

本当は120℃くらいでの焼成が理想だが、ラメが焦げる可能性がある。1個だけテストをしてみたが、問題はなさそう。しかしいざ量産で全部120℃で焼成しどうなるかはわからない、ここは無理をせずに100℃くらいに抑えて焼成を行った。

 

焼成は金曜日、土日そのままにしておけばそこそこの密着になると思ったので、無理をせずに100℃のままで1時間ほど。今週も連休前の急ぎが連続しているが、1つ1つしっかりとこなせば仕上げることができる予定だ。無理をするとB品が出てしまう、無理そうな納期の案件はあらかじめ伝えておき、双方の都合で調整になっている案件もある。納期調整が可能な案件に関しては無理よりはしっかりとした出来を納品するほうが絶対条件だ。

 

しかしここへきて消費増税前の駆け込みのような、、、わかってることではあったが、最後まで動けなかったのはいろいろな情報が出回っているからであろう。弊社ではできることはやるが、無理をして体をこわしてしまっては本末転倒なので無理をしないようにすることにしている。

重なる時は重なる

今日から9月、猛暑だった8月がすっかり過去のような感じとなるほど涼しくなってきた。日中はそれでも27℃ほど、40℃近かったお盆時期にくらべればまだまだ残暑かもしれないが、もうエアコンがいらないくらいの涼しさを感じる

 

8月から自分だけの意識改革と生産性UPということで、土日を稼働している。土日くらい休んでは~と言われるかもしれないが、来客も電話もほぼない土日が一番はかどる。つまり生産性がダントツに良い。誰もいない工場の中で一人で作業できる案件をコツコツとすすめる、ペースはそれほどでもないが気分的にかなり楽だ。リラックスしているときこそ最高の印刷ができると思っている。

 

日曜は夕方に近くの温泉に出かけ、すこしだけお湯につかり癒しを得た。帰りのスーパーで麺類を買い、ゆでて夕飯として食べ、納豆も食した。1日1食になっているが、体調は変わらない、BMIもほぼ完ぺきな数値になっている、急に涼しくなって窓を開けたまま寝てしまったせいか、のどが少しいたいが、時間がたてば治るであろうと思っている。

 

土日は傘の取っ手にパッド印刷、合計で1000本ほどだが、ペースは速い。PPなのでプライマーで下処理を行う作業に手間をとってしまうが、月曜中にはすべて終わらせて別の難しい案件をこなさなければならない

円錐形のライターにパッド印刷

ライターにパッド印刷はまったく問題がない、、しかし今回のような円錐形の場合はデータ調整が難しい。

 

データそのままだと印刷時にゆがみが出る、そこでデータをアーチし、わざと曲げて製版をする。この%はもう勘だ。計算式もあるとは思うが、今までの経験からしてこのくらいの%というデータを作り、一度製版しテスト。そこでおおよその%がわかるので再度データを調整し、2回製版。今回はテーパーがおおきかったので3回製版し、そこそこできあがった

 

ここまでできれば100本は朝飯前だ。今日中に仕上げ、月末納品を予定する

パッド用のインキを自社調合

弊社ではパッド印刷も小ロットで行っている。昨晩は40個ほどのPP製品にパッド印刷、シルク印刷では無理な湾曲なのでパッドで行う。

製版も自社、ジグも自社、印刷も自社、すべて自社内で解決できるので小ロットの印刷が可能となる。パッド印刷をご存じの方はパッド印刷用のインキが高価なのをしっている。連続で流れである案件であればパッドインキを購入したほうが良いが、小ロットで特色、しかも毎回成形物と素材が変わる場合はパッドインキを購入していると採算が全く合わない。それも理由で小ロットのパッド印刷は参入しない会社が多いのかもしれない。

 

今回のPP製の商品にはピンク、ピンクをつくるには最低でも2つの色を混ぜなければならない、40個のために数万円のインキ、、、採算が合わない。そういう場合はパッドインキの性質を知っていれば自社で調合でき、しかも濃く出せる。

 

パッド印刷はシルク印刷と比較するとインキの膜がおよそ1/4と薄くなるので、スクリーンインキではNGだ。調合も方法を知っていれば1/4膜でもシルク印刷に負けないくらいに濃く再現ができる。こういう知恵と工夫で乗り越える毎日が楽しいが、土日に予定していた子供とのおでかけもキャンセルをしなければならなくなった(汗) まぁまた来月があるだろう、涼しくなってからでかけようと思う

ハンガーにパッド印刷

木製のハンガー、表面になにかしらの加工がされている、SG740インキで密着を確認したので、あとは量産だ。

 

どうも表面の何かが邪魔をしてインキを弾く、初めは柔らかいパッドを使用したが、硬いパッドの方がよいので硬いパッドでインキを2回拾って印刷する。コツはインキを拾ってからパッドで押すまでの間隔だ、これはもう慣れとその日の温度、湿度で感触をつかむしかない。

 

昨晩に1ケースほど仕上げ、調子をつかんだのであとは今週中に量産を仕上げることができればと思っている。そのほか小ロットの依頼およびこういうときになるとパッド印刷の案件が続く、1台しかないのでなんとか予定を組んで仕上げるしかない。もう1台あれば、、、と思うが、パッド印刷はコツと感覚がものをいうので、誰でもできるわけではない。しかしそれをなんとか解決しなければいけないという時期になってきている。

毎日違う成形物が到着するので、毎日が試行錯誤だ。今週は雨模様で毎日涼しい、夏が去ってゆきそうな感じがする

ハンガーにパッド印刷

木製のハンガーにパッド印刷、印刷そのものは問題はない、ハンガーの中心に凹みがあるのでスクリーン印刷では不可ということでパッド印刷。

 

位置合わせとジグが難しいくらいで、それができれば量産は早い。データも多少湾曲させ、製版を数回繰り返し仕上げる。急ぎとのことなので今週中に仕上げ、来週着で手配予定だ。もっと急げるが、、、今週はなぜか締め日の20日までに収めてほしいという依頼が続いてしまっているので動けない。日本特有の締め日が世間をあわただしくさせている理由だともかんじてしまうが、この商習慣が変わるには相当時間がかかるであろう。

 

ある意味合理的ではあるが、その反面マイナスな面もでていると強く感じる。締め日までに納めなければ、という場合と締め日近い日には発注をせずに、締め日以降にと、なかなか難しいところではあるが、変わらなければ働き方改革にはならない

100均のタッチペンにパッド印刷

タブレットに使用するタッチペン、こちらに1色でパッド印刷

 

資材は今週に入り、データも作成、納期が数日だが、自社製版できるのですぐに製版、その日に印刷。あとは梱包をして出荷するだけ。ここまでスピーディにできるのも自社製版設備があるからだ。今週の急ぎは終わった、あとは来週の段取りや土曜の出張印刷の用意をすれば乗り切れる。

土曜は晴れらしい、朝から行い、午前中に仕上げることができれば午後から日曜にかけて少しはのんびりできる。桜がそろそろ開花する、花見にでも少しでかけようと考えている

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