印刷ブログ
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ストローにパッド印刷

タピオカという飲料を飲む際に使用するような大きなストロー

こちらに印刷ができないか?ということでチャレンジ。ストローが柔らかいので中に円柱の治具を入れなければいけないかと思ったが、試しに治具なしで印刷してみたら問題なく再現できた

素材はPPっぽいのでPPインキでテスト、密着も再現も問題は無い。

しかし1回使えば捨てられてしまうストロー、果たして印刷をする意味があるのであろうか?!(汗)
straw

バナナの皮にパッド印刷

バナナの皮に印刷ができるか?と試してみた。ちょうど食材に印刷ができるか否かの問い合わせがあったのだが、可食インキがあればできる。しかしそれは食材を自ら調合しなければならない

とりあえずバナナの皮であれば食べないので油性のインキでパッド印刷をしてみた。結果は問題ない、しかしバナナが熟しているものだったので柔らかいのでパッドで押すとバナナが傷んでしまう

柔らかいパッドで印刷をすれば問題は無いが、それでも熟していないなるべく硬い青いバナナの方が良いのかもしれない

土日も稼働した、仕事をしながら息子の自転車の練習、日曜日には一人で乗れるようになっていた。なんとなく達成感があり幸せな週末となった
bananablog

樹脂製のコーヒーセットにブランド名を名入れ

誰もが聞けばわかるとある自動車メーカーの名入れ案件

コーヒーメーカーのようなものの受け皿にパッド印刷、60個程だ

弊社では得意な小ロットのパッド印刷、セットと位置合わせに一番時間がかかった、コンマ0.1-0.2mm程度の誤差でなんとか全て仕上げた。

治具が自作なのでどうしても多少の誤差はでてしまうが、それでもコンマmmでおさまった。高精度の治具を高いお金を出して作成するほどの予算もない、ということで自作。

印刷そのものは1時間ほど、それまでの準備に校正で何日もかかった。全く割に合わない案件かもしれないが、こういう積み重ねが技術の更新そして経験になるので努力は怠らない
AUDISAN

回転パッド印刷

パッド印刷でも特殊な印刷方法が存在する、これは機械ではなく自作でつくるしかない。もしかしたら機械があるのかもしれないが、小ロットには全くの不向きだ

通常パッド印刷は成形物を固定してパッドを押し当てて転写する。しかし今回は百万塔という五重塔を丸くしたような成形物でその固定台座、それも凹みのある部分にぐるっと1周印刷だ。

回転スクリーン印刷でもできないレベルで面積も狭い、さらに突起している部分と印刷面が近すぎて回転スクリーンでは不可能だ

さらに、、、1つ1つ職人が木を削っているので個体差がある。これには泣かされた。

なんとか3日かけて調整を行い、ああでもないこうでもない、と試行錯誤をしながらなんとか印刷できるまでにたどり着いた。今までで一番難易度が高い印刷、といっても過言ではないと思う

工夫次第ではなんでも印刷できる、少々精神的に疲れてしまっているが、なんとか調子が出たし、アイディアもできた。考えることが楽しいし、それが刺激、経験となる

解決方法ができ、スムーズに行くようになったので気が楽になった。今週もあと2日だが、土日も稼働予定だ
kaitenpad

卵にパッド印刷

6/10の日曜日は地元長岡市の製造業・加工業の方合計4社でものづくりえんにち というイベントをハイブ長岡という展示場で行い、10時から15時までものづくりイベントを行った

休日なので親子連れを想定して何かものづくりを体験してもらう日になった。

私は印刷担当なので大人も子供も楽しめるようにと前日の夜までいろいろと考え、100円ショップをまわったりスーパーにいったりといろいろと見たが、ちょうど深夜になる前に立ち寄ったドン・キホーテで良いアイディアが浮かんだ

子供には駄菓子の透明ケースに入っているチョコレートの湾曲している部分に印刷、大人は生卵の殻に印刷をしてもらおうとそれぞれ購入した

事前告知にもかかわらず来場者は少なかったが、なんだか楽しかった。一番楽しかったのは卵と言う食材に印刷ができるとわかった自分かもしれない。 生卵なのでゆで卵と違いパッドの圧力をかけると割れてしまう。比較的小さな版の20x20mm程(それでも昔市販の卵についている日付印字よりは大きな面積だった)を用意して、金1色での印刷体験、金の卵という名前をつけて体験をしてもらった

子供はパッドを押すのが楽しいようで見ているだけでも楽しかった。今週も引き続き難題があるが、仕事があることは幸せだと思える日曜日だった。

イベントが少し早く終わったので妻子と外食をして近くの桂温泉にはいって疲れを癒した
eggforevent180

マグカップ16個にパッド印刷

ノベルティのマグカップ、そのもの自体に不良があり追加印刷で16個。 量産は500個だったが、マグの個体が汚いものがあったらしく、16個だけ追加で印刷

幸いにも治具をそのままにしていたので、すぐにとりかかれた。

16個なので大きな窯で焼成するわけにはいかないので、弊社にある小ロット用の小さなコンベクションオーブンで焼成。2回にわけたが、問題なく完了

前焼成、後焼成で2回乾燥。インキが白なのですぐに高温にするとインキが焦げてしまう。これはもう経験からしてのやりかただ、温度を上げても焦げないインキを使用しているが、ねんにはねんを

小ロットのパッド印刷、お問い合わせください
hotmagu

形の異なるマグにパッド印刷

外国製の陶器のマグ、こちらはいつもやっている印刷なので問題は無いが、、、形に取っ手が1つ1つ異なるので印刷場所によってはかなり大変だ

今回の印刷場所は取っ手とは反対側、上部飲み口より下の指定寸法。これはもう大変だが、やるしかない(笑) 500個を1つ1つ目視で確認しながらズレが出た個体はその場で消してすぐにやり直し

取っ手のついている位置が全てことなり、マグの高さもバラバラなので位置決めができない。

2日かけて500個を完成、まだ側面に名入れだったら楽だったかもしれないが、取っ手の反対側もできます~と言ってしまった自分に後悔した2日だった(笑)

今日も引き続き難しい案件、土日も超難題がまちかまえているが、突撃するしかない。梅雨が来る前にどんどん仕上げなければ印刷環境が1年で最悪の梅雨に難題は不向きだ

なんだかんだ今週末も全て仕事で埋まってしまっているが、仕事があることは幸せだ。日曜はのんびり仕事をしながらラーメンでも食べに行こうかと計画している
hotmug

スクリーンインキをパッド印刷で使う

インキメーカーに言わせれば表題はご法度だとは思うし、メーカーとしてはパッド印刷にはパッドインキを使いなさい、と言わなければならない

しかしパッドインキは高いし小ロット用に小分けで売っているわけではない。そしてパッド印刷はインキの仕様がスクリーン印刷と比較すると少ない(それだけインキの膜が薄い)

予算がある案件や流れのパッド印刷の案件であればパッドインキを買えばよいのだが、小ロットや滅多に使わないインキの場合はスクリーンインキを代用する

これもコツと癖があり、慣れないと大変な試行錯誤になる。カタログにはのっていないしメーカーもあまり言わないようにしているのかわからないが、私はスクリーンインキをパッド印刷で使うときは某インキメーカーの希釈溶剤を使用、あとは2回3回と重ね印刷を行うことにしている。

それでもやはりなれないと使い勝手が悪い。いつかはパッドインキを仕入れて刷れるくらいになるかと思うこともあるが、大ロットの案件はあまりやっていないので、おそらくスクリーンインキを使うことになるであろう。しかし全く問題は無い、パッドインキを使用したものと同じで再現ができる
t640

治具作りの楽しさ

形ある成形物に印刷をするときは必ずと言ってよいほど治具が必要になる。

平面のスクリーン印刷の場合はXとY軸を決めればよいが、形ある成形物の場合はそこにZ軸が入る。つまりX,Y、Xという3軸を考えた治具をつくらなければならない。

聞いているだけで面倒に聞こえてしまうが、これを考えるのが面白い。人間の仕事は考えて何かを作り上げる事、AIは学習して繰り返し作業を行い、そしてそれで向上するがひらめきがない。

人間しかできないことを仕事にしなければ今後AIやロボットにどんどん仕事を奪われてしまう。 治具作りも1つ1つの創意工夫、これは人間の仕事になるであろう

今回は大きなマグにパッド印刷、それも取っ手の反対側の上部なので取っ手をいかに垂直に立たせて動かないように固定するか、試行錯誤だったが、新潟県らしい治具が弊社にあり、それを使い取っ手を上手に固定したら完成した。あとは500個を刷るだけだ
jigu

鉛筆にパッド印刷をする

金色でピカピカ光っている光沢のある鉛筆、合格祈願とか彫がしてあるが、その反対側に地元長岡市の開府300年という事で祝~ という文字を印刷

本数は400本程、場所的にもシルクスクリーン印刷でできるが、やはり細かい文字列なのでパッド印刷の方が綺麗に仕上がる。

色は黒指定だが、光沢があるので目立たない、色替えを提案したが、黒のままで良いという。私的にはどうしても気になっていたので、自転車で行けるくらい近いお客さん、4本程刷って現物を見せにいったが、それでもこのままで良いという。

ということでそのまま全数を仕上げた。光の当たり具合によってははっきりと見えるが、それはもうどうにもならない。

しかし鉛筆、、削ってしまえばなくなるのだが、最近鉛筆を使う人も少なくなっているであろう。

鉛筆への印刷、お問い合わせください
gold enpitsu
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