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師走より早く走る

今年も実動でいえば1週間程になっている、私は年末ぎりぎりまで仕事をやり、31日だけは掃除に集中しようと思っている。そして元日は仕事始めというか初刷りを行おうと思う。こんなことをして何が良いのかと聞かれれば何もよいことはないが、昔の書き初めと同じで墨汁で何かを書くわけではなく、黒いインキを使って何かを刷る、ということが私にとっての日本古来の行事の書き初め、いわば書き初めの近代版になるのかもしれない

来週もタイトな納期と日程でいろいろやらなければならないが、こういった時に限りいろいろトラブルが出てしまう、新品のプリンターを買えばよいのだがプリンターの色がなかなか出ない、古いのでノズルが詰まっているのであろう。それに事務所の温度も夏場ほど高くないのでどうしてもつまりが出てしまう。これを直さないと年賀状が印刷できない。

印刷屋なのに年賀状が印刷できないというのはお粗末かもしれないが、紙印刷ではなく整形物に印刷をするのが得意なので名刺や年賀状印刷などはまったくをもって不得意ともいえる。

冬将軍の到来

今朝事務所に向かう途中に降り始めたみぞれ、ほんの数分も経過しないうちに大粒の雪に変わっていた。今年は暖冬かと思ったがとうとう冬将軍がやってきた。

これで指先がだんだんと冷たくなり、落版もやりたくなくなる時期だがそうわがままも言えない。少しの晴までもあれば落版をしたりしなければ冬の間にたまってしまう。

今年もあと2週間となっている、実稼働する日程はそれ以下かもしれないが、弊社は年末ギリギリまで稼働することになるであろう。30-31日頃が一番静かで掃除等もできる。気になっているパソコンの速度も年末年始の時間を見つけて入れ替えしようかと思う、OSもいまだにXPなのでそろそろ変えなければならない

年内の納期が多くなってきた

年内はなんとなくスケジュールが組めたと思ったが年内に仕上げてほしい、それも25か28までという案件が突如多くなってきた。弊社は零細企業なので歳納めの日程は決めてはいない、仕事ある限り正月の元日も関係なく仕事をしようと思えばできる。

しかし従業員をかかえている企業さんとなればそうもいかない、なんとか年内に納めたいという仕事があるのであろう。もっとも、伝票上の処理という理由もあるのかもしれないが。

来週は23日が祝日となるが、もう祝日ということを忘れて仕事をしようという気分になっているほど迫っている納期が集中してきている。来週は法務局にもでかけようと思っていたが、果たしていけるのかすらわからない。以前は地元長岡市でできた手続きが全て60kmも離れている新潟市までいかなければならなくなった。

カレンダー配りやお歳暮もまだ終わっていない、そして年賀状もまだ終わっていない。。。いったいこの先どうなるかわからないが、1つ1つやりこなすしかない。最後の最後は寝る時間を削って正月に24時間寝続ければなんとかなるであろうと思っている

小ロットのマグカップ印刷で8時間もかかった

今日の午後から始めたマグカップへのパッド印刷、小ロットの30個程なので2-3時間もあれば終わると思っていたが大間違いだった。気づけば乾燥も入れて夜中までかかってしまい、通算で8時間は費やしたと思う。

使うインキがこれまた厄介なインキでパッド専用のインキでは無いので、希釈に取り扱いが面倒だった。かといって高価なパッド専用インキを買っても1kg殆ど余らせることになるので、そうするわけにもいかない。

希釈は10個くらいやったらインキがダメになるので、5-6個くらいでとめてそのまま乾燥させ、次にとりかかる作業を続けた。途中納得のいかない仕上がりのものはやり直し、それも2度の重ね印刷になるのでいくら治具をしっかりと作ったとしても100%完璧に2度目が重ね刷できるとは限らない。

そうもこうもしているうちに夜中になってしまったが、なんとか全数仕上げる事ができた。インキが厄介なので希釈をしすぎると気泡がでる、希釈をしないとパッドで拾えない、絶妙のバランスとタイミングを模索するのに2時間くらいかかったが、結局は後から修正する方法がベストという結論が出たのでそのあとはスムーズにいった。

これでまた1つ技術とコツをつかんだことになるが、ここまでたどり着くのに相当疲労してしまったのでもう絶対に忘れないであろうコツでもある

年末なのか急ぎの納期の物がどんどんきている、もう少し早めに動いてもらえれば良いのだがそうもいってはいられない。これから年末までフルスピードで行かなければならない
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週末はあまりできなかった

週末にやることがあったが、子供が風邪をひき体調が悪くなり、そして私まで原因不明の腹痛と下痢になってしまい、あまりできなかった。

私は腹痛だけで特に頭痛も何もなかったので普通に行動はできたが、あまりにも例の場所に通う回数が多くなり、仕事などできる状態でもなかった。おまけにそろそろダメになる調子が感じられた車のバッテリーが土曜にあがってしまい、うんともスンとも言わなくなった。仕方なくすぐに外して新品のバッテリーを義理の兄に持ってきてもらい、取り換えをしたらすぐに始動するようになった。もう5年も使っているバッテリーだったのでいつどうなるかがわからなかったが、週末に交換ができてなによりだった

今週は後半が忙しくなるので、前半でどれだけ進める事ができるかにより今週の調子がわかるようになる。年賀状もまだ仕上げていない、私は1筆1筆コメントを書くことにしているのでだいぶ時間がかかってしまう。

数件年末のあいさつ回りにでかけたいのだが、すぐにいけるような場所ではないので年末ギリギリになってしまうかもしれない。師走の最後の週で失礼なのはわかっているが、こちらもそう簡単にいける距離ではないので勘弁してもらうことにしようと思っている。

気づけばもう年末だ、という感覚にすでになっているが、1つ1つ丁寧に仕上げる事は忘れてはならない

アルミ製の塗装されたタンブラーには

アルミ製、表面は塗装が施されているタンブラーにはSG740と硬化剤を入れたインクで刷り、80℃ほどで30分焼き付け乾燥させればOKだ。

#1000インキでも良いのだが、作業性からするとSG740の方がやりやすい。インキメーカーには聞いてはいないが、どちらかといえば塗装面にはSG740の方が良い感じがする。

SG740と#1000インキの違いは作業性にも出るが、艶無と艶有の違いもある。特に指定がなければどちらを選んでも良いが、指定がある場合はインキの選択を行う。#1000インキだと焼き付け温度を多少上げなければならないが、今回のタンブラーの飲み口にPPっぽい素材がつかわれており、それが外せないのであまり温度を高くはしたくない、ということでSG740にした。

あとは週明けまでそのまま置いて、梱包すれば完成となる。タンブラーへの小ロット名入れ印刷、お問い合わせください

tanbler

タンブラーへの回転シルクスクリーン印刷

先日のマグカップへのパッド印刷試験はなんとか終わった、結局は製版を3回やり直していちばんムラが出ていない版でためしたところ、ほぼOKな再現となった。

つかっているインキが厄介なインキなのでなかなか綺麗にできない。特に冬場なのでインキも固くなり、更に陶器・ガラスようなので希釈もちょうど良くしなければ気泡が出てしまう。気泡がでるくらいまでに希釈するとドクターブレードで綺麗にインキを出せるが、そうすると気泡が出てNGになる。かといって固いインキのままだとドクターブレードで綺麗に版から転写ができない。

その中間をなんとか見つけてうまい具合にインキをパッドで拾ってあげて転写しなければならないが、そのタイミングに間、そして2度の重ね転写となるので難易度はそうとう高い。量産で30個程なので全体量としては少ないが恐らく1つ印刷するのに3-5分くらいかけてやることになるであろう。これは集中力を必要とするので夜か週末にやろうと思っている。

今日はアルミ製のタンブラーへの回転シルクスクリーン印刷が来週の納期であるのでそれの受け治具とテスト印刷をしようと思っている。それが終わればあとは来週に一気に量産し、焼き付け乾燥をすれば終わりだ。

気づけばもう金曜日、あと3週間もしないで2015年が終わってしまう。最後のラストスパートになるであろう

マグカップにパッド印刷

先日はマグカップ小ロット印刷の試刷りを行った。治具は比較的よく出来上がったので良かったが、版の出来上がりがあまり良くなかったので、今日再度製版をしようと思う。

パッド印刷の仕上がりを左右するのが治具と版の出来具合だと思っている。この2つがしっかりとできていなければいくら印刷をしても綺麗に仕上がらない。2つさえしっかりとできていればあとはインキの希釈や印刷のスピード、圧等調整できるものとなる。

午前中に再度製版を行い、露光をして午後前にもう一度試しをしてみようと思う。試がOKであればクライアントに写真を送付し、了承がでればあとは量産をするだけだ。全てができている状態で量産にうつれば30個程なので1-2時間でおわるであろうと思う。使うインキが1690Nという使いにくいインキなので5-6個印刷したところで洗浄して再度開始することになるであろう。焼き付けは小ロットなので家庭用のオーブントースターで何回かにわけて乾燥させようと思う

師走まっただ中なのでのんびりはできないが、今週末は子供を連れてどこかにでかけようと思っているので平日のうちにいろいろ遅くまで時間をかけて仕上げたい案件を終わらせようと思っている

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最後の晴れの日になりそうだ

今日も快晴、新潟県で12月がここまで晴れるのがめずらしい。昨日は沢山落版をしたり製版をした、後露光を日光でやったのでそれも早く仕上がった

今日は流れの仕事をやりながら夜にはマグカップへの試験印刷をする予定になっている。小ロットで30個程のマグカップだが治具を造らなければ印刷ができない。治具をつくり調整するにはやはり電話が鳴ったりしない夜の方が集中できる。 その後はタンブラーへの名入れもあるので、そちらの治具を造ろうと思っている。

治具作成は工作のようで私には面白い工程となる。外注で作れば早いかもしれないが小ロットの治具を外注に出せばまずは印刷の案件すら決まらない値段になってしまう。そういう場合は自作で楽しむようにやらなければならない。時間でいくらというサラリーマン風な仕事ではないのでなかなか人を雇用することができない、仕事を時間で区切らず楽しくできるような有志がいれば一緒に仕事をしてみたいと思う時もある

寝てしまった

昨日は先週からの疲れで21時に寝てしまい、やろうとしていた仕事をおわらせないまま朝まで過ごしてしまった。

やろうとしていたのは多いデータ作成にポジフィルム出力だが、そのプリンターの調子も悪かったのでそれを調整しながらと思っていたが、今日やることになるであろう。どうしても冬場は調子が悪いのでノズルの調整が必要になる。

なるべくK100%のポジフィルムを出さなければ版が綺麗にできない。ノズルが少しでもつまっているとそれができない。この調整がなかなか難しい。