ここ何か月か思っていた事ではあるが、ブログのアクセス検索に出てくる用語と何度かの問い合わせ、近くの長岡造形大学の先生との会話の中でシルクスクリーン印刷に対する認知度と理解度が少ないという事に気づいてきた
それはそれで良いのだが、若手のデザイナーの方や印刷の営業職の方にもっと知ってもらおう思い、年内にでも地元長岡市のまちなかキャンパスでシルクスクリーン印刷教室をやってみようと思いついた
1から10まで説明するわけではないが、デジタル化されているインキジェットの裏側で何がどう動いてカラーになって印刷されてくるかをアナログの印刷 4色カラー分解のCMYKシルク印刷で実演してみようと思う。
色の重ねでほぼフルカラーの印刷ができる、ということを再現すればどれだけの手間暇がかかり色の掛け合わせで無限大のデザインの可能性ができることも理解してもらえるとは思う。
最近感じるのが綺麗なデザインで色数も多いデザインが多くそれを成形物に印刷したいという方が増えている。3次元に印刷できる高価なインキジェットで高いお金を払えばできるであろう、しかしいったい末端価格がいくらになるかがわからないような物がある。
色数を少なく、そして末端価格をある程度適正価格にできるような物をつくらなければ販売するのは難しいのかもしれない。もちろん学生の時は斬新なアイディアで無理であろう物を作ることは素晴らしいとは思う。それを何とか再現するもの我々の仕事なのかもしれない