印刷ブログ
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ゴルフボール60個、異なる2色

ゴルフボールへの印刷があったが、製版をしセットアップをしたらかなり調子よくできたので、そのまま土曜の夕方に終わらせることができた。

製版でブリッジを3%程かけて印刷したら綺麗にまっすぐに見えるようになり、あとは色と硬化剤、40個が黒で20個が青、それも調色しなくとも生の色で良かったのですぐにできた。

色変えもほんの5分ほどの洗浄で終わり、トータルで1時間ほどで全てが終わった。10日のコンペまでに必要なボールだったらしいが、お店に頼んだらメーカーに依頼してから2週間かかるとの事で間に合わなかったとのこと。

メーカーの回答もどこも同じような納期で実際のところはすぐにできるとは思うが、いつも2週間というディフォルトスタンダード的な納期回答がやってくる。弊社は受け取ったその日のうちにデータ作成、製版、翌日には終わっていた。硬化剤が入っているので乾燥まで時間がかかるがそれでも週明けにはお渡しすることができる

小ロットでなかなか印刷を受けてもらえないでお困りの方、ぜひお問い合わせください
gofl

お米の売り方が変わってきた

地元新潟では新米の時期になってきた。昔は農家がそのままJAへお米を納めてそれが市場に流通する形であった。その際もほぼどこでもあるようなPPの袋か紙の米袋で売られているままであった

近年それが変わってきている。JAに頼らず農家独自で直接販売をしよう、又はお米屋さんが独自のブレンドとパッケージを使い販促している光景を見る。

弊社でも数年前から米袋へのシルクスクリーン印刷を手掛けるようになった。小ロットなので1種類で30-50枚、図柄が違うものを数種類。米袋専用の印刷(恐らくグラビア印刷であろう)ではこのような小ロットに対応できない。

シルク印刷ならば10枚でも5枚でもできる、それにインクも密着が良い。

米袋や米箱への印刷、可能です。米どころ新潟ならではの印刷にアイディア、デザイン、小ロットより実現できます

kami

ゴルフボールに少ロット名入れ印刷

ゴルフボールに名入れ印刷ができないか?という問い合わせがあった。ゴルフボールには何度も印刷をしているが、注意点が多少なりともある

1.インキの選択(硬化剤をいれなければショットのインパクト時にあっけなく剥がれてしまう)
一度試験をするためにあるメーカーのインキ+硬化剤を使い印刷したものを近くのゼビオというスポーツ店に持ちこみ、室内ショットをさせてもらった。ゴルフは昔やったことがあるので、ドライバーを1本借り、インパクトの来る部分を思いっきり何とも叩いてみた。結果剥がれる事は無く合格と判断。(よくある ダフッタ というインパクトだと恐らくインキは落ちるが、ボールそのものが変形するので仕方がないと思う)

通常メーカーはオーバーコートをしてあるのでメーカーの印刷部分は落ちないが、同じにするにはそれなりの設備とお金がかかると思われる。

2.データのブリッジ
球体に印刷することになるので、データを180度の線のままで印刷すると歪みがでる。データにブリッジをかけて故意に湾曲させて製版をしなければならない。この具合が難しい、1回でできる場合もあれば2-3回版を無駄にしてようやく綺麗になる場合がある

といったところであろうか

メーカーに聞いても答えが出ない

インキ密着に関して、メーカーのHPを参考にする場合が多いが素材によっては密着するインキがわからない(不明、該当無し)と出る場合がある。

その場合は密着試験を依頼することができるが、それでも不十分な場合が多い。

こちらとしてはかなりのインキの数が揃っているメーカーにそれなりの試験をしてもらいたい意味で密着試験の依頼を出すが、返ってくる答えが全てNGとなった場合はあきれてしまう。NGなのはわかるのでそれではいったいどうすれば密着するのか?を教えて欲しいが、そういった回答は今までに受けたことが無い。

なんとなく機械的な作業をし、密着しなければNGで返送してくる。それでは解決になっていないので、最後は自力でなんとか解決策を見つける事になる。今までどうしても密着しなかった素材が数種類あったが、その他はなんとか密着させることができている。

メーカー頼りにはできない、やはり最後は全て自分で解決しなければならない。これは全ての仕事で共通している事だと思う

布生地へ印刷

アパレル関連の生地はそれ専用のインキに設備がある程度必要にはなるが、簡単な布生地や単色、特殊な物でなければ一応弊社でもできる

しかしやはりそれは専門のプロがいるのと同じで、場合によってはアパレル関連を専門にやっている印刷会社さんに任せた方が良い。インク、製版、乾燥、発色(特に生地がインクを吸いこむので色調整は難しい)

弊社でできる範囲は印刷をしますが、難しい場合は知り合いの業者がいるのでそちらをご紹介することになります。

写真は綿100%へピンクっぽい色を印刷しました。ロットは150枚程、いろいろと他社で聞いてみたそうですが、予算があわず、弊社に問い合わせてご予算内に収まったそうです。

nuno

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