印刷ブログ
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アナログが活躍する

弊社は動力という機械をほとんど持っていない、強いて言えば電動のこぎりと吸引盤(素材を密着させ印刷する長板)くらいであろう。

それ以外は全て手作業のアナログ印刷となるが、私はこれが良いと思っている。高価な印刷機械を買っても汎用性が無い、それこそ流れ作業で毎日同じ素材で同じ印刷を繰り返す工業印刷であれば機械を入れるべきであろう、しかし世の中は変わった。

流れ作業の定期的な印刷案件はほぼ皆無となり、全てが異なる素材に1回物となっている今、機械が活躍する場等まずないと言っても過言ではないと思う。ひたすらアナログで手刷りをし、1つ1つ仕上げる、これこそが技術と職人技ともいえる印刷かもしれない。

私などまだまだ職人とは言えないレベルなので日々研究、挑戦を続けなければならない