印刷ブログ
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回転シルクスクリーン印刷

ここのところ問い合わせが増えているのが回転シルクスクリーン印刷の小ロットとなる。平均すると100個前後だが、恐らく半自動の機械をもっている業者ではやりたがらないロット数なのであろう、巡り巡って弊社のような小さな印刷工場にたどり着く方が多い

回転シルクスクリーン印刷の一番のカギ、又は面倒な部分は治具とセットアップだと思っている。半自動の機械を動かすのに100個くらいの個数では割に合わない。と判断するのは当然の事だとは思うが、一番ニーズが多いのが小ロットの回転シルクスクリーン印刷だと思っている。

幸いなのかわからないが弊社は自営業なので治具作成に使う時間を時給換算などせず、私が勝手に趣味で楽しんで治具を作っている。治具が出来て綺麗に印刷できるとこれまたうれしい、その工程を楽しんでいるので小ロットでも全く気にはならないし喜んでお受けしている。

これが大きな会社ともなれば効率と費用を計算され全て引き受けない案件となるであろうが、小さい工場ならではの強みかもしれない。小ロットの中でも300-500くらいのロットになれば一番ベストではあるが、小ロット対応を得意としているのでどんな個数でもお問い合わせ頂きたい

色数の少ないシールは

色数が1や2色、又は3でも4でも可能だが、単色に近いシールを多くする場合はシルク印刷が向いている場合が多い。

多い数といっても何万枚ともなれば専用の機械の方が良いであろう、しかし100枚、500枚といった中途半端な枚数の場合はシルク印刷で仕上げ、断裁や抜型を使い抜けば安く仕上がる場合が多い

写真は単色1、2種類で各100枚、円形に型抜き。 シール印刷、シルク印刷対応できます

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新しい週が始まった

週末は久しぶりに仕事が少なかったのでほぼ丸2日間、土日と子供と時間を過ごしていた。気づけば土曜と日曜、ほぼ朝から晩まで電車に乗っているだけであったが、動くものが好きな子供にとっては嬉しいじかんだったとは思う。

幸いな事に私も乗り物が好きで電車に乗っている時間は苦にはならない。人様が運転しているので大好きな日本酒も堪能できる、雪景色を身ながら安いパック酒ではあるがかなり美味い地元の日本酒を2-3合嗜む。これほど贅沢な時間は無いと思いながら週末を過ごした。

途中お土産やさんなどにも立ち寄り、シルクスクリーン印刷されている物やパッド印刷らしきものを見たりしては世の中やはりいろんな物に印刷がされていると感じた。それこそ終わりの無い需要だとは思う。たった1つの中国製の100円以下のマグカップに会社のロゴやブランドのマークを入れるだけでそれが倍以上の価格で販売されている。

印刷という触れない技術かもしれないが、その付加価値は計り知れない。今週もどのような印刷依頼がやってくるのかワクワクしながら仕事に励むことになるであろう

普通のダンボールにシルク印刷

小ロットの典型的な印刷となったかもしれない。

普通にどこのホームセンターでも販売されているようなダンボール、そこに2色のシルク印刷を行う。

インキジェットではダメらしく、どうしても作成しなければならないのでシルク印刷で。

フィルムも製版も自社でできるので、それ程高い印刷代にはならない。

それよりも紙、、、失敗できない素材という方が気になる(笑)

ダンボールへの小ロット印刷、可能です

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陶器へは完璧ではないが、、

陶器のコーヒーカップやマグカップへの小ロット印刷はどうしても回転シルクスクリーン印刷、又は印刷面積が小さければパッド印刷で行う事になる。

よくあるガラス瓶やマグ、お猪口等はそれなりの専用のインキと高温窯があり、600度くらいまで温度を上げインキと陶器を一体硬化させる方法となる。そのような手法で100個や50個の小ロット印刷はどうしても受けてもらえないと思う。(通常の回転シルクスクリーンやパッド印刷でも50や100はかなり受けたがらない場合が多い。。。)

弊社は小ロットを得意としている、高温の600度の釜は無いが、それなりに密着するインキを使い、70-80℃くらいで焼き付け、必要であればストーブで焼き付けすれば100℃を超える。

セイコーアドバンスの#1000インキ、又は1300や1600という高性能のインキもあるらしいが、そこまで必要か?という感じもある。弊社では通常#1000インキと硬化剤を使い印刷している

600℃の一体硬化型はいくら洗っても落ちないが、シルクスクリーンでやった場合は長年使っている間にだんだんと落ちてくる。それを承知でも問題がなければ印刷は可能だ。しかし何年、何回使えば落ちてくるのか、、、という質問に対してはお答えすることができない。どんな洗剤、使用環境によって異なるからだ。印刷後の乾燥の経過日数にもより密着度は異なる

ロット数と予算があれば専門の業者に依頼すれば良いであろうし、ロット数が少なければシルクスクリーンかパッド印刷での対応がベストだと思っている。

写真はパッド印刷で試験、かなり強く爪でこすると剥がれるが、そこまで強く引っ掻く人もいないであろう、、、という力で引っ掻き続けた結果となる。 

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どうなるか2015年

毎年、いや毎日の事ではあるが自営業としては明日の飯を食えるのか?という部分が気になる。仕事があればそんなことは全く考えないのだが少しでも仕事が切れると大丈夫なのかと心配になる。

しかしながら今までの経験であれば何かが重なって一気にやってくることが多い、それに備えて普段からスタンバイしておけば良い、という考えに至っている。落版の作業や場内の掃除、パソコンのオーバーホール、備品の確認等、印刷の案件が無い時にしかできない仕事もたくさんある

いつかは何かを売り出したい、自分の商品を作ってそこに印刷をして売りたい、という事もあるが、何を売れば良いのか?でいつも悩んでいる。何かを見つけ出す為に常にアンテナを張り巡らしているつもりだが、、

小正月が明け少しのんびりしている感じだが、1つ1つやることをこなして、いつでもどんなときでも動けるようにしておこうと思う。今週末は比較的ゆっくりとできそうなので子供を連れてどこかにでかけようと思っている

ダンボールに印刷

ダンボールに印刷依頼があった、通常はインキジェットで出せる?!のかもしれないが、弊社には無い。

かなり大きなダンボールなので1個インキジェットで出せたとしても数千円にはなるであろう。色数も少ない、枚数も3枚に増やすことになったらしいので、それでは弊社でシルク印刷してしまおうかと思っている。

ダンボールはロット数を多くして印刷していると思うが、小ロットで印刷してもらえる場所が少ないのでは?と思う。そんな試にもなるのでコスト度外視でやってみることにする

3連休が無事に終わった

3連休はあっというまに終わってしまった。前半は全く何もせずにだらだらと過ごしてしまったが、後半は上京して昨晩戻ってきた。

関東は快晴、新潟は大雪、ほんの200km程度の違いでもここまで異なるかと驚かされる程の違いではあった。

今日からまた気を引きしめて仕事を行う、特に切羽詰っているわけでは無いが、何かしらやることはある

ボトルとマグカップのサンプル印刷

計4種類、マグが2種類、タンブラーが2種類、個数は1個、極小ロットとなるが、サンプル扱いとなった。

クライアントとしては仕上がりを見たい、というのは当然の事であるのでサンプル依頼を出す。しかし回転シルクスクリーン印刷という事を考えるとサンプル1個に費やす時間がかなりかかる

まずは版を作製、治具を作成、そしてセットアップ、印刷(途中ダメであれば調整、再度印刷)、そして洗浄。

4種類すべて異なる成形物なのでこれを4回繰り返す。幸いタンブラーは長さが違うだけで直径が同じだったので治具を共通で使えた。マグの方は形が異なったので微調整をしたが、それでも治具は合計で2個でなんとか間に合った。

いつもであればいろいろと調整が出るのだが、今回は驚くほどラッキーにスムーズにできたので、治具作成~サンプル完成まで2日ですべてを終わらせることができた。

極小ロット、回転印刷、マグカップやタンブラー、1個よりサンプル印刷可能です。お問い合わせください

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単価の安いものはまとめて印刷

先日は昨年末に依頼された小さな丸い形の物に印刷を大量に行う仮受け治具とテストをやってみた。

1個1円以下の単価となるので、1つ1つ印刷していては日本の人件費ではとうていできない案件となるので、1回で大量に印刷できるような工夫をしなければならない。ひとまず簡易の治具を作って試作してみたが、データフィルムと受け治具さえ精密に作れば問題なく印刷ができることは確認できた。

端の部分は印刷ができていないが、これは受け治具を改良すれば解決はできる。あとはデータと実物をしっかりあわせてフィルムを作ってもらえばOKとなる

あとは1回で何個刷れるかを模索するわけではあるが、恐らく500-600個はいけるかもしれない、という感覚をつかむことができた。インキの密着は完璧ではないが、それ程の耐久性を求めているわけではないらしい

本日打ち合わせがあるが、そこでいろいろと次の段階を話すことになるであろう

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