印刷ブログ
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異形マグカップに回転シルク印刷

写真のように飲み口の部分が突起しているマグカップがやってきた。回転シルクスクリーンの場合は突起物があるとそこに版があたってしまい、本来印刷したい面までスキージが届かない場合がある。

届いたとしても印刷圧力が大きくなりうまく回転しなかったり何かしらの不具合が出てしまう。これらをなんとかクリアして印刷する術を身に着けたので最近は慣れてきている。

ロット数は150個程、印刷もピンポイントなのでパッド印刷でもいけるのかもしれないが、シルク印刷の方が色が強くでるので、私はできるかぎり回転シルク印刷で仕上げるようにしている。

マグカップへの小ロット印刷、お気軽にお問い合わせください(フルカラーは不可)
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ボトルとマグカップのサンプル印刷

計4種類、マグが2種類、タンブラーが2種類、個数は1個、極小ロットとなるが、サンプル扱いとなった。

クライアントとしては仕上がりを見たい、というのは当然の事であるのでサンプル依頼を出す。しかし回転シルクスクリーン印刷という事を考えるとサンプル1個に費やす時間がかなりかかる

まずは版を作製、治具を作成、そしてセットアップ、印刷(途中ダメであれば調整、再度印刷)、そして洗浄。

4種類すべて異なる成形物なのでこれを4回繰り返す。幸いタンブラーは長さが違うだけで直径が同じだったので治具を共通で使えた。マグの方は形が異なったので微調整をしたが、それでも治具は合計で2個でなんとか間に合った。

いつもであればいろいろと調整が出るのだが、今回は驚くほどラッキーにスムーズにできたので、治具作成~サンプル完成まで2日ですべてを終わらせることができた。

極小ロット、回転印刷、マグカップやタンブラー、1個よりサンプル印刷可能です。お問い合わせください

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