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回転印刷の難しさ

先日はスポーツドリンクボトルに印刷するために、治具調整を行ったが午前中まるまるつかっても終わらなかった。午後も引き続き調整を続けたが毎年繰り返している同じボトルなのにうまくいかない

なぜだろうといろいろ考えて変えてみた結果、理由がわかった。そういえば昨年も同じようなことで悩んでいた記憶があるので、今年は治具を専用に保管、その横に設定の詳細を明記しておくことにした。そうすれば来年はすぐにでも始めることができ、時間のロスを防ぐことができるであろう。調子にのってきたのでひとまず夕方までに200本ほど終わらせ、残りは今週金曜に仕上げようと思う

今日は朝2時に起きてそのまま高速道路にのり東京に来ている、さすがに睡眠時間が3時間ほどだったので眠いが体を動かし始めたら目が覚めてきた。車にのっているときが一番ねむくなってしまうが、移動がほとんどなので仕方がない

今夜の戻りも夜中過ぎになるであろう、体力がもつか心配だが、ダメな場合はSAで仮眠をとろうと思う。明日もフル活動で印刷をしなければならないので、気を抜けない。 

回転印刷(曲面印刷)

シルクスクリーンにて回転印刷を円柱状の物体に行う、それ程難しそうには見えない工程ではあるが、これがかなり難しい。

位置決め、治具、インキの希釈と印刷圧の全てが決まり始めて綺麗に印刷ができる。先日はサンプル依頼されていた2本のタンブラーに1色x2種類の工程を行った。あらかじめ版はできていたので、あとは治具と位置、色出しで終わったが、思ったよりスムーズに仕上がった。

ただしかなり細い線が多いので、インクの目詰まりが懸念となるが、量産するとなった場合これは特遅乾液を購入するしかないと思った。あとは細かいデータの修正を行えば版が綺麗にできると思う。

今日は引き続き別のスポーツドリンクへの回転印刷がある。こちらは毎年行われている自転車競技用のドリンクボトルだが、昨年と比較して本数が多いので今年は参加者が多い模様だ。景気が良くなっているサインなのかもしれない。
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