印刷ブログ
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猛暑の中の出張印刷

日曜日の午後は新潟県上越市にて出張現場印刷となった、日曜日なので現場も静かで誰もいない、と思い向かったが、その日の気温がそうとう上昇し、印刷には苦労をした。

 

まずは版の目詰まりに気温、現場の気温がおそらく30℃を超えていたので、版の目詰まりがでてしまい、連続印刷を想定していたが、途中で版の洗浄をせざるをえなくなった。大きな版なので洗浄だけでも15分以上かかる、そこでタイムロスが出てしまった。しかし気を取り直して再開。

 

今度は現場の気温が高く体力消耗となり、同じ夜に予定していた仕事を断念し、早めに寝ることにした。無理をすると体調を崩してしまうと思い、21時ころには寝て、そのかわり朝早くおきて、8時前までにできるだけ進めることができるように早起きで仕事を開始しながら、このブログを書いている。

 

場内のエアコンを稼働するまでもないが、今朝は3台を試運転させ、空気の換気も行いながら夏場に備える。今故障しているとわかればすぐに直せるが、本場の7~8月に故障してしまってはすぐには直らないからだ。早め早めの行動をとりたい

黄色いアクリルの両面にシルク印刷

黄色いアクリル板、材料とカットは業者に依頼(自分でもできるが、印刷に集中)、表面は3色、裏は1色なのでひとまず裏を仕上げる

 

来週納期なので来週から毎日1色終わらせれば水曜には仕上がる。多色や両面の場合は早めに動かなければ間に合わない。今月はあと3件ほど難しい印刷が待ち構えている、1つはなかなかの難題だが、ジグに版、試作もすべて終わりあとは量産するだけだ。

 

もう1つは球体のUFOのような大きな成形物、こちらも版を固定するジグに印刷方法で試行錯誤、いろいろと考えたが昨晩ヒントがでて通常の刷り方とは異なる方法でやってみようと思い、とりあえずセットとアイディアを今日実行する。2台の校正サンプルだが、こちらがOKになれば10台、その時はすでにすべてそろっているのであっという間に終わるであろう。段取りに時間がかかっているが、量産はおそらく1時間もあれば終わる。こういう下準備が大切だ。

 

もう1つはテニスボール1000個だが、回転シルク印刷で仕上げる、例年やっているが、位置合わせが難しい。これで3年目なので来週集中すればできるであろうと自信はある。

 

土曜の午前は子供の運動会、午前中だけ見て午後は少し仕事をしようと思っている。日曜は現場印刷だが、それが終わったら夜も引き続き難題にチャレンジする。5月もあっという間に終わりそうだ。。。

マットバッグに2色のシルク印刷

PPコーティングされている感じのバッグ、展示会で使用するかのようなバッグ200枚ほどに2色でシルク印刷

 

データ自体は離れているがほんの数ミリ、少しでもズレが出るとNGだし、やり直しができるものの、作業時間のロスになる。午前中は1色目、午後は乾燥させ、夕方から2色目。位置合わせをぴったりしなければならないので、作業スピードは遅い。昨日搬入され、今日だしという1日納期。

 

なんとか場内のスケジュールを調整し、仕上げたが、今週後半は様々な案件があり、うまく調整しなければ納期に間に合わない難しく手間のかかる案件ばかりだ。日曜日は出張印刷を控えている。土曜は子供の運動会だが、少しだけ見て、あとは朝から仕事をしようと計画。それで来週が少しは楽になる可能性があるが、いつ何がやってくるかわからないので万事用意をすることにしている。

 

今月はGW明けはのんびりだったが、その後はフル稼働。月末まで気が抜けない。

どこでも密着しなかった素材へ

とある依頼で海外の製造地でも密着がせず、国内の他社でも密着がしない、なんとかならないか、と弊社にテスト依頼。素材はポリエステル生地の傘で撥水加工がされている

 

以前も同じような依頼があったのでテストをしたことがあるが、1つ工夫、、、というか無茶をすれば密着する。そこで同じ方法でテスト、サンプルを送付したら喜ばれた。種明かしをするほどでもないが、逆転の発想をすれば密着することに気づく。しかしその方法は先方の了承を得なければならないが、今回は問題はないとのことで決まれば弊社で量産となる。枚数は100枚だが、よほどやりたい案件なのであろうと思う

 

難しい印刷や他社ではできないといわれた案件、時間の許す限り対応をしてゆきたい。

コンマmmのとっきしている部分にシルク印刷

成形物の画像は公開できないが、コンマmm単位ですこしだけ突起している成形物、メーカーのロゴ?と文字列があり、そこにぴったりにあわせて印刷をしなければならない

 

コンマmmなので少しのズレも許されないが、さすがにコンマmmすべてぴったりにはいかない、、もう人間業を超えている。今まで試作を2回出しているが、納得されているようだ。普通に見れば違いがわからないし読める。しかし刷っていると微妙に濃淡が異なる、おそらくコンマmmでずれているのであろう。もちろんすべて手刷りでやっているので力加減も異なる。

 

今回は3回目の試作、ずいぶんと慣れてきた。最初は相当苦労をし、長年の経験ある資材屋さんですれこんなのできるか、という始末だった。やってみればなんとかなる、しかしこれが量産となると誰がやるのか(笑) まぁ慣れてジグと位置合わせさせしっかりすればできる自信がついた。

 

今週もあわただしいが、1つ1つ仕上げてゆけば終わる案件だ。1つは難題だが、ジグ調整をすれば連続でできるところまで試作は終わっている。土曜日は子供の運動会なので少しだけ見に行こうと思うが、日曜日は現場印刷がはいっているのでその準備をしなければならない。今週も休みなくフル稼働することになる

土日は快晴

土日は快晴で気温もちょうどよい、車にのってもエアコンをつけないでそよ風を楽しめるほどだった。土曜の午前中は仕事をしたが何をしたかすら覚えていない、、、午後からは畑を見学に出かける予定だったので妻子を連れ、長岡市の山古志地域に出かけた。理由は個人でというよりは別事業で法人として農園を営みたいという目的がある。

 

スクリーン印刷事業も拡張はできるが、今までやってきた中で弊社が行う小ロット多品種、そして難しい印刷の対応は大人数では難しいと判断したからだ。こだわりのあるチャレンジ精神をもち最初から最後まで自力でできるスタッフがそろえばよいが、毎日違うやったことがない案件が連続するとどうしても私のほうに負担がかかってしまう。自力でなんとかしてほしいとも言えないし、考えている時間も給与が発生するからだ。それでもできなかった場合、給与を支払わないわけにはいかない。こういう難しい仕事は一人でできる範囲でとめておかないと先行きが難しくなる、という判断からだ

 

農園に関しては地元新潟の風土に土地柄、そしてなによりも市販されている野菜がどうしても納得がいかない。形がすべてきれいにそろっている、いつでも食べれるというのは時期を無視した人工栽培、遺伝子組み換えなど、本来の作物を人間が意図的に改造していると思ってしまうからだ。人間が手を加えない形が悪い本当の自然の野菜を育て、それを口にしたいということもある。子供の体は食べたもので形成される、それが店頭で売れるように人工的に形をきれいに冬でも食べれるトマトというのは納得がいかない。無農薬栽培、自然栽培で形が悪くとも人間がてを加えていない本当の野菜を食べたい、という思いからだ。おそらく事業としては成り立たないとは思うが、アレルギーが無くなり、健康な体ができれば、医療費が減る。それが生活費を削減できると思えば、味方によっては売り上げになると違う視点で物事を見る

 

山古志地域の一番高い場所で周辺に畑がない場所、自然栽培には最高の場所ではあったが、距離が遠く、妻が断念してしまいそうなことをいったので、再度ほかの場所を探すしかないと思っている。

 

日曜日は午前中に子供を近くの山におくってゆき、水晶を探すだとのことで学校の友達と夕方まで山を探索していた。私はおくりがてら出雲崎地域にある海岸沿いの食堂で昼ご飯を食べながら海を眺め、すこしだけリラックスしたあとに、月曜からの仕事の製版を行ったり、月曜納期のシビアなコンマmm単位の突起物の上に印刷をする案件の用意を行った

 

新潟県は食の宝庫だ、首都圏で仕事をしていたときは給与はよかったが、新潟に戻ったら当時の半分くらいになった。それでも自然にかこまれ、旨いものが毎日食べれる、これほどうれしいことはない。米、酒、野菜、なんでもうまい、そして安い

巾着袋にシルク印刷

ノベルティ風の布製の巾着袋にシルク印刷、データは前日にもらっていた、納期は月末だが、商品は金曜到着。

 

いろいろな段取りをしているなかで金曜の午後に仕上げたほうが良いと思いすぐに製版し15時ころから印刷、ベージュの巾着には黒、黒い巾着には白で。合計500枚ほど

黒はよいが白は白を濃く出したいので希釈はほとんどしたくない、よって温度が低くなる夜のほうが作業性が良い。9時~6時という定時感覚をわすれ、作業性の良い時間帯にできる仕事をすることで効率よく仕事が進む

なんだかんだ夜には仕上がり、その間ほかの急ぎの案件で夕方にデータと材料をもらい、土曜までにほしい、、、しかし乾燥が微妙なので週明け月曜の朝一に納品ということになった。・これも自社製版できるのでこういった即対応が可能だが、毎日ここまでの短納期はさすがに無理がある、、タイミングよくちょうど印刷台とスケジュール調整ができたので仕上がったが

 

今月はGW明けはスローだったが、今では月末まであわただしくなりそうな感じで受注している。土日も私は一人小ロットや試作案件をコツコツ行うが、少しだけ休もうと思う。日曜日は来週の段取りを行い、用意する予定だ

 

セパレートドリンクボトルに回転シルク印刷

セパレートドリンクボトルというPP ポリプロピレンでできたボトルがある。こちら20個の小ロットに回転シルク印刷

 

白いボトルには黒1色、黒いボトルには白1色。小ロットだが、データが細かいのでPPインキは目詰まりしやすい、T-950で希釈し乾燥を遅くさせることによりある程度連続印刷ができるが、再現性を重視し、10本で版を洗浄。 PPへの密着をあげるためにプライマー処理もする。

 

再来週納期ではあるが、今週後半より回転スクリーン印刷の大ロットが2件あるので(弊社にとっては、、、だが)、そちらに集中するために、小ロットは早めにしあげてしまう。

製版に最高な日和だった

昨日は気温25度ほど、快晴の良い天気だった。100メッシュの製版が2つあり、昨日に乳剤の塗布がうまくいかず、綺麗に製版ができなかったので、天気の良い、それも紫外線が強く温度も高い午後に後露光をしようと思い、昼間の間に再度塗布し、15時ころに製版、外で後露光をしたらきれいに仕上がった

 

天の恵みともいえる太陽、その力を借りて後露光をするときれいな版ができるのは経験から言える。冬場は仕方がないが、これからの製版の作業性はよくなる、しかし梅雨時期だけはNGだ。最新の設備がそろっていればよいかもしれないが、なくてもアナログ的な考えできれいな版ができる。停電になっても電気がなくなっても製版ができる知恵はある。

 

写真はそのあとに製版をした270メッシュの細かい版だが、こちらもきれいにできた。

 

今日も引き続き急ぎの案件を仕上げることになる、いまのところ順調にすすんでいるので日曜だけは休めることができるかもしれない

ナルゲンボトルに回転スクリーン印刷

アメリカ製のナルゲンボトルという製品があるらしい、弊社ではもう何回も印刷をしているが、印刷そのものは毎回小ロット、単純な円柱形なのでそれほど難易度は高くはないが、既存のナルゲンロゴにあわせて位置決めを行うため、位置合わせと位置をあわせて印刷するのが一番難しい。

 

1㎜単位でぴったりとまではいかないが、おそらくほぼ狂いなく印刷ができるところまできている。既存のロゴも切りかけを基準に回転させていると思われるがそれは想像するしかない、、、

 

1つ1つ位置合わせ、今回は80本ほど。位置合わせに気を使うので夜の静まり返った現場で一人コツコツと、2時間ほどですべてを仕上げ、よく日まで自然乾燥させる。こういう集中する仕事は夜が向いている。これで来週納期の難しい案件が1つ終わった、あと3件ほどあるが毎晩1つ1つ仕上げれば土曜までに仕上がる。日曜だけは休もうと思っているが果たしてどうなるかはわからない、世の中の景気が悪化するようなニュースが出ているが、私は楽観的に考えている。世界の動きを見ているとあまり気にならないような感じがする

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