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治具を先に作成する

今週は急ぎが2件ほど、両方ともに納期は来週早々だが、週末は出かける予定が入っているのでそちらの約束を守るために、今週中になんとか仕上げようと前倒しで進めている。

 

治具が一番時間のかかる作業で、あとは製版を行い、セットをすれば印刷ができる。両方ともボトルへの案件だが1つは1色、もう1つは2色だ。1色の方はパッド印刷でできるデータ寸法だが、もう1つは2色で回転のほぼ1周のデザインとなるので、パッドではできない。

 

ある程度無理をこなしてきているので見た感じ問題なくできるとは思っているが何がどう起きるかがわからない。早めに進めて仕上げようと思っている。私はこういう治具作りが好きだ、いろいろ考え創意工夫、自作で治具を作れば納期短縮にもなる

小さなガラスボトルに回転スクリーン印刷

10ml程の容量の小さなボトル、こちらに小さな文字を印刷。数量は小ロット、4種類ありそれぞれ100個程度。

 

治具を作成、4種類を仕上げる、当初は1月納品で余裕があったが、年内に欲しいとの連絡があったので、急遽スケジュール調整。金曜までに終わらせ、焼き付けを行い、週末に発送をすれば週明けに到着する。

今日はバーガーBOXへの印刷があるが、こちらも治具を作成し、400個程しあげなければならないが、午後まるまる使って仕上げようと計画をしている。今日も朝から晩まで過密なスケジュールだが、土曜は東京から知り合いがやってくるので1日だけ休み、日曜と月曜の連休で一人コツコツやる作業を仕上げようとおもっている

 

形が不揃いなマグに回転スクリーン印刷

外国製のマグ、日本製でもわからないが、恐らく1つ1つ手作り?なのかもしれないが、安い外国製は形が全て不ぞろいで天地の寸法、円形も全て異なる

 

表面も平らであったり斜めになっていたりと、印刷屋泣かせの成形物だ。1つ1つ傾斜を確認し、スキージの圧力を考え印刷する。今回はデータが細かいので圧力が高いと潰れてしまう、なのでかなり気を使う。パッド印刷でやればできるが、白印刷があるので、白を濃く出すには何度も重ねなければならない。重ねると潰れるデザインなので回転スクリーンで1回で仕上げなければならない。

数量は200個、色替えがあるので白100個をまずは仕上げ、翌日に黒100個を仕上げる。

これが今週のもう1つの難題となっているが、今夜は別のホーロー鍋にパッド印刷がある。こちらも難題だ、これが終われば週末だが、週末は週末で別の案件も重なっており、師走x2倍くらいの事になる。そこへ雪マーク、、、そういえばタイヤ交換がまだだ(汗) 金曜の朝早く起きて車庫で交換をしようと思う

週末は一人で難しい印刷を

週末、とりわけ日曜日は珍しく快晴で雲一つない最高だった、タイヤ交換には最適な日々、そして来週からは雪マーク、しかし難題が待ち構えているのでタイヤ交換などそっちのけでほぼフルで仕事をした。

 

週末は一人コツコツとしなければならない仕事を行い、なんとか予定通りに仕上がった。1つだけタンブラーの段差があり、完成できなかったが、月曜の朝に製版を行い、思った通りにやってみればできる自信はある。

 

今週の仕事はそれほどプレッシャーがある難題は無いが、引き続き納期までに仕上げなければならない案件をかかえているが、時間さえあればなんとでも終わらせることができる案件なので気持ち的には気楽にできる。

 

日曜は1個と2個の小ロットタンブラーの仕上げ、ここまで少ないロットの回転スクリーン印刷、平日ではなく誰もいない週末に集中したほうが効率が良い。こういう小ロットが弊社の得意分野だ

 

今年最大の難しい面板6色の印刷、コンマmm単位、細かく言えば1/100の位置合わせの案件も無事完了した。これが100%承認されれば毎月の仕事になる。師走が始まった、すでに師走より先を走っていると感じる週末でもあった

日本酒の4合瓶に回転スクリーン印刷

こちらは地元新潟県のとある酒蔵がデザイナーさんとのコラボでおこなっている感じだ、新潟県限定で販売。酒蔵は私もしっている水が美味しい、そして名水100選に選ばれる場所が近い、長岡市でも昔は陸の孤島と呼ばれるほどの地域ではあった

 

今はトンネルができているので(それでも30年前だ)、行き来は楽になっているが、昔は桑探、榎峠という山を越えなければいけない地域であった。それだけ水が綺麗で美味い、なので日本酒も美味い。

 

今回で3回目のリピートだが、毎回240本程、順調に売れている感じだ。大量に売れればそれだけ価値が下がる、小ロットで販売することで価値が下がらず、そして手間暇かかる酒造りで美味しい酒ができる。機械で大量生産をすると味がどうもおかしくなる、1つ1つ手でつくり、杜氏の業でつくるものが最高の日本酒だと思っている。

 

インキは1690N、フロストボトルなので密着は問題ない。2時間ほどで仕上げ、そのまま焼き付け。今週中には納品ができる、年末年始の商戦用なのかもしれない

PETボトルが沢山

PET製の小さなボトル、1000本への回転スクリーン印刷、裏面の説明書き等がかなり細かいのでメッシュは355、インキもほとんど希釈せずに使用。

 

やはり手刷りでは限界が出てしまうが、それなりに綺麗に仕上がっているとは思う。もう少し工夫をすればもっと綺麗に仕上がるとは思うが、、、印刷の圧力の加減で細かすぎる文字はどうしても潰れてしまう、ここまでくるとUVインキでメッシュをもっと高くすればよいかもしれないが弊社にはその設備が無い。

 

いろいろとまだまだ研究すべき事がありそうだ。

PP製のタンブラー16個に回転スクリーン印刷

小ロット中の小ロットではあるがかなり難しい、取っ手があり、そちらを避け製版をするので版の隅ギリギリでの製版、こうなるとインキ返しができないので、素早く連続印刷、といきたいがそうもいかない。

 

16個なので3工程に分け、版を3回洗浄し、印刷を仕上げる。製版の位置や取っ手の位置を繰り返し調整しながら合計3回の製版をやり直し、なんとか仕上げた。合計で恐らく3-4時間かかったが、小ロットなので時間計算もできない。こういう仕事はチャレンジ精神で立ち向かうだけだ。

 

今日は同じボトルへの印刷1000本が待っている、こちらも微細なので難しいがある程度コツと調子はつかめているので半分以上は仕上げることができると思っている、あとは残りを明日仕上げ納品だ

 

今週末は3連休ではあるが、3連休全て休みなしで稼働することになる事が確定した

形の異なるマグに回転スクリーン印刷

海外製の取っ手付きのマグカップ、これにはよく泣かされる。 マグの取っ手の位置が全て異なる、そしてマグそのものが円柱形ではなく歪んでいる個体が多い。

 

もちろん1つ1つ手作りなので、完全な円柱形になっているとは考えにくい、5~10%の割合で円柱でもなく楕円に近いマグが混入しているので、その場合はせっかく作成した回転治具が役に立たない。 マグの中に挿入できる治具を作成してもそれが挿入できなければ回転スクリーンができない。これはもう工夫となんとかするという気合で乗り込える(笑)

 

今迄も何度も遭遇したが、なんとか仕上げることができた。正直なところ海外製のマグへの回転印刷はあまりお勧めはできないが、多少大目の予備を手配いただければ問題なく印刷はできる。しかしその場合のNGだったマグへの印刷は、、、スルーできるとありがたい

PETボトルに精細な回転スクリーン印刷

今月は表題が2件ほど、どちらもPTがかなり小さい細かい文字列が多い、1つは2色、もう1つは1色だがロットが多い(弊社にとってはだが、、) 取り急ぎ急ぎの2色を完成させ、今週後半より集中して週末も含めて1色の1000本を仕上げる。

どちらも版は高メッシュで300~355を使用、幸いにもインキは目詰まりがしにくいインキなので作業性は良いが、なにせ文字列が細かいので印圧と版の洗浄を繰り返す。これが終われば一山を超えるが、今度は勤労感謝の連休前に難しい印刷が待ち構えている。今月は全く気が抜けないが、師走を早めに感じているのでこのまま一気に年末まで突進するであろうと思っている

気を引き締めていると月日の経過が早い、11月もあっという間に終わるであろう、いつから雪が降り始めるかはわからないが、冬の準備も進めなければいけない

上部に突起があるマグに回転スクリーン印刷

飲み口の部分が3mm程突起しているマグ50個に回転スクリーン印刷、小ロットなので得意中の得意だ。

 

治具を作成、これも手作業で行う。製版は通常の製版だが、テンションが緩い紗を使い製版をすることにより、3mmの突起も問題なくクリア。

 

インキはノベルティなので1690に硬化剤注入、あとは150℃で焼き付け。急ぎの案件だったが無事問題なく完了し納期までに間に合わせた。今週は難しい案件が続くが、全て仕上げることができる自信があるので気持ち的には追い込まれていないが、日々のやることはへらない。朝から晩までフル稼働だ、あとは体調を崩さないように健康管理をするだけとなるが、ここのところ体調を悪くするような事もない。忙しくしているとウィルスもよりついてこないのかもしれない(笑)

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