印刷ブログ
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パッド印刷とは

フラットでない成形物にはパッド印刷という方法がある、円柱形製品であれば回転スクリーン印刷だが、それ以外はやはりパッド印刷という方法でしか印刷ができない。もちろん転写もあるが、弊社ではその設備が無い。

 

なにかと活用できるパッド印刷、不思議なことに今週はパッド印刷が続く。傘の取っ手ハンドル部分に印刷、丸いタンバリンに印刷、耳栓のケースに印刷。今週はパッド印刷がフル稼働だ

 

小さなポジ 1㎜程度 パッド印刷用

昨日は小さなポジの製版を行った、被印刷物が3㎜程度、データが1㎜程度、肉眼でもなかなか見えない(私が老眼がすすんでいるだけかもしれないが)。 この小さなデータは試作校正だ、量産が決まれば数量が多いので一度に大量印刷できるよう工夫しなければならない。

 

とりあえず今週中に見本を何十個か仕上げて送付、あとは結果を待つのみだ。量産時の大量印刷のアイディアはできている、それができるかどうか、決まったら試行錯誤でやってみよう

 

スーパーボールにパッド印刷

小さなスーパーボールに1色でパッド印刷、以前やったことがあるので問題は無いが、今回のボールは少し癖があった。表面がヌルヌルしているので、アルコールでふき取り1つ1つ印刷。多少個体不良もあったりで印字が綺麗にのらない個体もあったが、それでも何とか仕上げた。

 

この素材に完全密着するインキは無いであろうが、SG740とプライマー処理、硬化剤を入れて高温で焼き付けたのでノベルティとしては問題は無いと思う。

 

昨日は1件電話があり、約50社程の印刷会社に電話をしたが全て断られたという案件だった、大きな製品でかなり特殊だが弊社で以前に類似製品にやったことがあるので、創意工夫でできるであろうとサンプル依頼を受けた。最終的には物を見てみないとだが、写真を見た感じでは恐らくできるであろう~という感触だった

傘のハンドル部分に印刷

ビニール傘の取っ手部分にパッド印刷、素材はPPなのでPPTインキを使用。印刷前に密着を良く刷る為にプライマー処理を行う。弊社では当たり前のことだ。

 

PPTインキとパッドの相性はあまり良くない、乾燥が早いのでコツがいる。そこは経験と勘がものを言うが、意外と簡単なことだ(笑) 思えばパッド印刷を始めてそろそろ10年になる、最初はつまづきがあり、上手くいかなかった事が多い。製版を何度もやり直したこともある、今はほぼドンピシャで1回で製版ができるようになった。印刷も以前よりはスムーズにいっている、慣れている証拠だ

 

ブチレート樹脂のペンにパッド印刷

ブチレート樹脂とは聞きなれない、いろいろ調べたがなんだかわからないので、サンプルを送付してもらいインキテスト。SG740で問題なく密着、ということはやり直しができない素材だ。

 

ペンが100本ほど、パッド印刷で色を3色ほど変えて印刷。調色は時間がかかるが、今回は白、黒、金という色なのですぐできた。午後から初めて夕方には完了。なんだか今週はパッド印刷と回転スクリーン印刷が多いので個人的にバタバタしている。。。なかなかバランスよくいかない、まぁそれが人生であろうと思っている

湾曲しているライターにパッド印刷

湾曲のあるライターに印刷、無理やりシルク印刷でできるが、それでは綺麗にならない。見本をもらったが、明らかにシルク印刷で無理やりに刷った感じだ。

 

弊社ではパッド印刷で再現、ポジも写真製版もの、綺麗な再現だ。太さは異なるが、それでも綺麗に仕上がった。50本ほど、小ロットなので弊社の得意分野だ

 

今日は忙しい、昨日到着する案件が遅延、そして今日の夜に出さなければ、、、(汗)

傘の取っ手にパッド印刷

ビニール傘の取っ手部分、PP製のところに名入れをパッド印刷。 PPなのでPPTインキを使用、印刷前はプライマーで下処理を行い、密着をUpする。

 

今回はリピート案件だったが、前回より数量が多かった。世の中いろいろと動き始めているのかな?と感じるが、それでも今週はまだ余裕がある。土日も動きたいくらいだが、無理せず休もうと思う。休めるときに休まなければと最近思うようになった

傘の外面とハンドルに印刷

とあるクリニック様よりのご依頼、傘の外面3面とハンドル部分にそれぞれ印刷。

 

外面のビニール面には弊社のシルク印刷、ハンドル部分へはパッド印刷。両方をやるのは珍しいが、弊社では両方の設備があるので可能。本数は小ロットで60本。無事完成させて納品だ。何となくコロナ禍により傘への名入れが増えている?ような感じもする。宣伝効果もあり、更に日傘でも雨傘でも指せば距離感が保てる。それもちょうどソーシャルディスタンスで言われる2mは確保できる。

 

今年はどうなるかわからないがオリンピックは忘れて仕事に専念しようと決めたw

難題 回転パッド印刷

数年前にやった百万塔という凹凸のある木製の塔の側面に印刷。凹凸があるので回転スクリーン印刷では不可だ、どうすればできるか、、と試行錯誤、パッド印刷で転写して成形物を回転させればできるとやったらできた。しかし今までで一番の難題で苦労した。

 

そのリピートがやってきた、データは異なる。しかしあの苦労を思い出すとやらない、断る方が楽だ。。。しかし既に決まっているらしい、前回できたので今回も大丈夫だろうと、嫌な予感が的中だが、もうやるしかない。前回できているので、今回はスムーズにいくとは思うがそうも限らない。

 

今週来週での仕上げ、1個で様々なテストを行いコツを思い出す。長岡市も非常事態宣言が出ている、外に出ても夜はお店が閉まっている状態だ、集中すればできるかな(汗)

百万塔に回転パッド印刷

写真のように凸面のある部分の間に印刷、これはスクリーン印刷では不可な場所であり、一度やってみたがやはり滲む。どうすればよいかと試行錯誤したのが数年前、回転パッド印刷でやってみた。

 

通常は成形物を固定するが、逆にパッドを固定して、成形物を右から左に滑らせて転写する。やったことが無かったがやってみたらなんとかできた。そのリピートではあるが、かなり難易度が高いので正直やらないほうが良い、、と判断するが、既に受注してしまったらしい(汗)

 

こうなれば数日かけても使いやすいジグを作成するしかない、来週あたりから開始できるかもしれない。写真はまだ作成中のジグだが、もう一工夫すればよいところまできている

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