印刷ブログ
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折り畳み傘のハンドルへ

ハンドル部分へのパッド印刷、特に問題はないが、素材がなんだかわからない。 T15溶剤で拭いても艶が消えないので、PPかと思えば、何回もこすると溶けだす。とりあえずPPTで密着しているので、PPTインクを使用する

 

昨日と今日は快晴で天気がいい、それに合わせてパッド印刷の製版を行った。やはり快晴なので1発で製版が綺麗にできた

テニスボールにプリント

通常はフロッキー転写になるが、サイズや色が対応していないと回転スクリーン印刷かパッド印刷になる。

 

パッドが最適だが色が濃く出ない、それを承知でいてもらえれば問題はない、ただ、そんなに濃くならないので刷っている方としては気分がなんだか変だ

スーパーボールにパッド印刷

スーパーボール、パッド印刷であれば特に問題はないが、インクは密着しない。そもそもゴム風の製品に密着するインクが存在しない。

 

それを承知の上で何度かパッド印刷をしたことはある。インクに硬化剤を入れて温風乾燥すればそこそこ密着はしているが、テープ剥離ではとれる。ノベルティで1回限り想定であれば問題は無いレベルだ

陶器のお地蔵さん

陶器でできているお地蔵さん、この裏面にプリント  異形なのでパッド印刷になる。インクはたまたまあった1690の黒。150℃で焼き付け、ノベルティなのでこれで大丈夫だ

 

さて今週はなんだかんだ急かされてはいないので、できる限りのペースで仕事を行う。月末処理もあるが明日か明後日にでもやろうと思う

アルミのケースにパッド印刷

アルミのケース、こちらにパッド印刷 1000インクでも良いが、パッド印刷にはSG740の方が向いているし、作業性が良い

 

硬化剤を入れて120℃で焼き付けすれば密着する。もう何千個もやっているので問題はない。今回はたまたま2種類が重なったので昨日と今日で仕上げて一緒に焼き付けると電気代が節約できる

ミニカーにパッド印刷

ミニカーにプリントをしたいという依頼、問題は無いと思ったが、けっこう癖のあるミニカーだ。ダンパーが内蔵されている模様で押すと凹む、、データもギリギリで製品の精度が完全ではないので少しズレる(とはいっても1㎜以内)

 

やはり写真で見た感じでの判断はよくない、こういう成形物への特殊印刷は全て現物を確認してみなければできるか否かの判断が難しいなぁ。なんだかんだ言って仕上げてしまうのが私の悪い癖なのか良い所なのか。。

 

今週は少々難題が多いが、いつも通り仕上げるとは思っている

傘のハンドルにパッド印刷

傘の持ち手、PP製なのでPPTインク、手で触る頻度が高いのでプライマー処理を行ってからのパッド印刷

 

随分となれたものだ、もういままでに何千本も刷っているのでスムーズに進む。パッド印刷は希釈とスピードの調整が難しい、硬いと転写できないし、柔らかいと薄かったり滲んだりする。そのベストのタイミングと希釈率を見極めるのが熟練の仕事になると思う。

 

そういえば手動式のパッド印刷を始めてもう10年以上になる、気づけば10年経過している。始めた当初は難題ばかりでうまくいかなかったことが多かった、今はほぼなんでもこいだ

 

スクリーン印刷でもそうなっている、もうできないものが無いくらいに慣れた。インクさえ密着して納期さえあればどんな難しい印刷でもできる。しかし、今のご時世で人手は更に減るであろうし、納期が長くなるとは思えない。年々感じるのが廃業が増えている、価格をどんどん転嫁できる世の中にならなければ強い中小企業が日本からなくなるであろう。

 

私は買い物もするし食事も作る、備品も買うしガソリンも、灯油も、電気代も毎月みている。世の中がどれだけ値上がりしているかを感じている

 

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