印刷ブログ
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やはりパッド印刷は難しい

先日はサンプルということで市販の凹凸のあるライターにパッド印刷を行った。

市販の普通のライターであればシルク印刷で簡単にでき、セットアップも早い。その分単価も低いであろうが、最近は嫌煙されているのであまりライターが出ないのかもしれない。

凹凸があるライターなのでパッド印刷で行わなければならないが、ベタ面が多いので製版でも手こずってしまった。最終的には納得がゆく版ができるまで10版程作成、時間がかかったが最後の版で印刷したロゴは綺麗にできていた。

ベタ面のムラやインキの乗り具合、ブリッジのかけ方など、いろいろな調整をしなければならないのがパッド印刷でもある。データ上では直線だが、被印刷体が曲がっているのでデータのまま印刷すると仕上がりが曲がって見える。それを防ぐためにもデータをわざと湾曲させ、印刷すると仕上がりがまっすぐになる。

この調整はすぐにはできるわけではなく、何度も試をしなければならないので、必然的に製版をする回数が多くなる。1回でできればベストではあるが、殆ど2-3回はやらなければならない

ライターへの小ロット名入れ印刷、市販ものでも湾曲したライターでも、印刷は可能です

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今後を如何にするかが考えどころ

父親の急死に伴い現在のシルクスクリーン印刷を継いでもう3年目となる。それまでは子供の時から、記憶をたどれば小学生の低学年だと思う、印刷補助の仕事を手伝ったり、乳剤の塗布や露光を見たり(その時の機械がいまだ現役である)、洗浄液を補充したり、等々、実際のスキージを持ち印刷をさせてもらった経験はないが、それ以外の仕事は一通り中学生になるまでにやったことがあった

実際のスキージを持たせなかったのはなにかしらの理由があるのであろうが、それを聞かずに先代はあの世へ去っていった。20-30年前の印刷物と今の印刷物は時代の変化を反映しているともいえる。

インキジェットの登場により紙印刷は激変、国内製造工場の海外移転によりメーカー物はほぼ皆無となり、現在は小ロットの消費者ニーズや私が以前から気になっていたパッド印刷(凹凸面や球体への印刷)の需要が伸びている。そこへ曲面印刷(回転印刷)を取り入れ、他社ではなかなかやらない、まして小ロットでは全てが断られる分野を得意として始めた。もうすぐで3年目になるが、軌道に乗ったとは言えない。しかし私は判断を間違ったとは思ってはいない。

日本の少子高齢化とメーカーの海外移転(円高による理由では無く、販売市場が必然的に海外にウエイトが移転すると思う)により、国内の人件費や商売はますます変化するであろうと思う。メーカーの印刷はもう期待はできない、自分で市場を作りそして開拓してゆかなければ先が無いと思う。私も残りの人生半分を過ぎた、この先どう過ごしてゆくのか、毎日考える事が多い。

小ロットが続く

週末は素晴らしい秋晴れだったので留守にしていた分家族サービスを行い、遊園地などにいった。夜は急遽仕事になって寝るのが遅くなり今朝は寝坊してしまうほどではあったが、良い週末だったと思う。

引き続き小ロットの印刷、多品・いろいろな物、素材への印刷が続くことになっている。試験印刷もあればリピートもあったりする。10月は普段の月よりは忙しいとは感じているが、決して気を抜けるわけにはいかない。

携帯から投稿してみる

普段はパソコンから投稿しているが携帯から投稿してみた。画面と打ち辛さからなかなかうまく投稿できない

沢山文章を書くにはやはりパソコンが良い。弊社の印刷もアナログな印刷なので私はあまりスマホには向いてないのかもしれない

今週は出先で多忙だったが今日会社に戻るので色々とやることがたまっていそうだ。早くいつもの環境で仕事がしたい

ポジフィルムの最大幅

大きな印刷でも小さな印刷でもポジフィルムを作成しなければ印刷することができない。

小さな場合はなんとでも対応はできるのだが、大きなフィルムの場合は繋がなければならない。幅が610mm程度なのでつなげる場合は良いのだがつなげないデザインの場合は社内で出力ができない。それでもそこまで大きなフィルムを1枚で出せる業者がいるのか否か、わからないがまれにそういった案件が出る場合は大型で出力しなければならない

大きな製版は社内でできるのである程度の予算内におさめることは可能だが、フィルムの超大型はどうしても外注しいなければならないところは調整が難しい。繋ぎでも印刷できるデザインであれば予算に合わせることが可能です 

ポスターの依頼

少しばかりだが、最近は大型のポスター印刷依頼が増えるようになってきた。なかなか平台で大きな印刷ができる場所がないらしく、弊社はめずらしく1mx1m以上の印刷ができる場所、版、そして露光機がある。

あまり使わないが、それでも活躍する時があるので、自社製版できる強みはありがたい 

がんばれ新潟

連休前より別の仕事で海外に行くことになった。地元長岡市の長岡国際ビジネス研究会の仕事にもなるとは思うが、新潟の地酒の海外PRと販路の状況確認、そして具体化するための動きをすすめている。

地元でも老舗ではある某醤油組合の方をお連れし、東南アジアを飛び回ることになっているが結果をある程度出さなければならない。

幸いにも日本が連休、そして急ぎの仕事を済ませてあるので、帰国後もスムーズに流れるとは思うが、いつ何がどうなるかはわからないので、遠隔でもできるだけの事ができるようスタンバイもしている。

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鉄板に印刷

ある計測器メーカーの面板に印刷がある、これは毎年でているものでインキはセイコーアドバンスの#1000を使い、硬化剤を入れ、熱風乾燥させる。

表面に塗装があるのでSG740インキでも恐らくつくとは思うが、弊社のインキ密着試験では#1000の方が良かった。

何事も試験をし、自分の目で確かめなければならない

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酒蔵の見学

印刷業とは全く関係が無いが、来客があったので近くの酒蔵の見学をしてきた。

少量の生産なので見ている機械等も味があって良い感じではあった。このような少量生産の蔵がどんどん少なくなっていくのをみるとなんとなくさみしい感じがする。なんとかこの街を盛り上げたい、という考えも出てきた。

今日も出たり入ったりの忙しい日になるであろうが、気を引き締めなければならない

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遠い所からの来客

昨晩は遠い中国からの来客があった。目当ては印刷ではなく、地元長岡市(新潟県)の食とお酒である。海外での日本食ブームと無形文化遺産登録、そしてヘルシーということもあり、順調に伸びているようだ。

なんとも景気の良い話なのでこちらもなんとかしなければと思いながらおいしいお酒を飲んでしまった。かなり飲んだので今朝はギリギリ、ちょっと妻の機嫌も悪いかもしれないが、これが仕事だと言い訳に思ってしまう自分がどうであろうと思ってしまう場面もある。

難しい印刷の材料が今朝搬入されたので、明日の午前中に完成できるよう、今日のうちに段取りをしておかなければならない

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