印刷ブログ
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トートバッグにシルク印刷

よくあるトートバッグ500枚程にシルク印刷、日本人であれば誰もが知っているであろうところのロゴが入っている。

 

ロゴは大きいが、文字列が細かく目詰まりしやすいのである意味難しい印刷だ、10~20枚も刷れば目詰まりがでる個所があるので、かなりの手間となるが、こういう手間仕事を仕事と考える。納期はまだ先だが今週中には仕上げたい、来週にもいろいろな案件が待ち構えている。気を抜かずにどんどん突き進まなければならない。

 

あっという間に11月も半分が終わった、、、気づけば年末がやってくるに違いない、時間が足りない、しかし時間はみな平等に24時間ある。いかに上手に使うか、考えどころだ

傘カバーにシルク印刷

折りたたみ傘を入れても濡れないようなカバーが存在するらしく、そちら1600個程にシルク印刷

 

文字列にデザインがかなり細かい、少々大きくしなければ~と提案をしたが、却下されてしまい、希望のとおりの小さなデータに細かい文字となった。これはもう連続印刷に適さないデザインだがやるしかない。ある程度刷って版と現物を確認し、版の洗浄を繰り返し行う。3日かかったが、そこそこの出来栄えだった。恐らく他社では断るか嫌がる仕事であろう

 

今週も後半になった、急ぎの案件が舞い込んできている、いまのところ順調に進んでいるのでもうひと踏ん張りすれば日曜だけでも休めるかもしれない。週明けも慌ただしい、弊社にはすでに師走がやってきている

Tシャツだって

スクリーン印刷を手掛けているのでTシャツ印刷の案件もやってくることもある

しかし厳密に言えばインキや設備が異なるのですぐにさっとできるわけでもない、しかし原理は一緒だ。今回はお得意さんよりだったので、まぁできるだろうという事でやった

以前にも何度かやっているが、やはりロットが多い場合は専門のところでやったほうが良い。弊社の場合は小ロットでやるので、1枚とか2枚、~10枚くらいのほうがやりやすい

しかしあまり積極的にうけようとは思っていない、油性か水性での再現も異なる、どちらかと言えば私は水性の再現性がお気に入りだ。これはもう個人の好き嫌いになるとは思う。 写真は油性だけど(笑)
Tshirt

ジュート素材にスクリーン印刷

ジュートというかなり粗い布のような素材がある、こちらに美容室のロゴをスクリーン印刷

メッシュはインキが多めに出るように、そしてデザインが再現できるように120程でやってみたが、問題なく綺麗に再現できた。

ロット数は100枚、こういう小ロットが弊社の一番得意な分野だ

ジュート素材へのスクリーン印刷、お問い合わせください
blog-jyuto

休みの方がはかどる

世間はゴールデンウィークだが、私はカレンダーに関係なく毎日仕事を続けている。コットンバックにスクリーン印刷だが、表面の汚れや糸くずを取らなければならない、ここは家人でもある息子にやってもらう、コロコロするだけなので面白がってやってくれている

休みが無いほどの仕事の山というわけではなく(そうであれば嬉しい限りだ)、世の中の動きと反する行動をとることにより、印刷の効率とスピードがあがる、という理由からだ。

祝日や土日だと:

1.電話が鳴らない(ほとんどならない)= 手刷りの手を停める事がなく連続印刷ができる
2.来客が無い = 同上
3.確認作業や質問等が無い = 同上

つまり仕事に集中できるという理由からだ。 平日だと荷物の搬入搬出、電話、そして来客がある。そのたびに手を止めるので版が乾燥してしまい、目詰まりを起こす。そこで版をすべて洗浄することになる。版の洗浄も時間がかかる、刷り台を占有するので止めたくはない、どんどん仕事を進めたいが、平日はそうもいかない。

まして難しい印刷の場合は途中でなにかが入るわけにもいかないので、静まりかえった夜や週末が最適だ。言ってしまえば難しい印刷ややったことが無い印刷等、効率が非常に悪い。いったいできるのかできないのかすらわからないまま進めるので非効率だ。そういう事を社員の前でやるわけにもいかないので、誰も見ていないところでじっくりと行う。

こういった世間が休んでいるときこそ最高の仕事日和となる、なので私の場合は昼間よりは週末や夜の方が仕事がしやすい。

大型連休はどこも混雑しているし渋滞も出る、出かけてもゆっくりできないとわかれば仕事をし、平日に代休をとって休めばよいと思う。これこそ本当の働き方改革だと思うが、果たして日本がこれを達成できる日がいつやってくるのか、は、政府主導ではなく国民一人一人の意識改革だと思う。
korokoro

コットン性の布バッグへスクリーン印刷

よくあるナチュラルカラーのトートバッグへ1色のスクリーン印刷

見た目はそれほどでもないが、実際は難しい。。。デザインに潰れが出るとNGな部分があるので、1発で印刷を仕上げ、それも圧力を均一にしなければならない。

強すぎれば潰れるし、弱すぎれば擦れる。スキージの返しも重要だ。

そして枚数が1000枚、1つ1つ手刷りなので半日で300枚ほど、もっとできるがさすがに肩や腕が痛くなり、無理をすると筋肉痛になってしまう。もう歳かな(笑)

GW明けまでに仕上げればよいので1日300枚のペースでコツコツと無理なく仕上げることにした。GWの前半も雨なので仕事をしていたほうが良い、後半5-6と晴れ間がでるのでその2日だけ半日休もうと思っている。

4/28~4/30は休まず毎日印刷、電話や来客もないので相当はかどった。人とは異なる仕事のスタイルに日程、効率を優先させれば必然とこうなる。平日の9~6時の仕事ではなく、自分ができ集中できる時にやればよい。政府主体で働き方を変えたり、プレミアムフライデー(果たして機能しているのか?)よりは、自分で決め自分で実行する。 これぞ働き方改革だと思っている
inoutoto

2層になっている布製のポーチ

内側が2層になっていて、更に外側にポケットがあるポーチ

これは少々手ごわいが、なんとなくコツと慣れで200枚をさっと仕上げた。紺色の生地なので白が弱い、なので2度刷りで白を限りなく白に近づける。

慣れも怖いのかなんなのか、最初はできるかどうかと悩んでいたが、もう何度もやっていると何がきても怖くない。

今週はなぜか小ロットが多い、そして校正サンプルに試作等、細かい作業が続くことになるので静かな夜や週末をしっかり使い1つ1つ仕上げなければならない。日中は電話や来客があっても差支えの無い印刷を行えば効率よく納期に間に合わせられる

平面の比較的簡単な案件は他のスタッフに任せて、私は難題や手ごわい素材・成形物と向き合うことになる
pochi

コットンバッグに2色シルク印刷

写真のようなノベルティのコットン風?バッグに2色印刷。赤ベタで長方形、その上に文字が白で1色。

縫製はバラバラなので、位置合わせがどうにもならない。こういうノベルティグッズには専用の2色機を使わなければならない、しかしそんな設備は弊社にはないし、買おうとも思わない。

できるであろうと受けてみた、100枚片面なので何とかなると思い、試行錯誤でなんとか仕上げた。やってみればそれほど難しくはないが、重なりが細かいデータは恐らくアウトだと思う。今回の感触とコツで恐らく1-2mmくらいのズレであればなんとかなりそうだと思うが、やはり専門の機械があった方が心臓がドキドキしない(笑)

バッグ類で縫製がばらばらの場合、2色印刷は専門の機械をもっているところに任せましょう(笑)

2cbagblog

慣れてきた布へのシルク印刷

布製品はあまり得意ではなかったが、もうここ3年ほど手掛けている。当初から比較すればだいぶ慣れているし、失敗もしなくなるくらいに製版のコツや版の選択、インキの希釈、そして印刷時の強さ等が身体にしみついてきた。

こればかりはこうだああだと口で説明しても理解できないし、口で説明することができない。このくらいの強さや希釈、等頭で覚えようとしてもすぐに忘れるし、失敗をしなければ覚えない。

シルク印刷は技術の仕事だ、教科書や参考書にのっているようなものでもなく、のっていたとしてもそれを読めばできるようになるかと言えば、まずそんなことはない。

やってみて、失敗してみて、何度も繰り返しやってみて技量がUPする。やればやるほど技術がUpするのがシルク印刷だと思っている。あとはどれだけのやる気と工夫に試行錯誤ができるかにより、平面や曲面、様々な成形物に印刷ができるようになる

やらなければ始まらない、やらなければ覚えない、そしてやればやっただけ経験となる。これはどんな技術職でも共通していることだと思う。
nunohan

布製のポーチ風のカレンダー入れにシルク印刷

布製で中に何かを収納できるようなカバーのシルク印刷、ロットは弊社の得意な100個程、版をセットしてスムーズにいくかと思えば、、、途中で版が崩れてしまい、あと30個程のところまでいったが、版を再度製版してスタート。

1時間ほどで終わるかと思えば、製版のやり直しが出たので2時間かかってしまった。幸いにも自社製版なのですぐにできたが、そうでなければ1日以上無駄になってしまう。

自社製版なのでなにかと便利だが、それで追われる日もある。師走まっただ中、まだまだ走れます(笑)

blog12-12-2017

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