印刷ブログ
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取っ手付きのスタッキングプラカップ

取っ手がついているとやりにくい、ほとんどが取っ手でカップを持った際に中央にデザインが~という依頼となる。その際取っ手が版にあたってしまい、障害となる。最低でも40㎜は余白が必要だが、工夫次第では希望の配置で印刷ができる。

 

回転ジグも製造していては間に合わないので、既存のガラス瓶などを差し込み、一番ドンピシャで入る瓶を回転ジグをして使う

 

もっともアングルのアルミ枠を作成すれば取っ手ギリギリでもできるが、その枠を作成して紗張り~する時間が足りない場合はなんとかするしかない。こちらも先週に依頼があり、1週間以内で仕上げなければならないそうだが、特殊アルミ枠を作成していれば納期に間に合わない。なんとか今までのある方法でセット、テストをしてみたら問題なくできた。あとは量産だ

ロック付スリムボトルに回転スクリーン印刷

密封できるロック付スリムボトルという製品、印刷は回転スクリーン印刷でできるが、このロック部分が版にあたってしまい少々厄介だ

少々手間はかかるがこの金具を外すことができるので、外してうまい具合に回転させる。とりあえずの校正1個、校了になるまえに金具だけでも外していおこう

 

ストラップ付クリアボトルに回転スクリーン印刷

合計で30個程、20と10で色替え、1つはDIC指定、もう1つは黒だ。夕方にセットして、テスト刷り。問題なくいけそうだったので一気に仕上げる。素材がAS樹脂なので失敗してもふき取れない。SG740で問題なく密着するが、一応硬化剤を注入。

 

予備は1つもない、こういう案件程怖いがやるしかない。今週の出だしはまぁまぁといったところであろうか、昨日は月末だったので、それほどバタバタではなかったが、事務処理に追われた。6/1から梅雨になるまえにどんどん刷りたい

難題 回転パッド印刷

数年前にやった百万塔という凹凸のある木製の塔の側面に印刷。凹凸があるので回転スクリーン印刷では不可だ、どうすればできるか、、と試行錯誤、パッド印刷で転写して成形物を回転させればできるとやったらできた。しかし今までで一番の難題で苦労した。

 

そのリピートがやってきた、データは異なる。しかしあの苦労を思い出すとやらない、断る方が楽だ。。。しかし既に決まっているらしい、前回できたので今回も大丈夫だろうと、嫌な予感が的中だが、もうやるしかない。前回できているので、今回はスムーズにいくとは思うがそうも限らない。

 

今週来週での仕上げ、1個で様々なテストを行いコツを思い出す。長岡市も非常事態宣言が出ている、外に出ても夜はお店が閉まっている状態だ、集中すればできるかな(汗)

テーパーのあるタンブラーに回転スクリーン印刷

以前もブログで紹介したかもだが、テーパーがある場合は専用の機械が必要だ。今回はデザインが小さいので無理やりできると判断し、セット。何度かやったことがあるので、デザインが小さければクリアランス調整と手のコツでなんとか刷れる。

 

面積的にパッド印刷でもできるが、データ調整やらジグやら、製版で少し面倒だ。だったらまわした方が早いし、素材もPPなのでやり直しもできるから気が楽だ

 

これが面積が大きくなれば完全にNGとなるが、弊社協力工場があるのでそちらに依頼か直接紹介するようにしている。横のつながりが大事な時代、アパレルはどこどこ、テーパー関連はどこどこ、ガラス関係はどこどこ、無理難題は、、自分でやるしかないかな(笑)

取っ手があるマグを無理やり回転させるジグを作成

取っ手があるマグ、回転させる歯車があたってしまうので、中にちょうどよく入るジグを作成。これを外注するととんでもない金額になるので、できるところまで自作。工場に何か無いかいろいろ探せば何かしら出てくる、それを創意工夫で使えば回転ジグに返信する。

 

小ロットなので専用ジグを外注できない、自作するしかない。こういう工夫でできない事ができるようになる。今週はどうなるのか、世の中がやっと動き出した気配があるが、弊社はすでにフル回転できる用意ができているので、フルスピードでどんどん進めている。5月病等言ってられない

百万塔に回転パッド印刷

写真のように凸面のある部分の間に印刷、これはスクリーン印刷では不可な場所であり、一度やってみたがやはり滲む。どうすればよいかと試行錯誤したのが数年前、回転パッド印刷でやってみた。

 

通常は成形物を固定するが、逆にパッドを固定して、成形物を右から左に滑らせて転写する。やったことが無かったがやってみたらなんとかできた。そのリピートではあるが、かなり難易度が高いので正直やらないほうが良い、、と判断するが、既に受注してしまったらしい(汗)

 

こうなれば数日かけても使いやすいジグを作成するしかない、来週あたりから開始できるかもしれない。写真はまだ作成中のジグだが、もう一工夫すればよいところまできている

ブリスターに詰める作業も行う

とある塗装済み金属製品に印刷し、熱乾燥、検品、そしてブリスター梱包まで一括で弊社で行っている。以前は印刷してそれを1つ1つOPP袋に入れ、到着後に先方で開封しブリスター詰め~ではあったが、このOPP袋梱包作業がかなり手間がかかる。ということですべて弊社で完結できないか?ということで一度担当者が来社し、検品の詳細を伝授してもらった。もちろん数年前なのでコロナ感染症以前の事ではあったが、今は移動も制限されている

 

GW中にもコツコツと仕上げてもらい、GW明けからはフル稼働すれば十分間に合う。今日から業務開始~という方も多いと思うが、弊社は今日からすぐにフル稼働できる体制になっている。休みの間に休まず、そして逆に休みでない時に休めば小さな工場でも稼働率をUpできる

小ロットの回転スクリーン印刷

10本のボトルに回転スクリーン印刷、白1色だ。ここまで小ロットになると恐らくどこもやりたがらない数量だと思う、もちろんそれなりの単価になればOKだとは思うが、まずセットするのに時間がかかるのでそこで断念するであろう。

 

弊社には特注で作成した専用のXYZジグがある、ボトルをセットしてほんの数分で完了できる、これにはそれなりの金額を使ったが良かったと思う。今週もいろいろとやってきている、外は暖かい、春の到来を感じる

9種類のボトルに回転スクリーン印刷

9種類のタンブラーやボトルなど、それぞれすべて直径が異なるので1つ1つジグを調整。弊社には日本に1台しかないカスタムメイドした回転スクリーン印刷専用のジグがある。これがなければこの9種類のサンプル校正は断っていたであろう。。

 

この特殊ジグのおかげでスムーズにすすんだ。もちろんすぐにはできないが、1つ1つジグを作成するよりは圧倒的に早い。日曜の午後~夕方で仕上げ、焼き付け。ちょうど他の案件でアルミアルマイト板に印刷をしたので一緒にやきつけた。今週はやや大ロットの案件が重なっている、1つは半自動機にかけよう、もう1つはやはり手刷りでこだわりたい。

 

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