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撥水加工は触るとわかる

ビニール傘だったりポリエステル傘だったり、もう何万本も刷っているとビニール面の撥水加工のレベルが手の感触でわかるようになる

 

触ってみるとこれは撥水加工強めだからふき取るか硬化剤だな、とか、そのままいっても問題ないレベルだな、という感触を身体が覚えてしまう。ただ、これは今の時代NGでもある、データで残すかマニュアル化の時代になっているので感覚で覚えてほしいという昭和の説明がもう通用しない。ではどうすれば良いのか、これはどこの製造業も悩んでいる事であろう

 

なんでもかんでも流行りみたいにAIやChatだの言う世の中ではあるが、すべてがAIでできるわけではない。昔ながらのマニュアル・アナログ的な仕事はAIには代替できない

レジャーシートみたいな素材 ラミバッグ

昭和の海岸でつかっていたレジャーシートに似ている、厚みはあの当時よりは厚いが恐らく同じような製品だ。その素材がバッグになっている。 素材そのものはPPなのでポリオレフィン系のインクならばなんでもOKではあるが、弊社では70Bインクを使用している

 

ただ、OP22でもPPTでも60Aでも良いが、どれも完全密着はしない。どれが良いかをメーカーに聞いても回答は来ないので自分でテストするだけだ。PPTは薄いので、使うのであれば70Bか60Aがよさそうだ。OP22は直感でこの素材にはあまり向かないと感じる

ポリエステル生地

ポリエステル生地の巾着袋、ポリエステルなのでSG410が良いと思っている(経験というだけ)が、SG740でも問題はない。ただ、白に関してはSG740とSG410で隠蔽性が異なる、SG410の方が硬い分濃く出る。

 

黒に関してはSG410を使う必要はなく、SG740で代用している。もちろん両方あれば良いが、インクの在庫をそんなにたくさんもっていても使い切れないで無駄になる、代用できるものはどんどん代用してコスト削減しなければならない

ハンディファン

ハンディファンの本体にスクリーン印刷 ファンの部分が凸面なのでアングル枠 写真のような版を使わなければならない、それでも淵ギリギリなのでなかなか大変だ。製版と刷る両方が大変だが、工夫をすれば問題はない。

 

ロットは30個程の小ロット、弊社の得意分野だ。さて昨日で長岡まつりが終わった、8/3の平日だが市内の企業はあまり動いていない模様でTELも無かったが、県外からは普通に問い合わせ等があった。

レザースタイルマルチケースにスクリーン印刷

小物を入れる事ができそうなケース、表面はPUっぽいか合皮だ。インクはSG740で問題はない、410でも良いが色が揃っているのは740なので今回は740を使用。

 

ただ、今回は2色指定でかなりギリギリ、この成形品は縫製とジッパーがあるので個体差がある。更に柔らかいので厳密な位置合わせが難しい。弊社はコンマ㎜単位で合わせている案件があるのでどうしてもそれを基準に頭を使うので1㎜のズレでもNGと思ってしまう。こういう場合はとあるやり方があるのでそれでやれば恐らくコンマ㎜程度のズレでおさめることができるであろう

黒いトートバッグにホワイトでプリント

黒に白プリント、が一番難しい、といえばそうでもない。黒に黄色とかオレンジの方がよほど大変だ、白は高濃度白インクで刷って場合によっては重ねて何回か刷れば濃くなる。あとは1回2回3回目とスキージの圧力を変えれば濃く出せる。これは文章では説明できないが、やってみればなるほどとわかるようなコツだ

 

Tシャツ台の幅より小さいトートなので改造すればよいが、とりあえず平台で刷り始めてみよう。底面合わせなのでTシャツ台よりは平台で刷った方が平行になるという理由もある

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スツール(椅子)にシルク印刷

お寺さんで使うであろうスツール 椅子。背もたれが無いので長時間座るには大変だと思う。この側面にスクリーン印刷   なにせ高さがあるのでホールド台で刷るわけにはいかない、こういう場合は製品をジグとして版を固定できるように工夫をする。

 

数量は30個程、場所をとるので週末を使って仕上げる案件だ

巾着袋にプリント

上部をひっぱると閉じる巾着袋、コットンでできているのでどのインクでも良いが何でもよい、、というわけではない。弊社ではあえて油性(水性の方が環境負荷が少ないらしいと聞いたことがある)のインクを使い刷っている

 

水性でも良いが感光乳剤が油性なので、水性と油性の両方を揃えるほど水性インキの案件がない。乳剤も消費期限があるので買っても使い切れない。以前買った事があるがほとんど使わないで1本無駄にしてしまったので、水性インクは使用しないことにした。Tシャツとかだと染み込んでいい感じだが、ノベルティの布製品であれば油性の蒸発インクで十分だ。アパレルはアパレル専門の印刷会社に任せて弊社はそれ以外をできるようにしている

 

しかし昨日は暑かった、ニュースではこの猛暑の中祭りや外での行事と言っていたがどうして中止しないのか不思議だった

0.01mmまで合わせる

目視ではできない、ルーペで見ても計測はできない。精密な計測器でなければ計測は不可だ。とりあえずポジを合わせてもらった成形品を目視で合わせて量産して抜き打ちで計測してもらったら、なんとその誤差0.016㎜だった

 

自分では0.5㎜くらいはズレている、なんとか目視で0.1-0.2㎜くらいはできるがそれ以下はもう見えない。よくぞここまであったとは思うが、これが0.01㎜ズレたからといってNGになるわけではない。。。多分使っている人は誰も気づかないであろう。。。

 

素材はポリカ、SG740で問題はない

不織布の使い捨てスリッパ

使い捨てスリッパにスクリーン印刷、モコモコしているのでそれなりの刷り方でなければくっきりとした再現ができない。かれこれもう5年以上もやっているので、コツはつかんでいる。しかし体力と力を必要とするので、1日で刷れる数量は限られている。300足も刷ったらもう疲れてしまう

 

印刷後は1-2日以内にOP袋に入れないと変色してしまうので、そこらへんも考えながらスケジュール調整をしなければならない。金曜日に刷って月曜に袋詰めをしよう~ではもうダメだ。

 

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