印刷ブログ
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2月は短い - 年度末がせまってくる

今年はうるう年だが、それでも2月は2日も短い月になる。来月になれば年度末でどこの企業様も忙しくなると想定できる。年度末の調整に在庫やその他の処理、印刷物を増刷する会社も多いかもしれないが、弊社のようなシルクスクリーンやパッド印刷でできる成型物への印刷はあまり年度末は関係が無い。

新年度のノベルティや卒業・卒園といった際に使うようなものの印刷が増えるとはおもっているが、まだまだ私の営業力が足りないのでそこまで大忙しという3月ではない。そろそろホームページを新しくしようとおもってから3年も経過して何もやっていないので、今日は夕方に知り合いのデザイナーさんに会うことにして強引に進めることにした。少しでも今風のページになって私のブログがリンクされればよいとおもっている。決まった商品を売っているわけではないので、ブログを使いいろんな印刷物を紹介することが一番だとおもう。

今日は終日仕事をして明日は子供と遊んでのんびりしようかとおもう。来週は忙しくなるのでいまのうちにどんどん進めなければならない

ベニヤ板を切る

木曜日は快晴になるという予報だったので、あらかじめいつもやっているベニヤ板への印刷の材料を買いに近くのホームセンターにゆき、午後から2時間ほどかけてカットを行った。ホームセンターでそのままカットしてもらえればらくだが、コスト的に割高となり、自社でもカットできる電動のこぎり(これももう30年以上前のもの?)があるので、それを活用している。

弊社にはいろいろな機械があるが、どれも古い。先代が買ったもので露光機、電動のこぎり、大型の窯があるが、どれも以前ほどは活躍をしていない。最近はアナログの印刷機械(とはいっても電動ではなく全て手作業)が一番活躍しているとはおもう。

ベニヤ板を全て切ったので金曜日か週末、または来週には黒の印刷を行い、あいまを見て白べた~色をどんどん刷っていこうとおもう。3月は毎年多忙な時期になるので、その前にできるだけのことをやろうと重い、早めにいろいろと動いている。

納期が命とも言ってよいほどの業界なので、できることはどんどん早めにしなければならない

材料のカットから印刷、仕上がりまで、ご相談ください

beniya

PPコートのあるコクヨファイル

PPコーティングがしてあるコクヨ製のファイルがある、汚くならないファイルでよいのかもしれないが、印刷するほうにとっては少し厄介だ。とはいってもPPインキを使えば問題はないのだが、このPPインキは目詰まりが激しい。そして印刷する文字が非常に細いので作業効率が悪い。

特遅乾溶剤を入れて印刷をしているがそれでも30~40冊もすったら版を洗浄して再開しなければならない。枚数は200枚にも満たないが、細い文字のところと大きなロゴを別で印刷、そして背表紙は別でやるので全部で3行程という長い作業になってしまう。それでも2日もあれば終わり、乾燥が速いので次の作業にすぐとりかかれる。

明日は晴れの予報、トートバックへの名入れをしたりいつも出ているベニヤ板の材料を買ってきてカットしたりする予定だ。

目詰まりがある分作業効率は悪いが乾燥が速いので結局はプラスマイナスゼロなのかもしれない。PPコートがしてあるファイルへの名入れ印刷、お問い合わせください

file

YKKのボタンに名入れパッド印刷

YKKといえばチャックで有名な企業だがボタンも作っているらしい。そのボタンに刻印するのにロットがかなり多くなったということで、刻印の変わりにパッド印刷でなんとかならないかということでテストをしてみた。

インキはやはり焼付け硬化をしたいので、1000シリーズでもOKだとは思ったが、あえて1690シリーズを使い、ボタンは小さいので300個ほどでもオーブントースターで十分焼付けができるサイズ、ということで1690にした。乾燥後の印刷はまず取れない、ほぼ一生取れないといっても過言でもないかもしれない。

弊社にある1690インクの色はそれほど多くは無いので、在庫色以外の場合は1000シリーズを使うしかないであろう、それでも十分な密着を得られるとは思う。

メーカーにたくさんのロットで作成して在庫を持つよりも小ロットで必要な分だけ作成、足りなくなれば追加作成することにより資金繰りをラクにでき、かつ不良在庫を減らす事ができる。これは企業にとっては重要なことであり、バブルの頃のような行いではなく、必要な分だけを作るいわばトヨタのカンバン方式でもあるかもしれない。そのカンバン方式が印刷でもできる

ボタンへの小ロット名入れ印刷、お気軽にお問い合わせください
botan

寒波が再びやってきた

昨晩からまた大粒の雪が降り始めてきた、今朝も続いていたので10cmほどの積雪があったが、こんかいはそれほどでもない感じがする。このまま降り続けても恐らく数週間後には消えるであろう季節になってきた。

もう2月も半ばにさしかかっている、あと1ヶ月もすれば春がやってくる、そして暖かい季節になる。昨晩は別事業で使っているダンボールへの壊れ物印刷を赤文字で行った。古いVICがあまっており、全く使わないのでこういったときにでも使って不良インクを処分するようにしている。ダンボールは1回限りのものなのでとりあえずどんなインクでも良い。

さまざまな不良インクがあるが、いずれ綺麗に片付けられるようにしようと思っている

日曜が定休日ならば

地元で新規オープンした某居酒屋さんのメニューの表裏にシルク印刷をする案件があった

素材がPVCだか合成皮革風だったのでPPインクでテストしたら問題なく密着が確認できていたのでインクはPPTで行った。ところが印刷したあとに営業時間が変わるということなので営業時間の部分だけを消して新しい時間を印刷することになった

消すのは良いとして印刷するのは少々時間がかかる。定休日が日曜ということなので、土曜の営業時間終わりのぎりぎり24時頃に伺い、メニューを全て引き取り、そして月曜の朝に仕上げて夕方には届ける。

通常であれば日曜が休みなのでできないとかいろいろ面倒なことになるとは思うが、日曜が休みならばそれにあわせて印刷を行えば全く問題がない。弊社ではこういう風に柔軟に対応してお客様のリクエストにお答えできるようにしている。

土日祝日の印刷、あらかじめスケジュールいただければ可能です

穴あけドリル

なぜ印刷会社に穴あけドリルが必要かと思われるかもしれないが、プラスチック製品に印刷をする機会があり、そのついでにカットしたり穴あけをする機会が多い。

加工はすべて外注にしてしまえばよいかもしれないが、印刷後にすぐ加工したり印刷前に加工したりできると便利な場合がある。以前からある機械で動いているので活用できるものは活用するようにしている。頻繁に毎日使うわけではないが、電動のこぎりなどは結構な頻度で使う事がある。穴あけのドリルも数ヶ月に1回くらいのペースで使用はするし、フットシャーリングという足で踏んで薄い板を切る機械も頻繁にしようする。

印刷だけでなく加工から印刷までワンストップでできるような体制も整っております。しかし細かい精密なカットなどは弊社ではあまりできない分野なので、そういった細かい作業は外注に出さなければならない

drill

PVCマグネット2個に両面印刷

PVC製の両面マグネット2枚の極小ロット印刷があった。製版は他の版を作るときに一緒に行い、手間隙を削減する。これ単体での製版だと単価があわない。2枚なので版代は無視、恐らく金額を聞けばそんな安くできるの?と思われる方もいるとは思うが、2枚のロットで版代がいくらだということなどいえるわけがないと思っている

PVC製なのでインクはSG740を使い、両面印刷。あとは数日自然乾燥させれば終わる。かかった手間隙を考えれば近所のセブンイレブンの時給よりは高いと思うが、値段がどうだのいえる業界でもない。単価が良い案件もあれば悪いものもある、それぞれ理由があり事情、そして予算もある。なんでもかんでも儲かればよいという商売ではシルク印刷やパッド印刷という事業はやっていけない。時には徹夜をしてでも仕上げなければならない難しい案件もあるからだ。そうなれば時給だの月給だのいってはいられない。こういった小ロットでも断らず仕事としてうけている。

とにかく与えられた仕事と案件を確実に仕上げる、綺麗に、インクの密着は確実に、そして納期内に仕上げることだ。私はこういった時間に関係なくできる仕事が好きかもしれない。会社員になってしまえば9時~17時といった枠内で仕事をする、しかしそんなことは関係なく仕事があればいつでも仕事をする、今日も祝日だが構わず仕事をしたり、珍しく晴れているので外の雪をばらしたりして溶かす作業もしている。

明日は金曜日だが新潟市で新潟を盛り上げる会合がある、妄想の会という名がついているが新潟県の産業、新潟県という存在が好きでなんとかこの地方都市を盛り上げ活性化させようという有志が集まる会だ。ほぼ終日の会合になるが明日はでかけることにして、週末にまた印刷の仕事をどんどん進めようとおもっている
PVC

ポジフィルムを大きく出力できるプリンター

シルクスクリーン印刷でポジフィルムを自社で出力できるようになればコスト削減になる。もちろん精細な細かいそして小さなフィルムや逆に大きなフィルムはそれ専門のところに外注して高品質のフィルムを出さなければならない。

弊社でも355メッシュほどで行う細かい印刷は写真製版で綺麗なそして繊細なフィルムが出せるようにしている。逆にそうでない印刷は自社で出力できるプリンターをそろえてフィルムを買えばよい。

ブログのアクセスでポジフィルム関連が多いのでもしかすると皆さんお探しかもしれないと思い、今回投稿することにした。しかしこれが100%正解とはいえないのであくまでも自己責任でおこなってほしい。

市販の安価なプリンターでA3まで出力できる染色タイプのもので、EPSONのEP-4004を1ヶ月ほど前に購入した。これはA3まで出せるので以前のA4でできた10年以上前のプリンターと比較するとかなりお気に入りだ。黒の色もほぼ100%といえる位まで出せる事が確認でき、いまのところ製版に支障はない。

肝心のプリンターの設定だが、私は添付画像の設定でポジフィルムを出力し、ほぼ黒100%に近いポジができている。1つだけ気になることはインクが高いことだ、互換を使えばよいのだが、以前それでポジフィルムがおかしくなった経験があるので、それ以来は純正を使うようにしている

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ファンタスという紙にクリヤーコード

社員手帳のようなものがありファンタスという紙でできているらしい。見た目は表面にPP加工されている感じだが違うとのことで素材が何かと聞けばファンタスという色紙?らしい

当初は手帳カバーを作成して汚れを防止するということだったが、枚数が100枚、それに1年で捨てるものらしい。カバーも特注でつくらないでよいサイズであればいいのだが、寸法が特注なのでどうしても割高になってしまう。

表面だけとりあえず汚れなければ良い、ということなので安価な方法としてシルク印刷のクリヤーコートをお勧めしておいた。とりあえず1年、表面の文字が汚れないようになればということならばそれでよいと思ったからである。

どんなインクがつくかわからないので、SG740のクリヤーでためし刷りしてみたが、問題なく密着はしていた。あとは製本前の用紙をもらって印刷すればすぐに終わる。

カバーをわざわざ作って何万円も消費するより、クリヤーコートだけであれば版も必要はない(弊社では綺麗に出したいので長方形の版を作る)、1万円もしないで完成できるであろう

ご予算にあった印刷方法のご提案をいたします。印刷とコンサルティングをあわせたインサルティングをいたします

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