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YKKのボタンに名入れパッド印刷

YKKといえばチャックで有名な企業だがボタンも作っているらしい。そのボタンに刻印するのにロットがかなり多くなったということで、刻印の変わりにパッド印刷でなんとかならないかということでテストをしてみた。

インキはやはり焼付け硬化をしたいので、1000シリーズでもOKだとは思ったが、あえて1690シリーズを使い、ボタンは小さいので300個ほどでもオーブントースターで十分焼付けができるサイズ、ということで1690にした。乾燥後の印刷はまず取れない、ほぼ一生取れないといっても過言でもないかもしれない。

弊社にある1690インクの色はそれほど多くは無いので、在庫色以外の場合は1000シリーズを使うしかないであろう、それでも十分な密着を得られるとは思う。

メーカーにたくさんのロットで作成して在庫を持つよりも小ロットで必要な分だけ作成、足りなくなれば追加作成することにより資金繰りをラクにでき、かつ不良在庫を減らす事ができる。これは企業にとっては重要なことであり、バブルの頃のような行いではなく、必要な分だけを作るいわばトヨタのカンバン方式でもあるかもしれない。そのカンバン方式が印刷でもできる

ボタンへの小ロット名入れ印刷、お気軽にお問い合わせください
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