印刷ブログ
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アルミアルマイト製品にインク

SG740で試験印刷をしてみたが、やはり硬化剤を入れないとあっけなくテープ剥離してしまったので、とりあえず硬化剤を入れた黒で再度テストしてみた。

アルマイト製品は高温乾燥させるとアルマイトが駄目になってしまうので、最大でも80度くらいまでしか温度をあげることができない。理想は1000シリーズか1690でガチガチに固めればインクがはがれないが、150度まで温度をあげてしまうと今度はアルマイトが駄目になってしまう。

ひとまず常温で1日おいて、今日80度くらいで30分硬化させてから再度剥離試験をしようと思うが、今朝の段階でのつめ引っかきとテープ剥離ではそこそこの密着になっているので、恐らく大丈夫だと思う。これが1週間も経過すれば全くはがれないくらい密着しているとは思うが、サンプルの提出が今週木曜日なのでそうのんびりもしていられない。

素材により乾燥温度が変わることもいろいろある。温度が高ければよい、というだけではなく、いろんな知識が必要となってくる

アルミアルマイト製品へのシルク印刷やパッド印刷、まずはお問い合わせください

なんとなく新鮮で落ち着く始まり

世間では長かったゴールデンウィークが明けた。私はそれなりにのんびりしたり仕事をしたりと、相変わらず貧乏性なのであわただしい祝日を過ごしたとは思うが、天気もよかったのでなんとなく落ち着いた連休だったとは思う

昨日は朝早くおきて山に行き、好きな山菜取りを2時間ほど楽しみ、その後子供の幼稚園行事に参加してきた。山菜も今年は早い模様ですでにコゴミが1m程に成長しており、それを避けながらぜんまいやウドを探すのに薄気味悪かった記憶がある。どこで蛇が出てくるかわからないが、幸いにも1匹だけの遭遇で大事にはならなかった

今日も天気が良いが午前中はいろいろとデスクワークがあったりするので、そちらに追われることになるであろう。午後からは試作の製版やパッド印刷での試験など、いろんな案件が待っている。

GWは少しだけのんびりできた

ゴールデンウィークはほぼ暦どおりではあったが、5/3は軽く仕事を行い、5/4-5/5と2日間は朝から晩まで子供と電車の旅にでかけることにした。

新潟県内のローカル線を2日乗り放題で2500円ほどの乗り放題パスがあるので、子供はまだ小さく無料で乗れる。2日乗り放題でこの値段は安いと思った。初日は新潟県最北端の府屋という駅まで行き、途中米坂線で山形の小国まで乗った。

とりあえずローカル線にのってしまえとあまり計画をせずに適当に乗りまくったが、初日はほぼ12時間乗り鉄三昧となり、子供も疲れていた模様であったので、2日目はゆっくりと出発してあまり遠くへは行かず、六日町と十日町を経由して夕方までには地元長岡市に戻った。

夜は翌日の製版の準備をしたりフィルムを出力したり、金曜日のあとはまたすぐ週末にはなるが週末にはまた子供の行事に参加しなければならないので、はやめにいろいろと準備を進めようと思う。

恐らく6日の金曜日はそれほどメールや電話がならないと思っているので、片づけをしたり天気の様子をみて落版をしたりしようとおもっている。

来週からはまた忙しくなるかもしれないが、先がどうなるかわからないので目の前にあることはどんどん進めるようにしている。

PP印刷の溶剤でイソホロンを使い出して随分と効率がよくなったので、時間が作れるようになってきた。いろんな試作が待ち構えているので、来週9日以降はどうなるかが読めない

東京だった

今日は昨晩から東京へ行き、先ほど帰省のために移動する同級生の車に相乗りをして、道中話をしながら新潟に戻った。

やはり一人で運転しているときよりは時間の経過が早く、お互いの近況を話しながらの3時間の高速道路であった。渋滞もなくスムーズに行き、よかったと思う。

明日から3連休ではあるが、仕事は続けることにしようと思う。掃除もしたい、資料の整理もしたい、いろいろやることがあるが、天気がよければ途中子供とどこかへ出かけようと思う

イソホロンという溶剤

PPのケースに沢山印刷する案件があるが、PPインクは乾きが早く版の目詰まりが多い。毎回洗浄していると手間だが、どうしても連続印刷ができない。もちろん設備投資をしてUVインクにすれば解決はできる、しかしその設備投資が回収できるかと言われればわからない。

バブル時代であればメーカーの方も先が読めてある程度のコミットはしてくれたのかもしれないが、今は世界経済に左右されるおかしな時代になっているので、誰もコミットをしようとしない。つまり在庫も持たなければフォーキャストも出したくなくなる時代になっている。

弊社のような零細企業もリスクはとれない、銀行借入をすればよいのかもしれないが何かがあったときのリスクを考えると自分で難儀な思いをしていつでもリスク回避ができるようにしなければならない。

T-950というメーカー推奨の一番乾きの遅い溶剤(=目詰まりがおきにくい)を使っていたが、それでも効率が悪かった。

イソホロンという溶剤をPPインクに希釈して印刷をすると超遅乾溶剤よりさらに乾燥が遅い、つまり目詰まりが起こりにくくなる。昨晩イソホロンとPPインクを混合して印刷、インクの剥離テストを行ったが問題なく合格という判断になった。目詰まりも少なくなり、多少なりとも連続印刷が可能となり、効率がよくなったことは嬉しい結果かもしれない。

しかし被印刷体が変わったら必ず密着試験を行わなければならない溶剤だとは思う

isohoron

アルミアルマイト製のぐい飲みお猪口

アルミアルマイトされているぐい飲み風のお猪口にまずはサンプル印刷。 これは私が住んでいる長岡市の企画商品でもあり、5月までにサンプル仕上げが要求されている。いまのうちに治具をつくってテストをしておけば、本番はすぐにとりかかれるようになる。

側面と底面となるので、2行程、色は1色で同じなので比較的やりやすい。まずは側面を回転シルク印刷にて、今日は底面を平面シルク印刷でテストしてみるが、段差がありぎりぎりまでの印刷なのでもしかするとパッド印刷の方がよいかもしれない。

側面がシルク印刷なので色合い・色の濃さや強みを統一するということで底もできれば平面シルク印刷にしたいが、ぎりぎりで駄目であればパッド印刷に変えるしかない

世間は祝日でのんびりしているとは思うがあいにくの雨なので私は仕事をすることで時間をすごすことにした。その分来週のゴールデンウィークは2日ほどのんびりしようかと思う。

アルミアルマイト製品への印刷、小ロットから可能です。お問い合わせください

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ショットグラスへの極小ロットを無事納品

依頼者様よりブログへ掲載許可をもらったのでそのままの完成写真を載せることにした。

内容は市販のショットグラス6個という小ロット、側面に1色、そして底面に1色だったが、底面にメーカーらしきロゴの堀り加工がありあまり綺麗にパッド印刷ができなかった。ということで側面の回転シルクスクリーン印刷1色のみで終わらせ、無事納品となった

依頼者様いわくあまりにも小ロットすぎてどこでも断られたという。なんとなく理解はできる、6個という小ロットのために回転シルク印刷の機械をセットアップしてくれる印刷会社などまず全国には皆無だとは思う。仮にあったとしてもとんでもない金額になるとは思う。

弊社にはその強みがある、小ロットでも予算にあわせてセットアップを行い、回転シルク印刷の機械で印刷すると同じ印刷ができる工夫がある。

全国にはこういったやりたくても印刷会社が対応してくれない案件が多いと思う、私はそういった小ロットの案件を進んで引き受けられるよう体制を整えることができた。小ロットの案件、どんどんお問い合わせください

glass

PP製のメニューブックに印刷

これは以前も行ったが、地元で新しく開店した飲食店のメニューブックの表紙と裏側にシルク印刷だ。数量もそれほどの大型店舗でもなくチェーン店ではないので、30部ほど、昼のメニューが新たに始まるとのことで追加で昼用のメニューで20部がきた

昼を開店させる=売り上げが欲しいのかお客さんからの要望なのかはわからないが、一度いってみたら結構繁盛しているお店ではあった。しかし夜だけという贅沢もいっていられないのかもしれない、それなりの賃料に人件費もかかる、食材を活用しなければならないのでランチ営業になったのかもしれない。

メニューブックは中国製の素材、合成皮革っぽいがPPとなっていたのでPPTインクで密着する、以前もやったのでそのまま印刷、今日は裏面を仕上げれば明日には出荷できる。文字類が細かいので恐らく3個~5個印刷したら版を洗浄しなければならないであろう。こういった手間隙を惜しまずにやることが弊社の強みともいえる。

小ロットや他社で断られた案件、まずはご相談ください
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高さ20cmほどあるアクリル成型物に6色印刷

高さのあるアクリルの箱2個に6色のシルク印刷を行った。見た感じいけると思いやってみた案件だが、、、ふたを開けてみればこれは大変だった。

形になっていない状態であれば恐らく半日もあれば全て終わったかもしれない、しかし高さ20cmほどになった抽選箱のような正方形のまま納品されたので、それに合わせる版や高さを調整する印刷セットアップで何日もかかってしまった

一番難しかったのがグレーと黒のあわせで、ほんのコンマ何ミリのズレでも目立ってしまう。ましてや高さを20cm以上に上げるシルク印刷のホールド台を固定するジ具作成にも時間がかかってしまい、とりかかりから3日かけてやっと終わらせる事ができた。

連続印刷もできないので、1つ1つ印刷が終わっては洗浄し、セットアップを繰り返し終わったので時間がかかってしまったが、出来上がりはよかった。

いつも思うことだが成型物が持ち込まれるまではなんともいえない、簡単な場合もあれば逆にものすごく難しくなってしまう場合もある。見積もりどおりには進まない仕事が多いので参ってしまうときもあるが、こういった難しい案件をやり遂げたあとはすっきりする。

明日からまた別の難しいそして細かい小さな印刷のテストが始まる、こちらも綺麗に出来上がればまた嬉しい案件になるであろう

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無事に終わった

極小ロットだった6個のショットグラスへ白1色の回転シルク印刷、そして高さのある成型物へのグレー・黒の重ね刷りがなんとか週末中に終わった。

ショットグラスは1色だが、高さのある成型物はあと3色のこっている。しかしのこりの3色は重なりがないので、ズレもきにならないし、印刷面積も狭いのですぐに終わるだろうと思う。重なりのあるグレーと黒が一番大変だった、幸いにも失敗しても消せる素材だったので、なんとか安心した。2回ズレが出て納得がいかなかったので、版を調整、3度目はズレがでてもわからないように調整と工夫をしてあるので、仕上がりとしては合格だと思う。

もらったデータをそのまま出して印刷するとなればミクロのズレでNGになってしまう。高さのある成型物なので版のホルダーもそうぶれないわけではなく、必ずブレがでてしまうので調整するしかない。

今週も良い天気になりそうだ、引き続き進める案件があるので気を引き締めてとりかかりたい

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