印刷ブログ
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そろそろ春がやってきている感じがする

土曜日は細かい製版や梱包を行い、月曜着指定の貨物を出荷した。

日曜日はさすがにのんびりしようと思い、息子を連れて乗り鉄で新潟市の最北端村上まで出掛けた、かといって何をしたわけでもなく、後続の列車に乗ってまた戻ってきただけの単純な乗り鉄だった。

村上市方面は雪がふっていてふぶいていたが、長岡市周辺はそうでもなく、曇りだった。

今朝もおきてみたが、そろそろ春になってきていると感じる、恐らく寒波がやってきても積雪はそれほどでもないであろうと感じるくらいになった。せっかちなのでもう夏用のタイヤに変えてしまおうかと思っているくらいだが、主要道路は消雪パイプがあるので心配はなかろうと思う

今週は細かい案件が多い、気を引き締めて取り掛からなければならない

スポットで湿度を上げる パッド印刷の髭対策

冬場のパッド印刷は難しい、乾燥しているので静電気が出るからだ。かといって暖房を止めるわけにもいかない、だが暖房が乾燥を招くので寒いのだが邪魔な存在になる

まわりで作業をしている方に寒くなるが少し我慢してくれ、ともいえない。。 かといって大型の加湿器等を買い設備投資するほど余裕もない。

となれば試行錯誤するしかない、要するに私の周りのほんの数㎡だけ湿度をあげればよいのだ。

押入れから引き出してきた吸入器、子供のころに使った覚えがある。風邪をひいたとき等、よく母親にやらされた、かれこれ35年も前の機械ではあるが問題なく動いた。 

私が作業をしているパッド印刷機の近くにこの吸入器を設置、水を入れて5分ほどで卓上加湿器になった。湿度もすぐにわかるほど上がったので作業も楽になり、ひげも出なくなった。

身の回りにある道具を工夫すれば高価な設備投資なしでいろいろな事ができる。業者に言われている装置をすべて揃える方が楽かもしれないが、知恵と工夫次第で武器ができる。以下にコスト削減をするか、という事は小ロット印刷を割高にせず印刷できるようにすることと同じだと思っている

kyunyu

茶色のクラフトスリーブに茶色っぽい色

クラフト風のスリーブというコーヒーカップをつかむものがあるが、こちらに企業ロゴを入れたいらしい。

ひとまず類似したクラフトのスリーブに指定色を調合し、テスト印刷。その指定パントーンがクラフトの色に近いので、見えないかと思えば意外と見えた。

先方と確認し、OKが出たのでそのまま量産。 急ぎ対応でもすぐに完成、温風乾燥をさせ今日出せば間に合う。

日本の物流があまりにも便利すぎるので翌日配達ができるが、そのうちそこまでの過剰サービスがなくなるとは思っている。納期には余裕をもちたいところだが、便利な世の中に慣れた人がいるところではなかなか難しいとは思っている
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神社の木札に2色シルク印刷

神社によくある2色の木札、こちらへ2色のシルク印刷。

数量は少々多めの300個+程度、印刷は木材なのでQsetインキを使用する。

連続印刷もできるが、半分くらいになったらそこで一旦stopして版を洗浄、その方が綺麗に仕上がるからだ

2色なのでまずは赤を先に仕上げ、乾燥したところで2色目の黒を印刷、データが抜いてあったので重なりも問題なく印刷でき仕上がった。

木札や絵馬等、数量が多ければシルク印刷の方が早くてコスト的にも安くなる。
kifuda

20個のお線香入れのカバーにシルク印刷

20個程、たいそう高級なお線香入れのカバーにシルク印刷。

色は赤金、ケースは樹脂製に見えるのでSG740で密着はOKなはずだ、

小ロット中の小ロット、セットと印刷よりも綺麗に梱包されているケースを開梱するほうが難しかったと思われる

極小ロットのシルク印刷、お気軽にお問い合わせください

osenkocover

充実した週末だった

週末は珍しく仕事をせずに息子と二人で以前の勤め先の上司が住んでいる町にでかけた。

電車を乗り継ぎいろいろ移動しながら到着、その移動を二人で楽しんで景色をみたり電車を乗り換えしたり、男としては移動する乗り物が好きなので二人とも苦にはならなかったと思う

私が若かったころの上司ではあるが、今は脱サラをして農業をされている。いろいろな話に花がさき、お酒を酌み交わして楽しい時間をすごした。

お世話になった方へはたまにお会いしてお酒をくみかわしたい、そういう関係でいられる縁があることに感謝したい。

今週もまだまだ降り続ける雪だが、仕事はコツコツとこなそうと思っている。幸いなのか難しいチャレンジがないので順調にすすめれば無事納期通りすべて終わらせることはできると思う

バランスよくはいかない

今週前半は比較的のんびりなスケジュールでコツコツと仕事をこなした。先日は長岡市商工会議所主催のビジネスマッチングイベントに参加して5社ほどとの面談を行った

すぐに商売に繋がるとは思わなかったが、私なりのシルク印刷の思い、製造業への思い、そして弊社が何をやっているか、何ができるか等、時代の変化と小ロットの思いをお伝えした

それがどう響いたか、全く興味を持ってもらえなかったのか、個々の判断になるとは思うが、私は小ロット多品種の傾向はこれからも増加すると感じている。それにこたえることができるか否かで印刷会社の強みが異なってくると思っている。

今日は我儘をいわせてもらい午後から休んで息子と二人旅にでかけることにしている。昔の会社の上司を訪ねての旅となる、いろいろとお世話になった方とはいつまでもお互いの元気を確認し、お酒を酌み交わし語ることも多い。

そういうときに限って急ぎの案件がはいってきてしまい、来週はフル回転することになるであろう。なかなかうまくいかないのが人生でもある
matching

秘密兵器

写真で見た感じではいったいなんの道具だろう、、、という鉄の塊が弊社にはある。

金型の成形屋さんで特別に1枚の金属から作成してもらった弊社ならではの特殊治具となる。

これがある無いで小ロットパッド印刷の効率に品質が劇的に変わる。以前からどうしようかいろいろ試行錯誤し、年末に地元長岡市の熱処理加工専門の丸菱電子様http://www.marubishi-ht.com/に依頼し、作成していただいた。

早速先週末にあるパッド印刷でこの治具を使用したら想像通りの作業ができた、これで一段とパッド印刷への自信が持てるし、小ロットの強みを発揮できる。

できなければどうすればできるようになるか?を考える仕事が楽しい。今週も寒波ではあったが、明日は晴れるとの予報、そろそろ春がやってくるのかもしれない
himitsuheiki

慣れてきた布へのシルク印刷

布製品はあまり得意ではなかったが、もうここ3年ほど手掛けている。当初から比較すればだいぶ慣れているし、失敗もしなくなるくらいに製版のコツや版の選択、インキの希釈、そして印刷時の強さ等が身体にしみついてきた。

こればかりはこうだああだと口で説明しても理解できないし、口で説明することができない。このくらいの強さや希釈、等頭で覚えようとしてもすぐに忘れるし、失敗をしなければ覚えない。

シルク印刷は技術の仕事だ、教科書や参考書にのっているようなものでもなく、のっていたとしてもそれを読めばできるようになるかと言えば、まずそんなことはない。

やってみて、失敗してみて、何度も繰り返しやってみて技量がUPする。やればやるほど技術がUpするのがシルク印刷だと思っている。あとはどれだけのやる気と工夫に試行錯誤ができるかにより、平面や曲面、様々な成形物に印刷ができるようになる

やらなければ始まらない、やらなければ覚えない、そしてやればやっただけ経験となる。これはどんな技術職でも共通していることだと思う。
nunohan

お猪口20個程に回転シルク印刷

よくある市販のお猪口、こちら20個へ指定のデザインを回転シルク印刷。

20個だけ、、、となれば価格が難しい、版代、治具代、印刷単価、、、などと言っていればまず決まるわけがないし、人件費等考えれば世の中のこういった極小ロットはまず1つも決まらない。

私はそこらへんは臨機応変に対応し、十分な納期をもらえるようであればある意味破格(激安はしたくない)で対応する。それも従業員も誰もいない夜か週末をつかって一人で仕上げる。でなければなぜ社長はあんな効率の悪い安い単価の仕事をしているのだ?と思われるからだ。効率だけ考えれば最初から小ロットの案件はすべて断った方が無難だと思っているくらい効率が悪い、しかしそれを誰かがやらなければならない。

単価や値段・効率ばかり考えていればたんなるどこでもあるシルクスクリーン印刷工場で終わる、世の中にはいろいろな意味で何かを作り上げたい方がいる。モノづくりよりもPC上やネット上で仮想の空間で何かをしたほうが儲かるのかもしれない、だが、それでは日本の本来のモノづくりがなくなってしまう。私見ではあるが仮想空間でのたたかいに関してはどの分野でも日本は負けていると思う。

大量生産大量消費の時代はとっくに終わっている、今は少量多品種、めんどくさいことを仕事にしなければ時代の流れについてゆけない。

モノづくりのしんどさ、根気強さ、そしてやりとげる気力こそ日本が世界に誇れる分野だと思っている
ochoko20ko

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