印刷ブログ
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回転パッド印刷

パッド印刷でも特殊な印刷方法が存在する、これは機械ではなく自作でつくるしかない。もしかしたら機械があるのかもしれないが、小ロットには全くの不向きだ

通常パッド印刷は成形物を固定してパッドを押し当てて転写する。しかし今回は百万塔という五重塔を丸くしたような成形物でその固定台座、それも凹みのある部分にぐるっと1周印刷だ。

回転スクリーン印刷でもできないレベルで面積も狭い、さらに突起している部分と印刷面が近すぎて回転スクリーンでは不可能だ

さらに、、、1つ1つ職人が木を削っているので個体差がある。これには泣かされた。

なんとか3日かけて調整を行い、ああでもないこうでもない、と試行錯誤をしながらなんとか印刷できるまでにたどり着いた。今までで一番難易度が高い印刷、といっても過言ではないと思う

工夫次第ではなんでも印刷できる、少々精神的に疲れてしまっているが、なんとか調子が出たし、アイディアもできた。考えることが楽しいし、それが刺激、経験となる

解決方法ができ、スムーズに行くようになったので気が楽になった。今週もあと2日だが、土日も稼働予定だ
kaitenpad

タイベックにスクリーン印刷

タイベックというデュポン社製の紙のような素材がある、紙ではないので切れない、しかし紙に似ている

こちらにスクリーン印刷、弊社では慣れっこだ。数年前くらいにかなり大きな生地にベタ印刷を行ったことがあるが、あれには参った。今回は小さなデザインなのでそこそこ行ける感じで印刷をしている

タイベック、スクリーン印刷は以外とやっていないらしい?! 弊社では何度も手掛けているのでお問い合わせください

tibecblog

2.2リットル程あるビタミン容器に回転スクリーン印刷

2.2Lと表記された直径13cm程の大きな(今までで一番大きい回転スクリーン印刷だ)ボトルにほぼ90度まで印刷してほしい、という大きなデータが届いた

ボトルの表面は平たんでテーパーが無いのでそれほど難しくはないであろうと思ったが、ボトルの上下が5mm程突起している  テンションの緩い紗張りの版があったのでそちらでできるかと思い、試行錯誤

とりあえず1個見てみたいというので、治具を作成し、やってみたら問題なくできた。

しかしここまで大きいとかなり緊張する、土曜の静まり返った作業場で今週の難題の1つではあるが見事に解決できた。

日曜は選挙だが、長岡市のハイブ長岡というところでものづくりえんにちというイベントに出席して子供たちに印刷体験をしてもらう予定だったので、土曜のうちに投票に向かった。新潟県も頑張らなければならない、新しい知事に期待するが、私はコツコツと世の中のそして全国中の面倒な印刷を手掛けチャレンジし、新潟県の底力をPRしようと思っている
vitaminblog

卵にパッド印刷

6/10の日曜日は地元長岡市の製造業・加工業の方合計4社でものづくりえんにち というイベントをハイブ長岡という展示場で行い、10時から15時までものづくりイベントを行った

休日なので親子連れを想定して何かものづくりを体験してもらう日になった。

私は印刷担当なので大人も子供も楽しめるようにと前日の夜までいろいろと考え、100円ショップをまわったりスーパーにいったりといろいろと見たが、ちょうど深夜になる前に立ち寄ったドン・キホーテで良いアイディアが浮かんだ

子供には駄菓子の透明ケースに入っているチョコレートの湾曲している部分に印刷、大人は生卵の殻に印刷をしてもらおうとそれぞれ購入した

事前告知にもかかわらず来場者は少なかったが、なんだか楽しかった。一番楽しかったのは卵と言う食材に印刷ができるとわかった自分かもしれない。 生卵なのでゆで卵と違いパッドの圧力をかけると割れてしまう。比較的小さな版の20x20mm程(それでも昔市販の卵についている日付印字よりは大きな面積だった)を用意して、金1色での印刷体験、金の卵という名前をつけて体験をしてもらった

子供はパッドを押すのが楽しいようで見ているだけでも楽しかった。今週も引き続き難題があるが、仕事があることは幸せだと思える日曜日だった。

イベントが少し早く終わったので妻子と外食をして近くの桂温泉にはいって疲れを癒した
eggforevent180

たった1個のタンブラーに回転スクリーン印刷

これぞまさに弊社の得意技という印刷だった、サーモス社の大きなタンブラーに天地ほぼめいいっぱいに、そして1周グルッと回転スクリーン印刷

シールを貼るよりは直接印刷をした方が綺麗で購入感が出る。 幸いにも治具はちょうどよいのがあったので、製版を行い、セット、そして印刷。少々手間取ったが1時間ほどで仕上がり。

1個からでも問題なくできるが、版をつくらないといけないのでどうしても割高になってしまう。今回はかなり大きなデータだったので1版まるまる使ったが、ピンポイント程度であれば版代もなんとかなってしまう。

このまま続けて8個それぞれ異なるデータをタンブラーに行った。木曜の午後はタンブラーだらけの超小ロット印刷が続いたが、仕事らしい仕事ができた。夜は試作を行い、早めに帰宅をした。とは言っても22時だったが(笑)

今週はもう1つ、今までで一番難しい印刷が待ち構えている。それを考えると落ち着かないし寝れない、しかしこれで2回目だ、いろいろな試行錯誤を行い、スムーズに仕上げようと寝床に入りながら想像しているが果たしてうまくいくであろうか?! 世の中やってできない事はない、やればやるほど自信がつき、そして経験値があがる。まるで子供のころに楽しんだドラゴンクエストのようだ。そろそろパルプンテを覚えたい(笑)
1pc

マグカップ16個にパッド印刷

ノベルティのマグカップ、そのもの自体に不良があり追加印刷で16個。 量産は500個だったが、マグの個体が汚いものがあったらしく、16個だけ追加で印刷

幸いにも治具をそのままにしていたので、すぐにとりかかれた。

16個なので大きな窯で焼成するわけにはいかないので、弊社にある小ロット用の小さなコンベクションオーブンで焼成。2回にわけたが、問題なく完了

前焼成、後焼成で2回乾燥。インキが白なのですぐに高温にするとインキが焦げてしまう。これはもう経験からしてのやりかただ、温度を上げても焦げないインキを使用しているが、ねんにはねんを

小ロットのパッド印刷、お問い合わせください
hotmagu

PETボトルに細かい文字列で回転スクリーン印刷

某有名なボトルメーカで作成されている透明のボトル

こちら200本程に2色で印刷、毎回リピートのある小ロット案件だ。弊社はこういう小ロットの回転スクリーン印刷を得意としている

文字も細かい、幸いなことに連続印刷ができる素材のインキを使用するので目詰まりが少ない。文字列も1pt以下の物が多く、バーコードまである。

2色なので1色目を初日に、2色目を翌日に、そして完成。 全てお見せはできないが、かなり細かい文字列だらけのデータを直接印刷している。メッシュは300で綺麗に再現ができている

小ロットの回転スクリーン印刷、お問い合わせください
bottlehosoi

中古乾燥機をGet

弊社には2種類の温風乾燥機がある、1つは昔からあるドライラックが丸ごと入る大きな乾燥機、もう1つは小ロット用にとオーブンが少々大きくなった市販でも買えるコンベクションオーブンだ。

どちらも使い分けて使用していたが、小ロット~中ロットのノベルティの焼成には少々使い勝手が悪かった。いつもなんとか工夫して使ってはいたが、焼成の回数を増やしたりしてなんとか対応していた。

たまたまヤフオクを見ていたら中型で使い勝手がよく、まさに探していた!という温風乾燥機が中古で売りに出ていた。新品の半額以下だったのでおもわず飛びついてしまった。

これならば今まで時間がかかっていたマグカップやグラスの焼成も、100個~300個であれば1回、又は2回くらいでできる。 温度が200℃までしかあがらないので低温乾燥になるが、ノベルティには十分だ。

これがあると内で、作業効率が全然異なる。今年はある程度の設備投資を行っているので作業性にロットの大小にかかわらず仕事ができるようになると感じている。あとはそれを操る職人を育てることに集中しようと思う
kansoki

テニスボールに回転スクリーン印刷

テニスボールのような毛だっている成形品にはスクリーン印刷は向かない。

テニスボールへはフロッキー転写という方法が向いているのだが、回転スクリーン印刷でもできないことは無い。特殊な版をつくり、それ専用で濃い白がでるインキを使い、テニスボールが上手く回転する治具を自作する。

それだけでも大変な仕事になるが、一度やってしまえばコツとやり方を覚える。

できないことは無い、なんでもチャレンジをすれば既存の印刷方法ではない新しいやり方でできる事が世の中にある
Tennis-ball

日曜大工

土日も引き続き仕事で終わった感じではあったが、土日の方がはかどる。何度かブログでも明記していることなのだが、平日は荷受け、電話、来客で思うように仕事が進まない。 スクリーン印刷をしている時に止めてしまうと版が目詰まりを起こすからだ。

パッド印刷に関しては目詰まりがなく、硬くなれば希釈をすればよいので、なんとでもなる。平日はなるべくパッド印刷や目詰まりの少ない印刷を行うよう心がけ、週末や夜に目詰まりや止めたくない印刷をすすめるように自分でスケジュールを調整する。

こうなると365日仕事をしているかのように聞こえてしまうが、それでは身体がまいってしまう。日曜日は午前中にサンプルや校正を済ませ、午後になってからは梅雨時期の前にどうしてもやっておきたかった子供のベッドフレーム2組(長女と長男)をDIYで自作する為にホームセンターに出かけた。

あらかじめ構想はできていたので、必要材料を購入し15時からカットを開始、穴あけや寸法を調整しながら途中足りなくなったねじやL字金具を買いに出かけ、18時には終わった。安い木材と桧のすのこを使った簡単なベッドフレームだが、掃除がしやすいように、その他ベッドの下に収納スペースができるように簀子を持ち上げれば明けられるような仕組みにして仕上げた。

幸いにも弊社には木材やプラスチック加工をするための電ノコとドリルがある。それらを駆使すればDIYでいろんな家具ができる。 子供たちの部屋も通常よりは狭い部分に窓が面しているので、そこに寝れるようあらかじめ計測、そちらに合せて木材をカットして仕上げた。3時間かかったが、ほぼ完ぺきな出来上がりで、今まで絨毯の上に置いた布団が湿気る事もなく通気性の良い快適な梅雨を過ごせるとは思う。

今週も毎晩遅くまで試作に難しい仕事が続きそうだが、身体の様子を見ながらコツコツとすすめようと思っている。 今週の日曜日は晴れ間が出ていれば作業場のコンクリートの平面度を出すためにセメント作業をしようと計画している。こういうDIYが私は大好きだ、なんでもできることはチャレンジをしてできるようになりたい。
bed
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