印刷ブログ
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超巨大なシルクスクリーンの版

弊社には画像のような1mを超える横幅・高さのある版がごろごろしている、正直邪魔だ、、かといって捨てるわけにも行かない。昔のカンバン印刷などで使ったものであろう、そのときの枠の金額を考えれば捨てるにはもったいない。

紗張りがあって綺麗なものはそのまま保管してある。1年に1回くらいのペースで超大型のシルクスクリーン印刷が出るときに活躍している。1年に1回なのでかなりレア物だが、、、ここまで大きな版を製版するのにも大変だが、幸いにも弊社にある露光の機械がこれまたでかい。。。私が子供の頃にもあったものと同じなのですでに30年以上経過しているはずだが、まだまだ現役だ

大きなシルクスクリーン印刷は弊社ではできるが、フィルム、製版、セットアップだけでも数日かかってしまう。かなりの大作業にはなるが、これを小ロットで受ける印刷会社が果たして全国に何件あるのか、、

超巨大なシルクスクリーン印刷、可能です。カッティングシートやインクジェットではNGな案件にはシルク印刷が適しております。 なお、大型のシルク印刷に関しては納期には余裕をもってお問い合わせください、あとできれば予算にも(笑)

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花粉症がはじまってしまった

とうとう来たこの季節、春の到来ですがすがしい毎日になってきたが、私は花粉症なので鼻がやられてしまっている。

作業も落ち着かずはなをかんでばかりなので、まともな流れ作業ができない。幸い流れで連続がほとんどないので、なんとかこなしてはいるが、夜になると落ち着くので夜に効率よく作業をするようにしている日もある。

今週末は3連休になるが、恐らく毎日仕事をしなければならないであろう。年度末までに仕上げて欲しいという依頼が多いので、それらの製版や落版もおこなわなければ版が足りない。今日も1日よい天気ときいている、5版くらい落版をしようとおもっている

円柱形ボトルに2色印刷は難しかった

昨晩は入稿のあった円柱形ボトルの小ロット印刷で2色、12個という印刷を行った。恐らく他の業者に依頼すれば断られる、または相当高い見積もりを出されるであろう案件ではあったが、私なりの挑戦心と小ロット専門と歌っているだけあってやる気満々で作業を開始した。

やってみればかなり難易度が高い、かといって断れない、もうやるしかない。ということで夜なべをしながらなんとかしあげたが、やはり微妙にズレが出ている。円柱形の多色印刷は難しい、わかっていはいたがここまで難しいとなればなかなかの達成感になる。夜中の3時くらいまでかかったが、なんとか納得いく仕上がりで終わり、乾燥にいれた。 木曜の夕方に出荷すれば納期に間に合うスケジュールとなる。

これが経験となり、将来につながるとは思う。円柱形の局面印刷、小ロットから可能です。色数にもよりますが、まずはご相談ください

アウトライン化されていないデータ

昨晩は大きな水筒ボトルに2色の名入れ印刷を行うための下準備をしていた。受け冶具もうまくできあがり、テスト印刷でも綺麗に仕上がったので、さて本番と思ったところで文字が異なっているのに気付いた。

弊社に無いフォントだったので、文字列がアウトライン化されておらず、大体フォントに変わっていた。これでは駄目だとすぐに気付いたのでよかったが、そのまま印刷していたら大変なことになっていた。 

納期が週末で2色+乾きが悪いインクを使うので、恐らく今夜は徹夜になるとは思っている。そういった場面でも対応するのが自営業であり、こればかりは強みとしてとらえて覚悟をきめてやることになる。

時間的に厳しい部分があるので、アウトライン化されているデータやロゴだけ先に作業し、残りはデータが届いてからすることにしようと思う。

自分としても2色の円柱形の水筒の表と裏面の両方に印刷する難しい案件なので、出来上がりが楽しみになっている。

週末は久しぶりの西日本だった

週末にかけて来客がありいろいろなところに出かけた、年度末なので多忙ではあるが少しだけ足を伸ばして京都・滋賀方面にでかけた。途中仕事もやりながらではあったが、久しぶりの西日本ではあった

今日からは気が抜けない、相当な仕事がたまっているので、週末返上で春分の日も関係なく仕事をすることになるであろう。仕事があるということはうれしい、幸せだと思っている。少し晩酌を控えて、夜の作業にも集中することにしようとおもう

ネオプレン ネオプレーン素材に印刷

ネオプレン? または ネオプレーンという素材があるらしい。合成の繊維の感じで若干の伸縮性がある。

こちらに少し細かいロゴと名前を白1色で印刷してほしい、という依頼があった。最初はサンプルなので8個ほど、なるべく白を濃く出して欲しいということなので、版はメッシュが粗いもの、そしてインキの粘度はかなりねばねば、、ほぼ希釈していない。(つまりヒゲがでる)

インクは使い勝手が悪いインクを使うので、2-3個印刷してすぐに版を洗浄しなければならない。サンプルの個数なのでなんとかなったが、これが量産となるとしんどいかもしれない。。。しかし印刷は手間隙、それを惜しんではいけないので量産の時も辛抱強くやることにする(笑)

少しのズレでもロゴがつぶれるデザインなのでずれないよう工夫をし、1回刷ってはドライヤーで乾燥、そしてその上に再度重ね刷りを合計3回。これでやっと白が白らしく出るようになった。1回では素材にインクが吸い込まれてしまい白の再現率が30%ほどだった、3回重ねることにより80-90%ほどになったのでそれで合格という判断だが、もっと重ねればもっと白くなると思う(しかしあまり重ねるとつぶれになってしまうので、3回でやめておいた)

自分なりにかなり完成度が高くできたのだが、写真公開はできないのでモザイクをいれてある。ネオプレン素材にシルク印刷、可能です。お問い合わせください

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オーバーコートクリヤー印刷

シルクスクリーン印刷では透明インクがある。これをつかって印刷面を保護する目的でオーバーコート印刷をする事があり、今日もとある企業の手帳のカバーにオーバーコートクリヤー印刷を行った。

当初は手帳カバーを作成したかったらしいが、ちょうどよい型がないので、全てつくり、そして100冊となるとかなり高い手帳カバーになる。とりあえず1年だけ使えて表紙の印刷が汚れないようになればよい、であれば透明インクでオーバーコートすれば安く仕上がるという提案でそうなった。

予算がなければ何か代案を提案する、そして予算内で仕上げるようにする。こういったことは弊社ではよく行うことであり、コンサルティングの1つでもあると思っている。言われたことをハイハイとやるだけではなく、こうすればよくなる、こうすれば安くなる(品質を維持した上での話しではあるが)、といった提案も行う。

私の性格がひんまがっているからかもしれないが、何か工夫をして仕事をしたい、ということを常に考えるようにしている。何も考えないで行うのは仕事ではなく作業、作業はいずれ自動化や機械にとられてしまう。人間は考えて工夫し、知恵をしぼってやるから仕事と言えると思っている

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市販の手提げ紙袋にシルク印刷

とある首都圏の会社さまより急ぎで市販の手提げ紙袋に印刷の依頼があった。紙を販売している業者でも印刷ができるのだが納期が間に合わないらしい。

そこでその紙袋販売会社のHPを確認したところ特急仕上げで2週間かかるという、こちらとしては急ぎ=即日か翌日くらいのスピードではあるが、特急で2週間となれば弊社の通常納期の倍くらいの時間になる。

ということで早速袋を直送してもらい、製版、昨日印刷して仕上がり、PPインクなので乾燥は速い。今日のヤマト便で送付すれば恐らく明日、明後日には確実に到着する。ヤマト便で送付することにより送料を安くすることもできる。弊社ならではのトータルコスト削減のシルク印刷、私はかってにインサルティングと呼んでいる(コンサルティングと印刷をかけあわせた造語)

市販の紙袋へのシルク印刷は多少のコツがいります、ロット数に関係なくお問い合わせください。
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忙しくても晩酌は欠かさない ガラス瓶に印刷

私は新潟生まれの日本酒好きな人間である。昨年は利き酒士の資格をとった、別に印刷業で必要な資格でもなんでもないのだが、日本酒の魅力に地元の産業活性化ということで何かしら日本酒に携わる業務をしたいという思いもある。

日本酒の瓶にシルクスクリーンの回転印刷までしてオリジナルブランドを作ることも提案したが、誰も動かない。ということで自分で日本酒のブランドを立ち上げようと思い、いろいろ考えている最中ではある。

酒造りはできないが、瓶に印刷はできる。ラベルだけを貼っている既存の日本酒と比較して瓶に直接印刷してあればインパクトが違う。それを実現できるのが回転シルクスクリーン印刷であり、弊社はそれを小ロットでできる強みがある。

今週末は新潟で酒の陣が行われる。それにかかわる来客もあるので週末にかけて忙しくなる、しかし大好きな晩酌は欠かさない、それも日本酒を飲みながら。そういえば先週いった東京で居酒屋に入り日本酒と刺身を食べた記憶がある。刺身は薄く高かった。同じような量であれば新潟県では倍の量を出してくれると思う。

都会は賃料や人件費が高い、魚介類や農作物は築地まで運送され、その運賃が上乗せされる。その分単価にのってくるので高いのは仕方がないと思うが、そこまで払って食べるものかと考えてしまった瞬間でもあった。

地方都市ではおいしい食事にお酒が安くて美味い、こればかりは捨てられない。地方都市にすんでいるメリットでもあるかもしれない。

今日は自分の誕生日でもある、今夜だけは晩酌を長めに楽しもうかと思ってしまう

sakesakesake

会計書類の表紙をシルクスクリーン印刷

年度末になってきたからであろうか、会計事務所さんの総勘定元帳の表紙だけのシルク印刷がやってきた。毎年1000枚ほどでているが、これだけ顧客がおおいのであろう

シルクスクリーン印刷でやれば、あっという間に1000枚が仕上がる。1つ1つ機械で出すよりは1000枚以下であればシルク印刷で版を作って印刷してしまったほうが、安くて早いかもしれない。こういった表紙や背表紙に小ロット印刷、可能です。お問い合わせください

年度末になってきているので、これからどんどんと多忙になるかもしれないが、1つ1つ仕上げ、そしてたまには晩酌もしてリラックスをしようと思う。日曜日は快晴で20℃近くまで気温があがった、久しぶりに春の到来を感じたかもしれない。

hyoshi