印刷ブログ
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ガラス瓶に曲面印刷(回転印刷)

添付は試作、それも誰かに頼まれたわけではなく自ら考え、そして来週から地元の酒蔵をまわって営業しようと思った。

そもそものきっかけは地元長岡市は全国でも有数の酒蔵がある地域、日本一と言っても良い場所である。しかしながら日本酒の出荷量(消費量)は年々右肩下がり、増える傾向も無くどこの酒蔵も苦戦しているのではないか、と思った。店頭に並ぶ日本酒はどれもラベルが貼ってあり、下手をすればどれがなんだかわからないくらいのラベルと銘柄の数である。

特に外国人からすればラベルすら読めない、全く差別化がされていない。中身が美味しい、といっても呑まなければわからない。買う時に全て試飲できるわけでも無い、ならば見た目で差別化をはかるしかない、と思い日本酒の瓶に直接印刷すれば良いのでは?と思いやってみた

ロットも30本からできる(もちろん10本でも構わないが、セットアップ等を考えるとやはり30本くらいが最低ロットとして決めたい数値ではある)、果たして地元の酒蔵がどう反応するのか、ある意味楽しみな営業活動でもある

写真は試作、使用済みの4合瓶をもらってきてラベルを剥がし、3色(金、銀、白)で前面に印刷をしてみた。

インクはセイコーアドバンスの1000、硬化剤を入れてあるので高温焼き付けが必要であるが、今回は自然乾燥させてみる。フロストの瓶であれば自然乾燥でも問題なく密着することが確認できている

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日本酒の瓶に印刷 ボトル印刷

添付の画像は地元長岡市の某酒蔵さんに依頼している特別な日本酒で普通は通常の日本酒4合瓶に和紙のラベルが貼られ、桐箱に入っている。

和紙を貼っているのはどこの日本酒メーカーでも見かける方法であるが、瓶に直接印刷しているメーカーはあまりいない(もしかすると皆無かもしれない)。恐らくロット数が少ないので瓶会社や印刷会社が受けないのであろう。

そんな小ロットをなんなくカバーできるのが弊社であり、画像は1本の試し印刷ではあったが、製版からセットまで1日もかからずに終わった。印刷はセイコーアドバンスの1000インキと硬化剤を使い、メジューム(無色のインキ)に銀粉と金粉を入れてそれぞれ印刷、乾燥は家庭用のオーブントースター5分ほど入れて150℃前後で乾燥させた

大吟醸や限定酒等は生産本数も少ないので、50-100本というロット数になるであろう。小さな酒蔵であれば大吟醸は全て手作業になるので、もっと少ないのかもしれない。少ないからこそ直接印刷をすれば尚の事価値観も上がるであろうし、見た目も普通よりは良く見えるかもしれない。

製品の見せ方次第で価値が異なる、印刷ができる差別化だと思ってはいる。印刷のもつ付加価値は無限大の可能性があると感じている

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