印刷ブログ
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PP製のメニューブックに印刷

これは以前も行ったが、地元で新しく開店した飲食店のメニューブックの表紙と裏側にシルク印刷だ。数量もそれほどの大型店舗でもなくチェーン店ではないので、30部ほど、昼のメニューが新たに始まるとのことで追加で昼用のメニューで20部がきた

昼を開店させる=売り上げが欲しいのかお客さんからの要望なのかはわからないが、一度いってみたら結構繁盛しているお店ではあった。しかし夜だけという贅沢もいっていられないのかもしれない、それなりの賃料に人件費もかかる、食材を活用しなければならないのでランチ営業になったのかもしれない。

メニューブックは中国製の素材、合成皮革っぽいがPPとなっていたのでPPTインクで密着する、以前もやったのでそのまま印刷、今日は裏面を仕上げれば明日には出荷できる。文字類が細かいので恐らく3個~5個印刷したら版を洗浄しなければならないであろう。こういった手間隙を惜しまずにやることが弊社の強みともいえる。

小ロットや他社で断られた案件、まずはご相談ください
oshinagaki

高さ20cmほどあるアクリル成型物に6色印刷

高さのあるアクリルの箱2個に6色のシルク印刷を行った。見た感じいけると思いやってみた案件だが、、、ふたを開けてみればこれは大変だった。

形になっていない状態であれば恐らく半日もあれば全て終わったかもしれない、しかし高さ20cmほどになった抽選箱のような正方形のまま納品されたので、それに合わせる版や高さを調整する印刷セットアップで何日もかかってしまった

一番難しかったのがグレーと黒のあわせで、ほんのコンマ何ミリのズレでも目立ってしまう。ましてや高さを20cm以上に上げるシルク印刷のホールド台を固定するジ具作成にも時間がかかってしまい、とりかかりから3日かけてやっと終わらせる事ができた。

連続印刷もできないので、1つ1つ印刷が終わっては洗浄し、セットアップを繰り返し終わったので時間がかかってしまったが、出来上がりはよかった。

いつも思うことだが成型物が持ち込まれるまではなんともいえない、簡単な場合もあれば逆にものすごく難しくなってしまう場合もある。見積もりどおりには進まない仕事が多いので参ってしまうときもあるが、こういった難しい案件をやり遂げたあとはすっきりする。

明日からまた別の難しいそして細かい小さな印刷のテストが始まる、こちらも綺麗に出来上がればまた嬉しい案件になるであろう

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無事に終わった

極小ロットだった6個のショットグラスへ白1色の回転シルク印刷、そして高さのある成型物へのグレー・黒の重ね刷りがなんとか週末中に終わった。

ショットグラスは1色だが、高さのある成型物はあと3色のこっている。しかしのこりの3色は重なりがないので、ズレもきにならないし、印刷面積も狭いのですぐに終わるだろうと思う。重なりのあるグレーと黒が一番大変だった、幸いにも失敗しても消せる素材だったので、なんとか安心した。2回ズレが出て納得がいかなかったので、版を調整、3度目はズレがでてもわからないように調整と工夫をしてあるので、仕上がりとしては合格だと思う。

もらったデータをそのまま出して印刷するとなればミクロのズレでNGになってしまう。高さのある成型物なので版のホルダーもそうぶれないわけではなく、必ずブレがでてしまうので調整するしかない。

今週も良い天気になりそうだ、引き続き進める案件があるので気を引き締めてとりかかりたい

高さのある成型物にシルク印刷

抽選券を入れるような正方形の高さ20cmくらいある箱にシルク印刷4色で2個作成することになった

通常のシルクスクリーンの台では高さが足りない。高さ調節できるホルダーがあるが、それでも10cmまでで、20cmまではあがらない。

近くのホームセンターに行き大きな材木を買いそれをカットして重ねて高さを作った。こうしなければ印刷がやりにくいし、ズレが生じてしまう。きっちりと合わせる事ができるようになって初めて重ね刷りをしていろんな色を再現することができる

こういう自作や工作をしながらいろいろな成型物に印刷をすることが多々あるが、私はこういった工作が好きなので全く苦にならない。自動の印刷機や半自動の機械も世の中にあるが、そういった機械はほとんど役に立たない。

すべては自作、調整、そして創意工夫だと思っている。

成型物へのシルク印刷やパッド印刷など、数量にかかわらずまずはお問い合わせください

setupforblog

1690番インキの温度調整

昨日印刷したショットグラス6個の回転シルクスクリーン印刷、印刷後にすぐ乾燥・焼付けを行うとNGとなる。これは何度かやってみるとその理由がわかるが、これも経験だと思っている

1690番や1000シリーズインクを使ってガラス製品に何度もシルク印刷をしているが、私は通常1晩そのまま常温で放置して、翌日に高温で焼付け乾燥をする。なぜかといわれるとなんとなくその方が乾燥後の結果が綺麗だとしかいいようがないが、印刷直後のインクはまだ固まっていない。それを急速に高温で焼き付けるとおかしくなると思うからだ

ここらへんはもう感覚の世界であってどうしてそうなのか、というマニュアルもないしインクメーカーの推奨もない。ただ私は1000や1690インクで白を印刷する機会が多い。白は高温になると焦げ付きが出て白が茶色くなってしまう。これを印刷後に1晩おいて焼き付けた場合その変色を防ぐ事ができる確立が大きかったという理由もある。

1000シリーズは90度を超えると白が焦げだす。1690は120-130度前後だが、オーブンを見ながら微妙に調整している。30分の焼付け時間だがオーブンの温度計から目が離せない。

ガラス製品は少し工夫が必要だが、小ロットでできるところは少ないと思っている。ガラス製品、陶器製品への小ロット印刷、お問い合わせください

ショットグラス6個に回転シルク印刷

これは私が今までやった中でも超小ロットの部類に入るかもしれない。サンプルで1-2個といった回転印刷を行ったことは何度かあるが、本番の量産が6個というのは初めてだと思う。

通常であれば嫌煙されるであろうロットであり、ほとんどどこも受けてくれないという依頼ではあったが、私なりの秘密兵器の治具を作成してあるので、それを使えばすぐにできると思ったが、ドンピシャでできた。セットアップも通常の時間より早くでき、印刷も1時間もかからずすべてが終わった。

あとは底面にパッド印刷をしなければならないが、まずは側面に印刷したインクを高温焼付けし、2-3日おいてから底面の印刷をしようと思っている、これが終わればもう1つの小ロットの多色アクリルケースの印刷がまっている。これらが終わればひとまずゴールデンウィーク前の急ぎの難しい案件が終わるのでほっとしている
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ゴールデンウィークまでが勝負かもしれない

何かと忙しくなるゴールデンウィーク前、弊社は連休中でも稼動できるが、他社はそうもいかないと思う。

その場合は急ぎが入る事が多い、前もって計画すればよいがそうも行かない案件もあるので、なるべく急ぎで対応するようにはしているが、正直なところ急ぎの案件は乾燥問題を起こす可能性があるので慎重にならなければならない

もちろん蒸発乾燥のインクを使い、乾燥窯に入れれば確実ではあるがそれでも自然乾燥でやりたい商品もあったり、強制乾燥もある。強制乾燥させてもすぐに納品できない成型物もある。いろいろな事情や環境が重なり、乾燥不良というNG品を出す場合もある、特に急ぎの場合だ。

急ぎの案件、対応可能ですがなるべく納期には余裕を持ったほうが良いと思います。

小ロットの案件は減る事がない

来週納期でショットグラス5個への回転シルク印刷、そしてアクリルの抽選箱で成型されている2個に6色のシルク印刷という極小ロットの案件がある

両方の案件とも、恐らく通常の印刷会社では受けれないような案件だが、弊社は自営業なので価格に縛りがなく通常では考えられない納期や予算でも仕事をすることができる。商売だけで考えてしまえば儲からないや効率が悪いという仕事さえもあるが、仕事をいただく立場にあってそのような文句を言っている場合でもない

極小ロットの印刷案件はチャレンジと成功した時の実績、そしてそれが他社ではできない(正確に言えばやろうとしない)案件だから財産としてのこる。それが自分の財産として、経験として残る、お金には変える事ができない経験となるからなおのことチャレンジをしたくなる

今世の中ではラジオCMやTVでキャッシングローンやすぐに簡単に儲かるビジネスなどいろんな甘い誘いがある。仕事とは常に成長を続け変化し、そして経験を蓄積させることにあると思う。すぐに儲かる話や仕事など、まず世の中にはない。それでもそういった話に乗ってしまう人もいる

今日も天気が良い、印刷には最高の温度と湿度が揃っている春日和になった

今週は急ぎが多い

地震や強風という異常気象に天変地異、世界がどうなってしまうのかわからないほどの事が多くなっているような木がする。中東の情勢も悪ければ北朝鮮も何かおかしなことをやりはじめている。

人類がなぜここまで愚かになってしまうのであろうか、よくわからない。しかし教育だともいえるとは思う。

今週は急ぎの仕事が多いので気を抜けない、今日もってきて明日までという納期は弊社にとってはそれほど珍しい急ぎではないが、急ぎだからといって手を抜けない。気を引き締めて月曜からがんばろうと思う

製版をするコツ

製版時に乳剤を塗布するが、会社によってさまざまなやり方があるようだ。

これがベストというのはないが、基本紗張りの裏側から塗布して、表側で終わらせる。そうすることにより表側から押し出された乳剤が裏面にでてきて、それを乾燥させれば裏面の塗膜が形成されるからだ。

塗膜が厚ければ厚いほど厚盛印刷ができるようになり、文字列やデザインも綺麗に再現できる。反対にやってしまうとスキージのすべりがわるくなる

なかなか写真で見せることはできないが、いろんなことを試すことにより自分なりの塗り方や製版の方法が見つかってくるとは思う

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