印刷ブログ
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シルバーはあまりお勧めしない

今回は黒いマグカップ300個に両面、シルバー(銀)1色となった。マグが陶器なので焼き付けをしなければならない。今日反対側を完了させるので、そのまま釜に入れて高温で焼き付けすることになる

陶器の場合はそれ専用の印刷とインキがあるが、シルクスクリーンだとおそらくセイコーアドバンスの#1000か#1690になるだろう。どちらも性能的には確認できているのである程度の密着は確認できている。

しかし今回の色はシルバーなのでメジュームという透明インキに銀ペーストを混ぜる。つまり粉を無理やり密着させることになるので通常の原色とは異なり密着度は良くない。

あんまりお勧めはできないが先方の希望なのでシルバーで印刷。ゴールドも同じく粉を混ぜるので密着は悪いが、ノベルティとして使うので恐らく問題は無いと思う。

マグカップへの小ロット印刷、可能です
muglots

治具つくりがカギとなる

今週は急ぎのマグカップへの名入れ印刷がある。印刷は難しいとは思うが治具さえできればそれほど難易度は高いとは思っていない。

しかしマグカップの場合はいつも取っ手が邪魔をするので回転治具を作るのが難しい。回転治具さえクリアすればあとは位置合わせと印刷の度合いが良ければすぐにでも量産できるが、治具と位置合わせに試し刷りで恐らく丸1日はかかると思っている。

取っ手がなければ楽なのだがマグカップの場合はどうしても避けて通れない

無限大の可能性 成形物への印刷

シルク印刷やパッド印刷という印刷方式は通常の紙媒体への印刷(製本、雑誌、チラシ、ポスターなど)と比較すると全体のパイの小さな部分だと感じている。

世の中の印刷を100とすればおそらくシルク印刷やパッド印刷は10満たすか満たさないかかもしれない。あるネット上の相見積りサイトに登録しているが、99%がチラシやポスターとなっている。こうなるともう価格勝負だけになるので弊社のような中小企業では勝ち目がない。

インキジェットも同じだとおもっている。ある程度デザインができればあとはインキジェットに紙やシールを差し込んでボタンをおして印刷するのだと思う。こうなればできるできないの領域ではなく高い安いという判断だけになってしまうであろうと思う。そうなれば資金力のある大手や大きな会社が勝つことになる。

こういったどこでもできる印刷分野に手を出そうとは思わない。最後は大が小をのみこんでしまう市場で戦っても意味がいない。 こういった理由で私は小ロットのシルク印刷やパッド印刷、曲面印刷などを手掛けている。手間暇がかかる、いままでにやったことがない成形物の印刷依頼がほとんどなので、いろいろな試行錯誤が必要となってくる。

しかし頭を悩ませ試行錯誤を行いなんとか完成させる。このような手間暇を惜しまずにできるのは我々中小企業の強みなのだと思っている。

来週からもいろいろな案件が待っている、マグカップに印刷、ガラスのお猪口に印刷、大きなベニヤ板に印刷など、印刷の可能性は無限大だと思っている 

チューリッヒ

わけあって今週はスイス・チューリッヒに滞在することになっている。その間も遠隔でできることは行い、出発前も昼夜関係なくできるだけの仕事をこなしてきた。すべてが急ぎだったが、ある程度先に納期を見据えて終わらせたのでそう急ぎが今週入るとは思わない。

どこにいっても職業病から印刷されているものを手にとってはインキの密着具合や印刷の品質を見てしまう、さすが印刷の発祥国ドイツに近いだけあって欧州の印刷クオリティは高い。

弊社もまだまだ見習わなければならない部分があると感じるが今一番課題と感じているのがガラス成形物への名入れ、それも小ロットである。高温の窯を買えばある程度解決できるのだが、その窯に資金を投じてもやるべき事業なのか(対象成形物なのか)がまだ判断できない。

600-1000度まであがる窯はそう安くはない、ある程度の覚悟が必要となる。またはUVシルク印刷にしようかとも考えているが、こちらもインキの価格とUV投射機の価格を回収できるだけの仕事があるのかと言えばなんとなくなさそうに感じてしまう
zrhnow 

ラジアンにアークセカンド

印刷とは無関係、今週はラジアンにアークセカンドなどなど、傾斜にかんする言葉に説明、いろいろとある週になっている。

別事業でおこなっている海外支援だが、さすがにこの議題には私も頭を悩ませている。100%完璧に翻訳などできない、ましてや自分が理解できる範囲をこえているのであたふたしてしまっている。慣れと理解も必要なのであろうが、初めての内容なので戸惑ってしまった。

知らない分野や知らないことを避けるよりは興味をもって接した方が理解が早まるとは思う。マンネリ化する仕事、同じことを繰り返しやる作業よりは常に違うことをする環境があったほうが人間として良い刺激になると思う。

今日もラジアンやアークセカンド、サインコサインが出ると思うと頭が痛い(汗)

 radian

PP素材に印刷

PP ポリプロピレン素材への印刷はなかなか厄介な場合がある。しかし弊社にはPP素材に密着するインキが2種類ほどあり、1つは下処理をしなくとも密着できる機能が備わっている。

どちらのインキも似たような特性をもっている、ゼリー状になる感じのインキなので冬場の扱いは大変だが夏場は逆に目詰まりが多い。

いずれにせよPP素材への印刷依頼は増えているので、ある程度の再生PPでも密着できるように工夫しいている

 uchiwa

まがった素材にシルク印刷

写真のようなすでに曲がっている板にシルク印刷、あらかじめ治具を作成して版の位置を高く固定すれば問題なく印刷ができる

数は少なかったが、小ロットが得意な弊社。このような形があって機械に入らない成形物への印刷は得意分野となる

marukei 

光るメガネに名入れ印刷

写真のようなおもちゃ風のメガネ、いろいろなLEDが内蔵されておりぴかぴか光る、パーティ用のメガネらしい

よこのフレームに名入れ印刷、これは問題はないのだが素材が不明で中国製となっているのでインキの密着が悪い。溶剤で拭いても表面が侵されないので恐らくインキがなかなかつかない素材が使われていると思う。ましてや単価が安いものなので再生素材をつかっていると思うのでなお始末が悪い。

なんとか1種類のインキに硬化剤、プライマー処理をおこなってそこそこの密着が確認できたのでそれで了承してもらうことになりそうだ。

ノベルティグッズに名入れ印刷、お問い合わせください

glasses

マグライトにパッド印刷で名入れ

外国製の?アルミダイキャスト マグライトに名入れ試験を行った。

取っ手の部分は滑り止め防止なのかギザギザになっているが綺麗に印刷ができた。上の部分にも名入れだったが、こちらはスムーズな表面なので比較的問題なく印刷。

筐体が黒なので白印刷はどうしても色負けしてしまう。テストだったので1回だけの印刷だが、本番となったら治具を作成して2回3回と重ね印刷をしようと思う。恐らく3回も連続して印刷すればほぼ白100%に近くなるであろう。

個数は50個程の小ロット、それでも問題なく対応できます

light

朝早くからパッド印刷

連日の会合で少し疲れ気味だったので、昨晩予定していたパッド印刷のテストを今日の朝早くに行った。朝の方が気温と湿度共に良い感じでインキの希釈や静電気など気にならない要素が多い

前回おこなったフラスコ風のボトルにゴールド1色の名入れ印刷テストだが、今回はデータを変えたので綺麗に出ている感じではある。

1回目はデータが小さかったので細く見えにくい部分があったが、今回は太目になっているのではっきりと見える。製版は3回程繰り返したが、スピーディに対応できたのではないかと思う。

今日結果を見てもらい、あとはどうするかの決断をしてもらえばいつでも量産に動くことができる

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