印刷ブログ
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急ぎが多い週になった

今週はとにかく急ぎが多くて追われてしまっている。明日までには地元長岡市の市長選挙が開催されるのでそのステッカー700枚があり、色数が4色。機械で出すよりはシルク印刷の方が安上がりな色と枚数、そして大きさとなるのでシルク印刷となった。材料も週末に来たが、色が4色なのですぐには終わらない。

そうと思えば昨晩急ぎでボールペン印刷の依頼があった、これも今日搬入され、木曜日までに仕上げて発送しなければならない。こういった急ぎは得意ではあるしパッド印刷もすぐにできるが、急ぎが重なっているのでうまく時間調整をしなければならない。

もう1つはガラス印刷で小ロットではあるが昨晩持ち込まれ、恐らく今日中に仕上げなければならない。データと版はあるので問題はないと思うが、焼き付け乾燥が間に合わないので印刷部分にはすぐに触らないようにお伝えしようと思う。

こういった急ぎがあるときは夜も休まず仕事を行い、事務作業などは週末にやってしまえばなんとかなる。プラス私的にも別の案件でいろいろとあり、さらに会社の決算が今月となる。9/30を過ぎれば一山超えたとなるが、それが待ち遠しい

台風が去った

昨晩は台風の影響で朝からずっと雨でところどころ激しい雨になった、夜にはすっかり止み今朝は晴れている。

そろそろ気温も過ごしやすいくらいになり、印刷もやりやすい環境になってきたとは思う。しかし気づけば寒い冬がやってくるとは思う、いまのうちにいろいろできることをこなし、寒い冬に向けての準備を進めなければいけないとは思っている。

先週のSGIA見本市で大きなヒントをもらった楽に落版ができる方法を早速実験しようと思っている。これができれば相当な手間暇の削減になり、今まで落版に費やしていた膨大な時間と労力を削減することができる。果たしてうまくいくか否か、まずはやってみようと思う。

明日は祝日だが、休んではいられないので、明日は平常通りに作業を行おうと思う

SGIA見本市

連休を利用してとんぼ返りの米国出張に出かけた。SGIAという印刷・デジタル関連の見本市で、6月のドイツのDRUPAと似たような見本市ではあったが、米国の方がシルクスクリーン印刷が進んでいる。

機材もたくさんあったが、中小企業でも使えるような道具やアイディアが収穫でき、わざわざ時間と経費を割いてまでいった価値があったと実感した。同じような日本での見本市ではシルクスクリーン印刷はほとんど皆無だが、米国ではその扱いが異なる。

弊社のような零細企業がわざわざアメリカまでいくとはおかしいと思うかもしれないが、人と同じことをやろうとは思わない。他社がやらないことをやらなければ生き残りはできないし価格だけの競争になる。できることは今のうちに、そして消費者目線で印刷業界をリードしている米国のトレンドをつかむことでプレッシャーもかかり私にとっては良い刺激になっている

リコーという日本の会社の方も出展していたので軽く話をしたが、やはり米国の方がシルクスクリーンの需要が多く、日本とは異なるとおっしゃっていた。

往復の旅費も飛行機が激安でとれたので4万円ほど、あとはホテル代だったが米国はホテルも安い。東京に往復するような感覚で行けたこともあり、さらに収穫もあったので良い4日間だと思う。体は少々疲れているが今週もいろいろな仕事があるので気が抜けない

SGIA

誰でも使える印刷工房想像

ふと思ったが、いろんな方よりの印刷の依頼がある。学生もあったり難しい1個ものもあったりする。すべて実現をさせたいが、時間的にも予算的にもそれが難しい場合がある。

弊社の軒先は駐車場になっている、幸いにも地方は土地があまっているのでいっそのこと駐車場に小さなスペースを設けそちらを印刷工房にでもしてしまおうかと思った。機材はすべてそろっている、あとはそれっぽい工房に仕上げ自由な空間スペースをつくりあげればよい。

手刷りの印刷代は意外と安価で買えるし、最新の機械もいらない。アナログ技術なので設備投資も高額にはならないし。妄想ではあるが、いつかは実現させようと思う。しかし土地柄都心ではないので、全国のユーザーに~とはならないかもしれないが、一応新幹線の駅からは近いのでアクセスは悪くないと思っている

シルク印刷をすると太らない?!

気になることではあるが、世の中をみるとお金を払ってでもダイエットやスポーツジムに通う方が増えていると思う。デスクワークが増え第3次産業が増えているせいかもしれないが、体を動かす仕事が減っているのかもしれない。

シルクスクリーン印刷をしているとダイエットに無縁だと思ってきた。私は決して小食でもなくお酒も飲む。夏の間は暑い日にはビールを1L以上のみ、ラーメンといった炭水化物も食べる。しかし健康には気を付けているとは思うし、決して大食いだとも思わない。

しかしながらなぜか太らない。夜中まで仕事をしてそのままラーメンを食べに行ってしまうときもある。だめだとはわかっていても安く・うまく・大量に出してくれる大吉といういつもシャッターが閉まっているラーメン屋が長岡市にはある。知らない人は閉店だと思ってはいらないが、知っている人は自分でシャッターを開けて入り注文をする。

こんな生活をしていてもまったく腹が出てこないと思ったが、実はシルクスクリーン印刷をするときはスキージを引きながら腹筋に力が入っていることに気づいた。常に運動しながら印刷をしているような感じでよい体操にもなっている。そしてそれが仕事になる、わざわざスポーツジムに通わなくともバランスのとれた体型を維持できる。こんな良い仕事はないと思った

副市長との会合

昨晩は地元の副市長ともう1名の方での会合だった、すっかり意気投合してしまいいろいろな話に花がさいて、今後この町の変化に進化を望めるような会合でもあった。そのせいもあってか午前はバタバタしてしまいブログを書くのをすっかり忘れてしまった

会合に行く前に弊社に立ち寄ってもらい、シルク印刷の平面、局面、そしてパッド印刷をお見せした。副市長は東京学芸大学卒なので在学中にシルク印刷をやったことがあるらしく、見ていただいてすぐに理解いただけたので話ははやかった。

何の機械もなくすべてがアナログの手刷りの弊社のような小さな工場でもいろんな方からの小ロット印刷依頼がやってくる。明日からは移動で忙しくなるが、急ぎの案件はとりあえずないので移動中の仕事に集中できるとは思う。連休もあり来週は祝日も重なるのでその間仕事をすすめれば問題はないと思う

難題が続く

土曜は試作依頼のあった冊子上のアルバムの側面に5色印刷をやっていた。側面の1色はすんなりと終わり、固定治具もできたのであっという間ではあったが、小口の5色が進まない。

昨晩も深夜まで試行錯誤したが、100%ズレない治具がどうしてもできない。重ねる色なので重なる部分はデータを太くしてあるが、それでも微妙なズレがでる。平面で平らな素材であればよいが、冊子なので高さが20㎝近くあり、吸引盤では刷れない。

上下に移動できるホールド台に下駄をはかせ、高さ20㎝まで版を調整できるようにしたが、それでも冊子の重さにより微妙にずれる。ほんのコンマ何ミリのズレでもNGになってしまうデザインなので前にすすまない。

冊子の抑えは印刷のホールドでしっかりと固定でき隙間なく冊子が並ぶようにはなった。あとは上部の固定だが、これはそうとう重量のある金属の治具を作成でもしなければダメだとは思っている。とりあえずの試作なので納期に間に合わないが、そこら辺を明日説明して今後どうするのかを検討してもらうことになる。

お金をかけてでも金属製のがっちりとした治具を作るのか、またはそこまでやらないのか。できないわけではないが、時間とお金がかかる試作になっている。他の仕事も止めるわけにはいかないので日曜日は土曜にできなかった仕事をすすめることでフル活動する週末になりそうだ

開封梱包も重要な仕事の一部

成形物とりわけノベルティ類に印刷をする場合、通常パッケージに梱包されている商品が搬入されてくる。

簡単なビニール風の袋に入っているものもあればたいそう豪華なそして開封が大変な箱に入っているものもある。ものによってはテープできれいに梱包してあるのでそれを剥がして開封して印刷、再度梱包となる。

モノによっては開封と梱包の方が手間暇がかかってしまい、印刷代だけではその内職がカバーできない場合もある。最終的にはその商品が搬入されてみてからでないとわからないので見積もり時には内職費用を査定することができない。 シール類であれば梱包もなくそのままだが、ノベルティ類はそうもいかない。

皆さん安く印刷してほしいということは共通しているとは思うが、開封・梱包の内職代でほんの何円でも構わないので予算をとっていただくとありがたい。弊社の考えとしては1時間あたりでどのくらい開封・梱包できるかにより県の最低賃金を個数で割って計算するようにしている。印刷以外のことはアルバイトやパートさんでも誰でもできることなので、高くならないようにと思い、梱包の内職はこういった計算をすることにしている。実際は自分でコツコツやる場合が多い。弊社はあまり請求はしないようにしてはいるが、醜い手間暇のかかりそうな梱包があった場合は多少なりとも内職代をお願いすることにしている。

梱包の場合も海外物は指紋が付着していたり汚かったりするので印刷時にきれいにしたりと手間がかかる場合があるが、これはどうにもならない。印刷の現場だけを見ていると単価が気になるかもしれないが、最初の用意からセットアップ、洗浄、そして梱包まですべてを考えれば印刷は刷るだけではないということになる

PPインクの白しか使わなかった

昨日は珍しく朝から晩まで1種類のインクしか使わなかった日になった。PP成形物用のインキで、それも両案件とも白なので朝の始まりから夕方まで白1色だけで終わった。

こんな日も珍しく通常であればいろいろな色を使ったり異なる種類のインクを使ったりするが、PPインク1色だけというのは初めてかもしれない

1つは流れのPP成形物への印刷で細かい文字列があるので、何度も洗浄をする。もう1つはPP製のマグカップであり有名なノベルティ会社より直送され、完了後に最終顧客へ直送となる。PPのマグカップも細かい文字があるので20~30個くらい印刷しては版を洗浄して合計300個を仕上げた。まる1日かかったが、洗浄や再現性を考えるとこのくらいの手間暇をかけなければPP製の成形物へ細かいデザインの印刷はできない。

PPはやり直しがきくので比較的気楽にできるが、目詰まりが激しいのでメーカーの超遅乾溶剤で希釈してもダメだ。PPマグにはT-950という超遅乾溶剤を使ったがそれでも20個ちょっとで目詰まりがおきる。これが冬場ならばおそらく倍の40個くらいはいけたかもしれない

別のPPケースにはイソホロンを使い、超遅乾溶剤の上を行くくらいの超超遅乾溶剤という感じで印刷をしているが、こちらも夏場は作業性が落ちる。夕方から夜にかけて涼しくなるので、弊社は夏の3か月の間は昼間には目詰まりの多い案件は行わずに夜に作業をすることが多い。ある意味フレックスタイムで働くような現場ではあるがこういう工夫をしなければ印刷はできない

台風で涼しくなっている 印刷にはちょうど良い

台風で天災でしんどいかもしれないが、ここのところの猛暑でなかなか印刷が進まない。目詰まりが激しいのでどうしてもつまりの出るインク、とくにPP系は作業スピードが遅い。

一昨日も夜の涼しい時間ではあったが、PPインクで細かい文字を印刷していたが、たったの3回で目詰まりをおこしてしまった。合計枚数が多い案件になるのでこれでは作業性が悪いと思い、データ修正をしてもよいかクライアントと確認したが、特に問題はなさそうなので少々データを調整して目詰まりしにくいようにしようと思う。幸いにも納期は長めにもらえそうなので、夜の涼しい時間をみつけてすこしづつ作業をしようと思っている。

今日の午後には台風が去るとは思うが、今日は外出もせずにコツコツと印刷をしようと思う。昼間でも比較的涼しい日になりそうなので作業のスピードも速くなるとは思っている

少量印刷が主体だが、たまにロット数が多い案件がやってくる。ロット数の多い案件をたくさん抱えることはできないので、ロット数が多い案件は長めの納期や分納で対応してもらえると助かります

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